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びー。@ Re:久しぶりぃ〜(09/01) おかえりなさいませ? なんか違うな。別荘…
みえこ55@ Re:2015年my映画ランキング:元気にしています(01/02) お久しぶりです〜^o^ ブログにコメントを…
rose_chocolat@ Re[1]:2015年my映画ランキング:元気にしています(01/02) kaoritalyさん コメントありがとうござい…
kaoritaly@ Re:2015年my映画ランキング:元気にしています(01/02) ご無沙汰してます。 ベスト10の映画、…
rose_chocolat@ Re[1]:2015年my映画ランキング:元気にしています(01/02) みえこ55さん こちらこそレス遅くなりす…
2010.12.12
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原題: NORWEGIAN WOOD

原作 : 村上春樹

監督・脚本 : トラン・アン・ユン

出演 : 松山ケンイチ 、 菊地凛子 、 水原希子 、 高良健吾 、 玉山鉄二 、 霧島れいか 、 柄本時生 、 初音映莉子

(TOHOシネマズ1か月フリーパス鑑賞 7本目)

公式サイトはこちら。


<Story>


親友・キズキを自殺で失ったワタナべは、東京で大学生活を送り始める。
ある日、ワタナベは偶然にキズキの恋人だった直子と出会い、毎週直子と東京の街を散歩するようになる。
直子の20歳の誕生日、精神的に不安定になった直子と夜を共にする。
それ以来、ワタナベは直子と連絡がとれなくなってしまう。

さらに喪失感が深まり心を病んだ直子は、京都の療養施設に入所していたのだ。
直子に会いたくても会えない状況の中で、ワタナベは大学で出会った不思議な魅力を持つ女の子・緑にも惹かれていく。



<感想>

原作は発表当時に読んでいます。
そして、長らく読んでなかったんですが(笑)、この度また読み返し、映画に臨んでいます。
映画鑑賞後に思ったことは、
これは原作を未読か既読か、
あるいは読んでるなら、好きか普通か嫌いかによって
大きく感想は分かれるだろうなということです。




今日の感想は断片的にネタばれの可能性ありますので、
読む方はそこを承知の上でお願いしますね。










この映画の前哨戦として、トラン・アン・ユン監督の
『青いパパイヤの香り』を鑑賞しています。
彼は質感で見せる作風なんだなとその時は感じましたが、
まさに本作もその通りでした。
例えば人の体温だとか、肌に流れる汗や涙、 そういった「体温」を感じさせる映像です。
これが大きなスクリーンを通じてもこちらに伝わってくる。


そして多くの方が仰せですが、カメラワーク、ロケーションの素晴らしさですね。
兵庫県の砥峰高原というところ、よく見つけたなと思います。
一面見渡す限り草原、そこには四季折々の風景が展開されていて。
春は緑のうねりの中で、
夏は草いきれと汗にまみれながら、
秋は風と共に肩を寄せ合い、
冬は荒涼として広がる雪景色の中で、
たった1年しか見なかった風景の中で、ワタナベと直子は お互いの距離を考えていきます。
この状況にはこの場所しかない、なかった。 そう思います。


しかもここはただの高原ではなく、トラン・アン・ユン監督をして、
「官能的」と言わしめたとか。
そう、この映画では何と言っても官能がないと話にならないのです。
官能と自然の融合を映像で表現することは実に難しいことです。 しかもこの作品は
観客動員が至上課題でもある。 そこを考える時、この映画を
トラン・アン・ユン監督でというのは、誠に正解でした。




本作の中で印象に残った人物と考えると、
まず、緑ですね。 
水原希子さん、彼女の透明感というのがこの映画には必要でした。
演技が未経験だとは思えないくらい、この役にはぴったり。
「待っているわ」と雪の中で言った時、
「どこにいるの?」とワタナベに問いかけた時、
その内にある緑の想いも、きちんとこちらに伝わるものがありました。


