【プレイ日記】友人宅ゲーム会
定例会。久しぶりのフル参加。SSK、まるみ屋、ハマチ、gen、私の5人。●遺言(お払い箱拡張入り) 詳しくはこちら↓ボードゲーム大好き坊主:おかしな遺言 拡張 お払い箱 Last Will Getting Sacked SSKが前々から、5人揃ったときにプレイするのを虎視眈々と狙っていたこれから。特殊効果を持つカードの追加、可変計画ボードのほか、大きな違いは毎ラウンド収入を生んでしまう忌むべき「職業」と、1アクションで同時に数枚のカードセットをプレイして浪費できる「結婚」の2つ。 今回は80金持ちの5スロ職業でスタート。1ラウンド目にも収入が入るので、実質91金持ち。きっつw この拡張超きっつw 最初の手番で山から「ウェディング・プランナー」助力者カードを引いたので、即座に結婚重視路線で行くことに決めた。そのあと、ラウンド終了時の手札上限が4枚になる「学友」を取り、順風満帆……のつもりだったが、これでも結婚カードを4種類揃えるのは難しく、3枚セットで3回プレイすることになった。さすがにこれ一本槍というのは間違ってたw 定期的にノーアクションで浪費できる系の助力者があと1人でもいればだいぶ違ったかな。勝ったのは唯一破産に成功したSSK。 結婚路線にはほぼ必須の2人。でもこれだけじゃちょっと戦えないねw 職業拡張入れると当然破産が難しくなり、初期資金によっては最終ラウンドまで誰も破産できなくなるだろうから、当然プレイ時間は延びる。だがまあ誤差の範囲だし、経験者なら常に導入していい拡張と言えるだろう。 相変わらずアクション+1カードが(実情はともかく心理的には)強すぎるし、それゆえ計画フェイズ中の手番順格差が気になる。この拡張入れてプレイできるメンバーなら、ミニ拡張の手番順変更ルールも使った方がいいかもね。手番順のために下男を1個使うから、さらにきつくなるけどねw●トレジャーハンター 続いてこれ。ドラフトで3色の数字カードと特殊カード、番犬カードなどを9枚得る。そのあと3種類の地形で、対応するカードの数字比べをする。このとき特殊カードで数を減らしたり増やしたりでき、一番でかいプレイヤーと一番小さいプレイヤーが財宝カードを得る。マイナス点の財宝もあるというのがミソ(のつもりでデザインしたんだろう)。 そのあと充分な番犬を持ってないプレイヤーはゴブリンにカツアゲされて銀貨を巻き上げられ、充分かつ最大の番犬を持ってるプレイヤーはゴブリンをカツアゲしてその銀貨を巻き上げる。ラウンドごとにプレイエリアも手札も完全リセットして、規定ラウンドプレイして財宝点+銀貨が多いプレイヤーの勝ち。 何せ完全リセットなので、毎ラウンドだいたい同じことを繰り返す。財宝点の差が激しく、ちょっと変わった得点をもたらす系(「持っている●●ごとにX点」みたいなの)は期待値が低すぎて取る意味がない。ゆえに取るべき財宝が明白すぎ、それを取ったプレイヤーが勝つだろう。他プレイヤーがカツアゲを完全無視し続ければ、唯一備えたプレイヤーが銀貨でまくるかもしれんが、まあそんな展開はほぼないだろう。この日は高得点カードを2枚取ったSSKが勝った。 ドラフトゲーと競りゲーは、そのシステムが嫌いじゃなきゃある程度の面白さが保証されちゃうから、そこに+αがないと高評価はできない。そしてこのゲームに+αはない。ドラフト入門にはいいかもね。●モルタールの入口 詳しくはこちら↓海長とオビ湾のカジノロワイヤル:BG紹介:モルタールの入り口 最後にこれ。悪い奴を倒すために異世界の英雄を召喚して、真珠を払って働いてもらって、12点分の英雄を用意したらゲーム終了トリガー。もう1周して最高得点プレイヤーの勝ち。 低得点+能力持ちと、高得点の英雄の2種類がいる。序盤に前者を集めて、終盤に後者を召喚できるようにしなさいよという、分かりやすい拡大再生産ゲー。よくできてるし、面白いが、ちょっと成長曲線がいびつかな。素の状態では低得点カードを出すのも難しいので、能力系はほぼ必須なのだが、こいつらの得点が1点か2点。12点取らないと終わらないので、たいてい8点くらいまではこいつらをじりじり集めて、最後に4点以上のカードで終わらせる感じになると思われる。正直ちょっと長い。なぜかプレイ人数による調整がないので、特に5人でやると長い。これは何とかならなかったのかね。 あと、コストとなる真珠カードの全流しルールはあるのに、なぜか英雄カードは流せない(しかも場に2枚しか出てない)。序盤に高難度高得点系が2枚並んじゃうと、もう基本的に山引きしかなくなる。これで能力持ちを引ければいいが、引けなきゃあとは差がつく一方。今回はうまいこといった私とgenが競り合い、たまたま私が勝った。 私が召喚した英雄たち。だいたい上段左から下段右へと取っていった。これくらい準備しないと最後の2枚を出すのは難しい。ダイヤモンド戦術は割とうまくいったが、毎度うまくいくかは未知数。 序盤に山からコストが8877だかそんな感じのを引かされ、しばらく能力系を得られなかったまるみ屋は勝負に噛めなかった。これ英雄も流せるルールじゃダメか? あと5人だと、ほぼ全部の英雄ができる展開になりがちだろう。やはりプレイ人数に応じたゲーム終了得点の調整が欲しい。 悪くはないが、もう一歩足りないね。