テーマ:仕事しごとシゴト(23434)
カテゴリ:仕事関連
以前勤めていた個別指導の学習塾は名古屋セントレックスではもっと早めに上場できていたらしいのですが、代表の意志であくまでジャスダック上場にこだわったのですが、リーマンショック後でも何とか無事に上場を果せました。
実はこの切り札となったのは個別指導の収益性。仮にうちの会社がクラス指導専科であれば、上場は恐らく無理だったでしょう。 しかし、何故個別指導は上場審査に通るくらいの収益性を出せるのでしょう???その理由は色々ありますが、一番は中学受験生・高校受験生を卒塾させない方針を取っているからです。クラスでは勿論、高校合格すればそれで終了というイメージが強いですが、私が入社して3年目くらいにそれまで個別でも卒塾が当たり前だった状況が一変し、エリアマネージャーなどの管理化の下、かなり合格させても卒塾させることに関しては五月蝿くなりました。サービス業でも個別指導は飲食業のように回転率を上げる事で収益が高くなるのではなく、1名あたりの生徒をどれほど長くいさせるかが要になってくるのです。 勿論、持続して自発的に勉強したいから残るという生徒さんもいらっしゃいますが、過半数は一応目標は達成したわけで過半数が卒業したがります。 ・・・・・・ということは、大体察しがつくと思いますが、受験前から面談などは動き出し、継続の作戦は1月から3月にかけて続くわけです。ですからこの時期は冬期講習・春期講習に加え、当然受験期でもあるわけですからてんやわんやになります。 また、もし継続が取れたとしても、学校が変わり、生活環境も一変するわけですからクラブ活動や通学時間などがかかるという理由で継続性の退塾率は大きく、常に動向に気を配っていなければなりません。 ⇒自分のブログが簡単登録で評価され、しかもポイントまでもらえます。宜しければ、一度訪れてみてください。 ⇒出来るだけ同じ病気で苦しんでいる色々な方の参考になればと思っております。 宜しければポチクリを。 こう考えると、1年中何らかのイベントがあり、儲かるのは会社だけという構図は当然でしょう。勿論、インセンティブ等が加えられ給与がそれなりにいただけるというのであればいいのですが、内の塾は塾業界でもかなり有名な低賃金会社でした・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.01.16 21:01:15
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