そして、この映画で一番秀逸だと感じたのは、
ワタナベ、永沢とハツミの3人の会食シーンです。
この照明の感じも、間接照明がすごく効果的で、
ハツミが静かに怒りを募らせていく部分にぴったりでした。
どうしようもないと思いながらも、それでも永沢のことが好き、忘れられない、
そんな報われない自分が無意味に感じてしまう。
複雑な心境をよく演じていたと思います。


ワタナベ、キズキ、直子はどうしても最初は高校生には見えなかった。
男性陣はガッチリしてたし、
やっぱりイメージ先行してしまってね。
特に直子の女子高生は無理っぽかったかな・・・ 『バベル』の時は大丈夫だったんだけど。
キズキは、小説でもあまり多くが語られていなかったので、出番がないのは
致し方なかったですね。
ワタナベ、直子は、それぞれの役割を意識して頑張っていたと思います。
どうしたって原作と比較されていろいろと言われるのはわかっていたと思うし。
どうしても直子役をやりたかったという希望の凛子さんの熱意は伝わります。







この上下巻2冊のエピソードを、2時間~2時間半の尺で余すところなく入れるというのは
絶対に不可能なので、どこかを切らないといけなかったけど、
そこは苦労されただろうし、工夫もされてました。
セリフ使わないで、映像と音楽で処理できる部分はそうしたりね。
そういうのはトラン・アン・ユン監督はお得意だと思います。


ただ、「あー、これがあったらな」って所がカットになっていたのは
もったいないです。
例えば(ネタばれ、反転します)
突撃隊のエピソード」とか
直子の葬式をレイコとワタナベがするシーン」、
レイコさんの過去」とかね。
特に「レイコさんの過去」はちゃんと言ってほしかった。
少し長くなってもいいから、これちゃんと説明した方が、原作未読の人にはわかりやすかっただろうし、
彼女もまた、深い喪失感に囚われていたんだってことがわかったと思うんだけどね。


そして、直子の一番肝心な本質を表すセリフが抜けてました。

「私はもう誰にも私の中に入ってほしくないだけなの

これがあるかないかで、彼女の心情の理解の仕方が
全然違っただけに、
あの場面はワタナベと揉めるだけにはしないでほしかったですが・・・。



ともかく、この原作をこの尺に収めること、この難行を成し遂げたことに関しては、
評価されていいと思います。
原作をそのまま全部持ち込むことは不可能ですので、
どこかはカットになる。 それを差し引いたとしても、
伝えたかったこと、「深く愛すること」は、
ちゃんと届いていたように思いました。
パスポート期間中なので、あと何回か見てみたいです。







今日の評価 : ★★★★☆ 4.5/5点



  

  












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Last updated  2010.12.14 21:10:51
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なるほど   にゃむばなな さん
反転しているところのセリフを拝見すると、既読者の方がこの作品はもっとディープだという理由がよく分かりました。
原作は原作で別の面白さがありそうですね。

ちなみにあの兵庫県神河町の草原は神戸フィルムオフィスが見つけてきたそうです。このフィルムオフィスは今年で10周年を迎えた、日本映画界にはなくなてならない存在ですからね。
同じ兵庫県民として少し誇らしいです。 (2010.12.14 21:07:03)

にゃむばななさん    rose_chocolat さん
こんばんは~

はい、読んだ方が、映画の細かい部分の重みは
わかるかもしれません。
逆に、これがあったらな・・・ っていうところもね。
読んでみてくださいませ~

あの高原は凄かったです。
行ってみたい!
(2010.12.14 21:12:22)

高得点!   まっつぁんこ さん
「ともかく、この原作をこの尺に収めること、この難行を成し遂げたことに関しては、評価されていい」
同感。
過去の話はなくて良かったと私は思いました。
彼女まで描いていると尺が・・・ (2010.12.14 21:58:29)

なるほど~   マリーmypink さん
roseさん、素晴らしいです~。
私の稚拙な解釈と文が恥ずかしい~~~。
こうしてみると、やはり原作を読んでいる人限定みたいな所ありますね。
ネタばれ「」部分、重要ですね。
私、ただ感情が昂ぶって~みたいに思ってたかも。

原作、もう1回チャレンジしようかな・・・ (2010.12.14 22:02:24)

