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Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2022年05月20日
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カテゴリ:絶対存在論
神の存否-415
 定理二六についての記者の付記:人間の「理性」とは、一般解釈上は、感情に走らず、物事のそうあるべき当然のすじみち。正しい論理「道理」に基づいて考えたり判断したりする能力。哲学的な解釈ではプラトンの概念的な推理能力の悟性に対して、真実在を直覚する能力とされるのが代表的です。人間の心は、 精神分析学の創始者として知られるオーストリアの心理学者で精神科医。 神経病理学者を経て精神科医となり、神経症研究、自由連想法、無意識研究を行ったジークムント・フロイト(独: Sigmund Freud、1856年5月6日 – 1939年9月23日)や実験心理学の父と称されるヴィルヘルム・マクシミリアン・ヴント(Wilhelm Maximilian Wundt、1832年8月16日 - 1920年8月31日)の時代からそうですが、無意識の状態でいつも意識の中に入ってくるものを自我が留めていて、そうしないと人間が知覚する外界と内的な欲求と理性の整合性が取れない。その整合性を取るために自我が何とかしようとしている。その中の一つの構成要素が理性だと解析されます。生理学的には大脳皮質の前頭葉の「大脳新皮質」発達に伴うところが大きいと生理学的には云われます。脳の一つの働きとして、 人間の脳には理性がある。デカルトの「我思う、ゆえに我あり」の如く人間だから自分を内的に知覚して言葉で共有できる。然し乍ら、現代世界の最先端の生物学では、実は動物に意識や理性がないことを誰も証明はしていなくて、我々人間が人間は特別だと思い込んでいる可能性もあるります。更には、人間の「理性」の役割は「社会性」にあるとも云われます。人間の脳の構造を分解すれば、米国の神経科学者ポール・D・マクリーンが提唱する「三位一体の脳仮説」、人間の脳は、進化的に最も古い反射脳(延髄・脳幹)、次に古い情動脳(大脳辺縁系)、最も新しい理性脳(大脳新皮質)に分類される。この中で古い部分である、反射脳と情動脳は、合わせて「生存脳」と呼ばれ、生命の生存にとってはなくてはならない機関とされる。生存にとっては、外界からの刺激に対する何らかの反射(反応)と、情動(感性)による外界からの刺激の認識が欠かせないのである。つまり、外界からの刺激を受けて、感性を研ぎ澄ませないと、生存本能すらも危うくなると解釈できる。加えて、最も新しい理性脳(大脳新皮質)は「社会脳」とも呼ばれており、外界と自己との関係を表現することで、豊かな社会性を作り出している。例えば、社会脳において「運動」を司る部位である運動野において「ミラーニューロン」というものが見つかっている。これは、例えば、自分が手を動かす場合に反応するニューロン(神経細胞)が、他人が手を動かしているのを見ただけで反応する、という現象である。すなわち、自分の行動と、他人の行動を、同じこと(或いは違うこと)と認識することによって、他人への共感や、自己と他人とを区別していると考えられる。そしてこの「社会脳」は「生存脳」とも強くリンクしていることが知られている。すなわち、外界からの刺激を受けて、感性を研ぎ澄ませることなしには、生存本能はおろか、社会性すら維持できなくなるということである。このように、理性を司るとされる大脳新皮質は、生存脳とリンクすることで、豊かな社会性を作り出している。そして、こうした豊かな社会性というものは、脳が「だまされる」ことではじめて外界との関係を作り出し、それによって作り出されるものであるということである。以上はスピノザの理性は自己保存能力の精神の対応を示します。



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最終更新日  2022年05月20日 06時11分13秒
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