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カテゴリ:実験開発
埼玉は大雪警報。雪の日は暖かい話題を授業で1/22ブログで過飽和溶液の再結晶が発熱反応になることを紹介しましたが、写真をのせ、やり方を説明します。
左写真: 左:チオ硫酸ナトリウムNa2S2O3・5H2Oの固体(一度過飽和にして再結晶させたもの) 右:固体を直火で加熱して過飽和溶液にしたもの(室温まで冷やしてあります。手前はチオ硫酸ナトリウムの結晶) 加熱は直火で穏やかに加熱します。私はアルコールランプ(トーチ型)で加熱しました。ガスバーナーでももちろんできます。加熱は振りながら行います。 結晶水に溶けますので、水は加えません。少し濁ったような溶液になりますが、目に見える固体は溶かしきってください。 溶けたら、放置して室温まで冷やします。 右写真: チオ硫酸ナトリウムの結晶を投入すると、結晶を種にして発熱しながら全体に固まり、左写真の左の試験管のようになります。 投入した結晶の周りに針のような結晶が生じはじめてからすぐに全体に固まります。 再利用可能です。 後片付け: チオ硫酸ナトリウムが固まった試験管は少し加熱すればまた溶けますので傾ければ固まりがすぐ取れます。その後水洗い、よく溶けますのですぐ落ちます。少量なら水道水の塩素などで酸化され分解されますので流してもかまわないでしょう。観賞魚の水の塩素除去に使うくらいですから… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.01.23 21:08:00
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