まっつぁんこさん   rose_chocolat さん
こんばんは~

そうかあ、過去の話はなくてもいいか~。
でも、どこを入れてほしいかは、それぞれの読者さんでまた異なるんだよね。
難しい原作です。
(2010.12.14 22:20:58)

マリーmypinkさん   rose_chocolat さん
こんばんは~
おほめいただきありがとうございます~ 恥ずかしいー

>こうしてみると、やはり原作を読んでいる人限定みたいな所ありますね。

限定ではないけど、未読の方にとっては、
「何で?」って思ってしまう部分があったと思います。

>ネタばれ「」部分、重要ですね。
>私、ただ感情が昂ぶって~みたいに思ってたかも。

そう、このセリフがあるとないとでは、
全然解釈が違ってきますよね。

>原作、もう1回チャレンジしようかな・・・
-----
ぜひぜひ~♪
(2010.12.14 22:25:16)

たぶん、見ない、かなぁ。。。   pikurusu2225 さん
 気になっていたので、反転の部分も、読ませていただきました。
小説って、自分の中でイメージが作られますよね。
それを映像化されるとイメージと全く違って、がっかりすることが多いのです。
特にドラマ。。。
これは、映画だからちょっと違うのでしょうか~。
(2010.12.14 22:43:00)

この映画の効果   KLY さん
原作が読み易くなった。今のところはそれだけです。(笑)
出版社に乗せられたかな?^^;
私は菊地凛子の直子は結構好きで、あの可憐な感じが良いと思っているのだけれど、それこそヤマトじゃないけど、思い入れのある方にとっては下品だなんていう方もいて興味深いです。
ようやくレイコが出てきたところまで読んだんですが、悪いけど映画からじゃレイコが患者だとは解らないですよ。もっとも、患者兼職員みたいなものだったから説明省いちゃったんでしょうけどね。
そうそう、余談ですが『ノーウェアボーイ』を一緒に見に行ったビートルズファンの友人が、張り切って初日に観に行って怒ってました。エンドロールだけかよ!って。(苦笑)
(2010.12.14 22:48:05)

Re:『ノルウェイの森』 (2010) / 日本(12/12)   マダム・ゴージャス さん
原作を読んだのは、いつだったかなあ。ずいぶん前です。
それでも、覚えている部分もあり、印象的な本だったと思います。
松山ケンイチは、よさそうなキャスティングと思っていました。映画化されて、見たい気持ちと、ちょっと引いてしまう気持がありましたが、
roseさんのブログを読むと、見たくなるんですねえ。 (2010.12.14 22:51:34)

Re:『ノルウェイの森』 (2010) / 日本(12/12)   craftwork5659 さん
今日は東宝シネマズの映画の日¥1000なので迷わずこの映画を観てきました。

まず、この本は分厚い2冊なので原作は読んでいません。
この作品のヒットからして気にはなっていました。
ビートルズの曲なので勝手にそういうイメージを持っていましたが、
関係ないらしいと聞いていました。
曲の訳もWooDだから森じゃなく、木材ですからね。。。


何の先入観もなく、1967年からのストーリーとして観ました。
外人監督なのに昭和の描き方は違和感が無かったですね・・・
もちろんこの時代の記憶はありませんが、衣装や背景になる
壁や生活器具のポットやテレビなどリアルでした。


さて、本題ですがこんなに重い作品だとは思っていませんでした。
エロいという言葉は適当ではないのでしょうが、
こんな内容だとは思いませんでしたね。
しかも出演者のほとんどがそういう表現を使うとも思わなかった。
友人達とこういう会話はしたことがないだけに大きなギャップを感じました。

詳しくは後日ブログに書くことにします。

ただ、最後はこういうことで終わることになるんだ・・・
と思いましたね。

最後は結論を具体的にしないというか、終わった感が拍子抜けでした。
悪い意味ではなく。

なので、エンドロールまで観てしまいました・・・

後日・・・・・
(2010.12.14 23:47:07)

pikurusu2225さん    rose_chocolat さん
こんばんは~

小説を他メディアでリメイクする場合って、
基本的に同じじゃないと思った方がいいです。

これもそう思ってましたけど、
とても気配りがなされていて、世界観というものは失われてなかったように感じました。

ただ、TVドラマにはしないでほしいですね(苦笑)
(2010.12.15 05:02:47)

