竹の箸、器を作る
1年前にいただいた竹。何を作ろうかずっと考えていました。ボランティア先でも竹工作を子どもさんに体験していただくイベントはあることはあるのですが、材料そのものの加工はスタッフがやり、子どもたちは組み立てるだけというのが多いです。だけど私は子どもたちに加工の大変さを体験してもらいたい…で、考えたのがコレ↓竹の器や箸です。これだけ作れば基本的な作業を一通り体験できます。使う道具は竹ノコ、鉈(ナタ)と木槌、小刀、紙やすり、火(コンロを使用)。野外キャンプなどで、竹を切り出して即席で器を作ることがありますね。流しそうめんとか。コップの底になる部分だけは私の方でカットして準備しました。マスキングテープを巻いて水平な線を決めてからカットするとまっすぐ立ちます。準備はここまで。1つの筒から全部作れますが、鉈は取り合いになりそうなので、箸用の材料だけはやっぱり別に作りました。みんな竹と格闘しました。刃物を扱ってますので、制作中の写真はほとんど撮れなかったです。鉛筆を削ってウォーミングアップ中。コップの切り出し。ナタで縦に割った材料で箸置きを作ろうとしてます。最後にコンロで炙って油抜きをします。熱いうちに余分な油を拭きます。艶も出て美しく丈夫になります。(実際にはもっとちゃんとしないといけないのですが、あくまでも体験ということで)焼いた竹の香りが「いい匂いがする~」って言ってたのが印象的だったなぁ