ごはんぢから　～武蔵野婦人の厨房から

今日ね、いつもいく近所の洋服やさんにふらっと寄って
服を選んでたら、店長さんに
「いっつもほんっとにかわいい！」って
誉められちゃったよ～　うっふっふー。

しかし。スカート、サンダル、ショール。
ひとつひとつを丁寧に誉めてくれたんだけど。
しめくくりはこうであった。
「自分をよくわかってる！　って感じですよね。ちょっと他ではないんですよお、武蔵野婦人さんのセンス。まぢ、目立ちますよねえ。ほんと、これからもずっとずっと、続けてくださいねー！」

うん！　と元気よく返事して帰ってきましたが。
あのさあ、
「ちょっと他ではない」　っていのと、最後の
「ずっとずっと続けてくださいね」。
これって、どういう意味なんだ？　誉め言葉？


服についてはねえ。
繰り返し言われることが多いのですが
「その服、ほんっとにあんたしか着れないよね」
「どこをどう探せばそんな服が売ってるんだ？」
これはよく言われますが
本人はいたってシンプルな服を近所で買ってるわけっす。

でもって、一番ほへへーと思ったのが
「武蔵野婦人の服は、ほんとっにぎりぎり！　ってところだね」。

ぎりぎりファッション。

ねえねえ、それってつまり、ぎりぎりのところで踏みとどまっているってことなのか、かなりの確立で「ありゃーという域に達してるということなのか。
問い詰めたら
「あああ、えっとえっと、そのお、ぎりぎりっていうのはあ
他の人が着たらはららーってなっちゃうようなもんでも
武蔵野婦人が切るとぎりっぎりのところでどうにか見える
…という意味で。ああああえっと、えっと。そりゃもちろんいい意味でえ、、、、、。つまりは力技でセンスがいいってことを言いたいわけでえええええ」
…って、あんた、それぜんぜんフォローになってないってば。

「あのね、もし私が水森亜土になっていたら、正直に、正直に話して頂戴ね、ともだちならば」
…と最近繰り返してしまう私なんですが。
でもね、本人はぜんぜんまっとうでぎりぎりとは思っていない。私が好きなもんはみんな好きでしょ？　どうよ？　と思っているのですが。うーん。
でも私が好きなファッション集めても、店は売れないんだろうか。ピンポイントでもだめか？　悩むな。

しかしそんな私も、先日ちょっとは考えましたね。
ぎりぎりといわれる私が、見てて「をいをいそれはちょっとどうよ」と思う母のファッション。
その母が、待ち合わせした私の服を、上から下まで眺めて
「ぎりぎり……。うまいこと言ったわね」
としみじみつぶやきやがった。
どうよ、あーたにぎりぎりと言われたくないよ。

…というわけで。
ぎりぎりのファッション　っていうのは誉め言葉なの？
えっとそれとも、、、、、。
悩むな。
ちなみに今日ランチで友達と久しぶりに会ったら
「相変わらずの格好だね、ふん」と言われたけど。
えっと、それって誉め言葉？
ついでに、今日の「ずっと続けてくださいね」。
これはほんとはどういう意味なんだーーーーー！（絶叫）


叫び状態なので英語はまたあとで！