KLYさん   rose_chocolat さん
こんばんは~

>この映画の効果
>原作が読み易くなった。今のところはそれだけです。(笑)

・・・がくっ。 w

>私は菊地凛子の直子は結構好きで、あの可憐な感じが良いと思っているのだけれど、それこそヤマトじゃないけど、思い入れのある方にとっては下品だなんていう方もいて興味深いです。

そうだなあ・・・ 
直子は、凛子さんならいいかな? と思ってたし、
彼女の熱意も伝わっては来たんだけど、
初々しさに欠けてたかもしれません。
どうしても彼女のイメージで見ちゃうからね。

今思ったんですが、水原希子さんが直子だったら
どうなってたかな?

>悪いけど映画からじゃレイコが患者だとは解らないですよ。もっとも、患者兼職員みたいなものだったから説明省いちゃったんでしょうけど

この書き方ですと、まだレイコの本当の事情までは読んでないね(笑)
そこまで読むと、深い・・・ って思いますよ。
未読の方には、映画内でレイコさんの事情は分からなかっただろうなあと思います。 これがあったら、最後のワタナベとのシーンの意味も変わってきたんですけどね。

>『ノーウェアボーイ』を一緒に見に行ったビートルズファンの友人が、張り切って初日に観に行って怒ってました。エンドロールだけかよ!って。(苦笑)
-----
何でも、ビートルズの楽曲使用料だけで
製作費の何分の一かはかかるらしいっす・・・ f^^;
(2010.12.15 05:07:51)

マダム・ゴージャスさん   rose_chocolat さん
こんばんは~

>原作を読んだのは、いつだったかなあ。

今回、結構そういう方も多く、安心してます(笑)
私は1987年発表当時に読んだのは覚えてます。

>松山ケンイチは、よさそうなキャスティングと思っていました。映画化されて、見たい気持ちと、ちょっと引いてしまう気持がありましたが、
>roseさんのブログを読むと、見たくなるんですねえ。
-----
光栄です。
ぜひ、映画にいらしてください。
(2010.12.15 05:12:26)

craftwork5659さん   rose_chocolat さん
こんばんは~

>今日は東宝シネマズの映画の日¥1000なので迷わずこの映画を観てきました。

いいきっかけですよね~。

>ビートルズの曲なので勝手にそういうイメージを持っていましたが、
>関係ないらしいと聞いていました。
>曲の訳もWooDだから森じゃなく、木材ですからね。。。

"Norwegian Wood"、この発音が、
"knowing she would" と似ていて、そこを引っかけた曲じゃないかって話もあるようです。

>何の先入観もなく、1967年からのストーリーとして観ました。
>外人監督なのに昭和の描き方は違和感が無かったですね・・・
>もちろんこの時代の記憶はありませんが、衣装や背景になる
>壁や生活器具のポットやテレビなどリアルでした。

そうそう。 それはそれはリアルでした。
CGで作ったのもあるとは思いますけど。
よく探しますよね。

>さて、本題ですがこんなに重い作品だとは思っていませんでした。
>エロいという言葉は適当ではないのでしょうが、
>こんな内容だとは思いませんでしたね。
>しかも出演者のほとんどがそういう表現を使うとも思わなかった。
>友人達とこういう会話はしたことがないだけに大きなギャップを感じました。

craftさんは原作未読ということですが、
全編こんな感じです。 大きく逸れたところはなかったですよ。

>最後は結論を具体的にしないというか、終わった感が拍子抜けでした。

あれも原作通りではありますが、場所があそこではないようにも思ったけど。
余韻が欲しかったけどね・・・
(2010.12.15 05:18:13)

出遅れました   ☆オレンジピール☆ さん
感想、楽しみにしていました。
未読の方は、展開が理解できない所があったのでは?と心配しながら観た私です。

roseさんは文章が本当に上手いですね。
私書箱にメールしますので、読んで下さい。 (2010.12.15 19:48:49)

