ごはんぢから　～武蔵野婦人の厨房から

今週は２本しか見れなかったけど、覚書のために書いておきますー。

借りたのはこの３本。

運命の女
ＲＥＭ
歓楽通り

でもって、最後の歓楽通り（パトリス・ルコント監督）は結局見れなかったー。
今週は忙しかったこともあるけど、３本ならべてどれにしよう？　って思うと、この毎日の蒸し暑さの中では
パリの娼館のお話ってのはやっぱり暑苦しく（笑）。
見送り～。
劇場でみようと思ってた１本で、すごく楽しみにしていたのですが、やはり映画もＴＰＯってもんがありますよね＞笑。


でもって、なんといっても今週の”怒”ＤＶＤは「運命の女」である。

見ながらだんだん腹立ってきた。
でも、まあ好きな人もいるだろうし
映画評は意外といいという人もおり。
好き好きだと思いますが私は怒りました。

とにかく、会社社長のすてきな夫＝リチャードギアと
一人息子と郊外の一戸建てに住む幸福な幸福なダイアンレイン（途中で再会する学生時代の友人の語るところによると、学生時代からとびぬけて美しく、頭もよく、そしてそれが今もまったく変わってない、、、なんてのは彼女だけ、、、ってほど驚くほど美しい人らしい）。

彼女が偶然知り合ったフランス人の若者と不倫関係に。
（ただしいアメリカの家庭を壊すセックス耽美主義の若者が、古本業者の”フランス人”である、、というあたりのエクスキューズも、もうなんだかあまりにわかりやすすぎて絶句）。


あと、ストーリーとしてはほとんどなにもないっす。
サスペンスといわれてるけど、なんじゃそりゃ。

ダイアン・レイン。
大胆なベッドシーンで体当たり演技！　賞のノミネートもされたそうですが。

有名女優がＡＶまがいのポーズでセックスシーンやりゃ
体当たり演技かいな。
眉間のしわも、両ほほのしわも、ただ痛々しいだけで
中年女性のセックスを描くんだったら
オゾンの「まぼろし」のシャーロット・ランプリングぐらいの深みを出してくれーー！　と叫んでみたが。

でも、最後に思いました。
（後半かなり早送りしちゃいましたが）。
ああ、いいのかー。
これって、ルックスがとってもよくて
社会的地位もまわりがうらやむようなものをゲットしてて
でもって、おつむはとおおってもよわい
アメリカ中流階級の
よおくいるビジュアル系夫婦のあほな事件簿、、、
と思えばすべて納得がいく。

問題は、監督がそこをねらって描き出しているのではなく
まじめに頑張って作ってみた結果そうなっちゃった、、、
ってところだけど。
でもしかたないか、ナインハーフだしな。この監督のルーツは。
（…って、ぜんぜん進歩してないじゃん、ナイン・ハーフからーーー＞撃沈。トイレでの着衣のままのセックスシーンとか、あまりの進歩のなさに泣きたくなったよ。）

ということで、ＤＶＤ見て久しぶりに怒った武蔵野婦人でした。
ハリウッド映画借りてきたのが間違いだったか。



でもって、もう１本の「ＲＥＭ］。
これはよかったです。
いや、思ったより面白かった。

まあ、手口としてはよくありがちな種明かしとなっていますが、その過程の描き方はうまいな、と思いました。

舞台が自分の家の中だけ。
主人公は１歩も自分の家から出ていないのに
飽きずにここまで見せるのは
細かいところをうまく描いているからなんだろうなああ、と
もう１本が怒りまくりだったので
こちらは穏やかに楽しく見させていただきましたです。
（…って、内容的にはこっちのほうが
　ずっと猟奇的だけど、、、、、、）

さて、来週は何をみようかなあああああ。
（死ぬまでにしたい１０のこと、１０日間で上手に男をフル方法、、、、は、まだまだ当分借れそうにありませんです、、、、＝いつも全部貸し出し中～）

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I watched two DVD this week.
But I was annoyed to saw one of these DVD "Unfaithful".
"Unfaithful" is an original title,and japanese title it changed to "Unnmei no onnna".This japanese means "Femme fatal".
The lead actress Dyan Rain is a famme fatal??
I think this japanese title is in falt. It doesn't express the main porpose of this film.
if I were to use one word,this film is "The idiot case file of the family of America who doesn't have much intelligence.