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テーマ:今日のこと★☆(104018)
カテゴリ:家族
今朝、起きてみると、2階が今までになく静かなことに気が付きました。
これまでは親ツバメの声とヒナたちの声がひっきりなしに聞こえてきていたのに、それがピタリと止まっています。 鳥たちの朝は早く、夜明けとともに彼らは活動し始めます。 そうか・・・・ついに・・・・・ そう思いながら、私は2階への階段を上っていました。 いつもの部屋から巣を見ると・・・・ 昨日の夕方、尻込みしていたおデブちんのヒナも含め、すべてのヒナたちが巣立っていました。 手作りの巣とカラスよけの防護柵だけが、ぽつんと取り残され、主(あるじ)を失いたたずんでいました。 そうか・・・・無事にみんな巣立ったんだな・・・・ わが家で新しい命を育み、無事に育て上げ、ヒナを巣立たせていった親ツバメの労をねぎらうと共に、ちょっとした寂しさを感じながら、私は2階を後にしたのでした。 よくがんばったよなぁ・・・親ツバメたちも、本当に・・・・ そして、出勤時。 駐車場に向かうその途中で、私は、ある聞き慣れた声を聞いたのでした。 あの声は・・・・あのさえずりは・・・・! そうです、わが家で鳴いていたあのツバメのヒナたちの声・・・・ わが家から50メートルくらい離れた電線の上。 今まで3週間の間、ずっと聞こえていた懐かしいヒナ鳥たちのさえずり声です。 聞き間違いはありません。 私たちにとっても愛おしいヒナたちの声ですから。 「お、おまえたち・・・なのか?!」 見上げる頭上、1羽は飛びながら、残り4羽の周りをスイスイ飛んでいます。 仲良く4羽が電線に留まり、1匹は飛び回って、ときに5羽並ぶ・・・ わが家で育った5匹のヒナ鳥たちです。 「おまえたち・・・よくここまで大きく育ってくれたな。ここでしばらく飛ぶ練習、エサをとる練習をしっかりするんだぞ。強く、たくましく、生きていけ! そして南のほうに戻っていくんだぞ。そして・・・、そして・・・来年になったら、もう一度うちに戻ってこい! いつでもわが家はウェルカムだからな!」 例年よりも3週間も早く梅雨明けした、大阪・山の中。 抜けるような青空に中に浮かぶ彼らの背中に、そう声をかけてやったちちおにんなのでした。 *へぇ~とか、うんうんと思われたら、こちら↓をポチッとおねがいします!* にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.06.30 08:41:21
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