映像美   Cartouche さん
同じく発売当時に読んでそれきりなので詳細忘れてしまったのですが、反転で書かれたところは確かに重要だったと思います。とはいえ映像美と音楽による力は大きく、さすがトラン・アン・ユン監督だと思いました。 (2010.12.15 19:52:38)

TB&コメントありがとうございました♪   テクテク さん
こんばんは(^^)

私は原作を読まずに今回の映画を観て
初めて「ノルウェイの森」という物語を知ったのですが…
これは奥深いお話でしたね~。

でも、今の私だから理解出来る部分が大半で
原作本が発売された23年前の私だったら
絶対に「なんで?なんで?なんで?」
こんな疑問ばかりが残ったような気がします(^^;

あの頃は読めなかった原作本ですが
rose_chocolatさんのレビューを拝見して
更に奥深い所を原作の中から感じてみたいと思いました♪ (2010.12.15 20:08:10)

☆オレンジピール☆さん   rose_chocolat さん
こんばんは~

>感想、楽しみにしていました。

うれしいです~

>未読の方は、展開が理解できない所があったのでは?と心配しながら観た私です。

一切説明がないですし、セリフがないシーンなどはまさに小説を読んでれば、あの場面そのものか・・・と思えるはずです。
読んでないとキツそうですよね。

>roseさんは文章が本当に上手いですね。
>私書箱にメールしますので、読んで下さい。
-----
いろいろとお気遣いありがとうございます。
(2010.12.15 22:34:31)

Cartoucheさん    rose_chocolat さん
こんばんは~

そう、映像美と音楽の融合って、この監督の
お得意とするところですよね。
その点についてはとてもいいと思いました。

この内容をそのまま2時間の尺に入れるっていうのも至難の技ですもんね。
(2010.12.15 22:37:22)

テクテクさん   rose_chocolat さん
こんばんは~

>私は原作を読まずに今回の映画を観て
>初めて「ノルウェイの森」という物語を知ったのですが…
>これは奥深いお話でしたね~。

発表当初に貪るように読みました。
奥が深いですよ~

>でも、今の私だから理解出来る部分が大半で
>原作本が発売された23年前の私だったら
>絶対に「なんで?なんで?なんで?」
>こんな疑問ばかりが残ったような気がします(^^;

今回改めて読み返して、
昔若いころに読んだところとは違う部分に惹かれました。
読む人の年齢によってもいろいろ考えさせられる小説でした。

>あの頃は読めなかった原作本ですが
>rose_chocolatさんのレビューを拝見して
>更に奥深い所を原作の中から感じてみたいと思いました♪
-----
ぜひぜひ、感想聞かせてくださいね。
(2010.12.15 23:01:25)

これは要チェック   ノルウェーまだ~む さん
roseさん、こんばんわ☆
原作を読んでから観た方がよさそうですね~
でも、きっと観るまでに読みきれない気がする・・・(汗)
大好きな松ケンだし、ノルウェイだし、観たいわ☆ (2010.12.16 06:23:22)

ノルウェーまだ~むさん   rose_chocolat さん
こんにちは~

これは原作読んでから観た方がいいと思います。
読者限定でしか、わからない部分がありますね。
間に合いますように~
(2010.12.16 06:56:59)

Re:『ノルウェイの森』 (2010) / 日本(12/12)   メイマーム さん
そーそー!そーそー!(笑)うなづきまくりながら読ませていただきました。
なんだか、もう1回観にいきたくなりました・・・
緑、ほんと、起用グッジョブでしたね。彼女でよかった。
反転部分、見せてもらいました。そうそう。ほんと、勿体ないとこがたくさん抜け落ちてて・・・ (2010.12.17 20:17:48)

こんにちは、はじめまして   鍼原神無〔はりはら・かんな〕 さん
ご挨拶が遅くなりましたが、TBのやりとりありがとうございました。

小説版、とてもお好きな様子、記事を拝見し感じました。
アタシは、比べると、もう少しヌルい感じでしょうか(笑)。

でも反転されている「私はもう」ではじまる直子のセリフは、あった方がよかったですね。そう思いました。
レイコさんの過去の方は……。アタシ的には、療養所でのレイコさんと直子の親密な関係優先で、その描写をもっと厚くしてもらえたら、もっと嬉しかったかな。 (2010.12.23 11:21:28)

メイマームさん   rose_chocolat さん
こんにちは~

緑、なかなかよかったと私は思うんですけどね。
あの世代の女の子ってあんな感じじゃないでしょうか。
透明感があったのがよかったです。
(2010.12.23 11:51:59)

鍼原神無〔はりはら・かんな〕さん   rose_chocolat さん
はじめまして こんにちは。
コメントありがとうございました。

いろいろ、ここをこうしてほしい、ああしてほしいと
思いたくなってしまいますね。 特にこの映画の場合は(笑)
非常に難しい映画化だったと思います。
それでもこうして作品としてまとまってくれていることに私は感謝です。

レイコさんのことをどのくらい盛り込むかについて考えるのは、すごく大変だったと思いました。
重要なだけに、どこまで出してどこまでカットするのか。
難問です・・・

反転部分の文章、あった方がよかったですよね。
直子のバックグラウンドがわかる文章だと思います。
(2010.12.23 11:55:38)

原作小説は・・・   悠雅 さん
登場人物との年齢差が少なかったはずの発刊当時は、その文体なのか何なのかわからないけれど、
ほんの数ページで完璧に挫折。何で売れてるのかも理解できずに幾星霜、だったのですが、
映画化と聞いて読み直したら、今度は主人公たちの母親かまだ年上なのに、
すらすら読めてしまったという変わり者です。
わたしの周囲にいる、相当な本の虫たちも、同じように挫折した人が多くてビックリだったのですが・・・

『青いパパイヤの香り』や『シクロ』がとても好きだったので、
この監督さんが撮るなら、きっとこの小説の映画化に向くだろうと思ったんですが、
やっぱりそれは当たりでした。

強烈な死のイメージの中、ワタナベがしょっちゅう卵を食べていたことが印象的。
近しい誰が死を選ぼうと、彼は生きていくんだ、と感じさせるものでした。
的外れかもしれないけれど・・・ (2010.12.27 00:14:51)

悠雅さん   rose_chocolat さん
こんにちは~

発表当時はわからなくても、今になってわかる。
私も多分そうです。
それだけ人生を生きてきたわけですものね。
解れる自分であることがうれしいです。

>『青いパパイヤの香り』や『シクロ』がとても好きだったので、
>この監督さんが撮るなら、きっとこの小説の映画化に向くだろうと思った

すごい勘ですね! さすがですー。

>強烈な死のイメージの中、ワタナベがしょっちゅう卵を食べていたことが印象的。
>近しい誰が死を選ぼうと、彼は生きていくんだ、と感じさせるものでした。
>的外れかもしれないけれど・・・
-----
ワタナベにとっては、死は考えられないものだったと
思います。 
彼は特に人生における強固な目的はないものの、何らかの未来図を作っていこうと考えていましたよね。
(2010.12.27 13:06:18)

はじめまして、   kino さん
コメントありがとうございました。
パスポートがあったので、4回、観てみました。

>人の体温だとか、肌に流れる汗や涙
そういうものを、直接、体感する感じでした。
急に雨が降り出したりするのも、情感的で良かったですね。

これは、監督さんが映像と音で書いた詩のように思います。詩だから、空白部分は多い方がいいと思うし、そこを想像して埋めていくのが、楽しい感じもありました。感覚的には、原作に近いですね。

映画のレイコさんとかハツミさんは、主人公ワタナベくんに語りかけるキャラでもあるので、過去はいっさい語らない形でいいと思いました。 (2010.12.29 02:23:02)

kinoさん   rose_chocolat さん
はじめまして こんにちは~

>コメントありがとうございました。
>パスポートがあったので、4回、観てみました。

4回! 私もそのくらい観たかったかも!

>これは、監督さんが映像と音で書いた詩のように思います。詩だから、空白部分は多い方がいいと思うし、そこを想像して埋めていくのが、楽しい感じもありました。感覚的には、原作に近いですね。

詩ですか、そうですよね。 
私も監督は原作を非常に大切にしていると感じました。

>映画のレイコさんとかハツミさんは、主人公ワタナベくんに語りかけるキャラでもあるので、過去はいっさい語らない形でいいと思いました。
-----
2回目の時にそれを考えながら鑑賞しました。
尺の問題もあるし、難しいですよね。
(2010.12.31 11:04:40)

あけまして   まてぃ さん
おめでとうございます。
永沢とハツミさんと3人のシーンは、見ごたえありました。
ロケーションは、あんなところが日本にあるんだ、と思うような、素敵な場所でしたね。
今年もよろしくお願いします。
(2011.01.05 00:02:12)

まてぃさん   rose_chocolat さん
こんばんは~
今年もよろしくお願いします^^

あの会食のシーン、素晴らしいと思いました。
3人の感情も現しつつ、それを大仰にせず秘めさせるって難しいですよね。
高原も本当に素敵でした。
(2011.01.05 01:02:08)

ばっさり抜けたのは   ノルウェーまだ~む さん
roseさん、こんばんわ☆
時間の無い中でこの作品を観ておいてよかった♪と思いました。
なんとなく敬遠していた原作にもチャレンジしてみようかな。
唯一分かり難かったレイコさんも、ワタナベと寝る前にお葬式があったのね。
唐突に東京に出てきて、それな??と思っていたので。 (2011.01.07 00:03:12)

ノルウェーまだ~むさん   rose_chocolat さん
こんにちは~

映画でこれだけ共感できたまだ~むさんには、
ぜひ原作を読むことをお勧めしますね。
なるほどーって思えるんじゃないかな?
(2011.01.08 06:34:12)

そうでしたかぁ~   miyu さん
きちんと原作を読んでた方が、
この作品は良かったのかもしれませんね。
あたしはなんて言うか、こうゆうお話だと
思ってなかったってのもあって、
少しイマイチに感じてしまいました。
ごめんなさいm(_ _"m)ペコリ
(2011.02.06 19:15:28)

miyuさん   rose_chocolat さん
こんばんは~

読んでから観るか、読まないで観た方がいいかと訊かれたら、
これは間違いなく、読んでから鑑賞する方をおすすめしますね。
映画の中に全然説明がなかったっていうのもあり(これはお話を知らない方にとっては少々不親切?)、
わかんないよーというお声が上がっても仕方ないですもんね。

それでも映画ってその方に感想は委ねられるので、
どのようであっても全然大丈夫だと思います^^
お気になさらないで下さいませ~
(2011.02.06 19:20:49)

突撃隊^^   latifa さん
roseさん、すごい!星が結構高いですね。
私が今まで回ったブロガーさんの中での、もしかしたら、最高得点かもしれない^^
白抜きの部分、私も突撃隊のところとか、お葬式のところとか、欲しかったです。でも、突撃隊の役は、柄本君に来そうだな・・・と思ってたら、ちゃんと彼が演じてたので、内診笑っちゃいました。

ハツミさんとの3人の食事のシーンは、ごくっと唾を飲み込む息を呑むシーンでしたね☆
風景とっても素敵で、私もロケ地巡り旅行なんぞしてみたくなりました。 (2011.03.07 15:54:22)

latifaさん   rose_chocolat さん
こんにちは~

>roseさん、すごい!星が結構高いですね。
>私が今まで回ったブロガーさんの中での、もしかしたら、最高得点かもしれない^^

いやぁ、だって、この映画化不可能と思われた作品を、映画化しちゃったんだもん。

>突撃隊の役は、柄本君に来そうだな・・・と思ってたら、ちゃんと彼が演じてたので、内診笑っちゃいました

すごい、どんぴしゃでした(笑)

>ハツミさんとの3人の食事のシーンは、ごくっと唾を飲み込む息を呑むシーンでしたね☆
>風景とっても素敵で、私もロケ地巡り旅行なんぞしてみたくなりました。
-----
あの3人のシーンはよかったね。
ロケ地もとても素敵でした。
(2011.03.11 08:19:36)


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