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空港からタクシーはコンノートプレースに到着した。コンノ―トプレースはサークルになっているので、それがブロックに分かれており、行くところはLブロック、運転手は車を止め、歩いている人に声をかけた。彼は、「ああ、そこなら車は入れないから(嘘、実際前まで車止められる)、ここで降りて1ブロック歩くだけでいけるよ(嘘、3ブロックも歩いた)、降りろ降りろ」といったので降りた。あ、運転手チップ暮れも何も言わないねえ。 降りたら、その男は、「ここと向う側の駐車場を管理しているんだとかいいながら」、とりあえず、ここで道を聞きなよ、といい、旅行代理店を紹介。まあ、代理店には興味ないけど、道聞くかと入ると、いろいろ質問してきて、「まあ、そうだねえ、アリムツアルとダラムサラに行こうかと」なんて適当なことを言うと、勝手に旅行日程を組みだしたので、「いやいや、そんなことよりここはどこなんだ?」というと、「Gブロックだよ」、と言われたので、じゃあ、またと出ていく、「ちょっと待て」というのを無視。何の10分だったんだ、と私も思いながら。 すると、いつの間にか最初の案内した男はいなくなり、出た瞬間に次の男の登場。「どこに行くのだ」、というのを適当にあしらうが、何故かこっちだこっちだ、といいながら2ブロック程10分程一緒に歩き、話するの面倒だな、と思いながらも、「あとまっすぐ行くぐらいだからね、じゃあ」、と言って消えた。あれ、終わり?邪心なかったの? ホテルに到着し、適当にチェックイン。5分後に出かける。 暫く歩いていると、「そっちに行っても何もないぞ、こっちはバザール(嘘)があるぞ」、とじいさんに言われ、まあ、じゃあ、ちょといてみるか、と思って歩き始めると、学生と称する若者が付いてきた。何だこいつと思いながら、ガバメント町営のティーが有名だとか、俺の英語大丈夫?とかいろいろ聞いてくるが、適当にああそうほうへえ、とか言っていたが、思え、自分の紹介する店からマージン受け取るんだろ、と思いきや、20分も歩いて、ああ、遠いな面倒だなあ、と思っていたら、1件のショップが現れ、「じゃあここだから」、と彼は去っていった。あれ、終わり?邪心なかったの? 「あれ、あいつ終わり?何で20分も歩いてきたの?まあ仕方ないから店入るか、バザールなんかないやん」といいながら店に入り、1分で出る。店員はびびってついてくるが、もう一軒紹介するよと、1分先の店を紹介され、そこも30秒で店を出る。 何だったんだ、と思いながらまた20分歩いて元来た道を戻り、コンノートプレースにある地下のバリカバザールに入り、うろうろして出てきた。多分、30年前にここに来たようなきがするが、もっと狭かったような気がするんだよなあ。地下に入っていったのだけは覚えているのだが。 そして外に出て、道を歩いていると、足元が生暖かい、あ、牛の運子踏んでもた!拭かないととカバンからテッシュを探す(しかし、コンノ―とプレイスには牛入れないんだけどなあ、ずぼっとノグソに足突っ込んだかな)。とカバンをごそごそしていると、通りがかった男が、「おお、鳥の糞か、頭に落とされなくてよかったねえ、そこに水道があるから洗い流せば?」といわれ、「ああ、そう?(こんなでかい運子鳥がするはずないだろ、と何故か牛のことを忘れてしまう)じゃあ行くわ」というと、彼もこっちこっちと案内される。 芝生に入ったところで、靴磨きの男が私の足元を発見し、おお、取ってやるよ、といった。 水道まで連れて行こうとした男は、「ああじゃあ」、と言って去っていく。靴磨きは布で運子を拭き取り、水を持っていたので、足と草履を拭いてくれた。(こいついいやつだな、チップやるかと思い、こそっと100円ぐらいを財布から取り出し、ポケットに入れておく) 念入りに靴磨き屋は足と草履を洗ってくれて、小さな声で「3000円」といった。ん?意味が分からなかった。もう一度、「2000ルピー(3000円)」といった。「は?あほかこいつ?」と困っていると、人が通りがかり、「お前英語分かるか?」といわれたので、「さっぱり分からない」という。 「何かこの男が何かつぶやいているんだよ。」と通りがかりの人にいう。彼は「2000ルピーはありえない700ルピーが相場だ(1000円)、君は旅行者で分からないが、おれは銀行員で、まあ運子は700ルピーが相場だな」、とちゃんと背広男の奴は言った(そりゃ、高いな、でもこのちゃんとしている人がそういうのなら、そうなんかもね)(あとから気が付いたら、何で通りがかって2000って言っているのが分かったのだ?)それで、靴磨きに、「ありがとう悪いね」、何だか相場700かもしれないけど、俺は納得できないからね、(でも感謝しているから50ルピーを)100ルピー渡す。150円である。普通の靴磨きが今の相場知らないが、10円か20円か30円のはずである、で、運子なので、もっと出すよという感謝の気持ちであるが、彼はこれは少ない、布をダメにしたもっとチップをといい、銀行員もこれはいけない、こういうことはダメだ、といったが、俺は俺の判断だ、感謝しているでも感謝代は150円だ、1000円ではない、まして3000円ではない、ごめんね、喧嘩はしないから、逃げるね、と早々に罵声を背中に浴びながら、その場を去る。 相変わらず、罵詈雑言のようなものが後ろから聞こえるが無視。 すると、また男が寄ってきて、「おまえいくら払ったのだ?」という。「何でだ」と聞くと、「あれは詐欺だぞ、運子擦り付けて、洗わせて金盗るんだ。」しまった!感謝したことにムカついた、やられたやっぱインド舐められないな!クッソ。と思ったが。考えれば、あんなデカい鳥の運子あるか!時間損した、まあ、金は詐欺なら1銭も払いたくないが、お金持ちなので150円なので、まあ、ムカつかない。 「騙されたなお前」とその男に言われ、「ところで君この辺の地図持っているの?」というので、「そんなのないよ」、というと、「ほらあそこガバメントツーリストオフィスって書いているでしょ、あそこで無料で貰いなよ」、というので、「ああ、どうもありがとう」、と言って無視して歩くと、「いやいや君、無料だから行ってきなよ」、と言われて、「まあああそう、じゃあ地図貰うか」と言ってツーリストオフィスの方向に向かう。男は「じゃあね」と言って去っていった。入って、「地図をくれというが」、「デリーのどこに行くの?」と言われ、まあ、別にいくとこないけど「これからパハールガンジとチャンドニーチョークあたりかな」、というと、地図に丸を付けてくれた。「そして明日以降は?」といので、「それは別に決めてないけど、スリガナルとかかな」、といい、デスクの男はグーグル画像でスリガナルの映像を見せながら、旅行スケジュールをまた勝手に組み出したので、「いや、そこまではいいよ」、といい、「地図くれ」というと「200ルピー(300円)」というので、「あーじゃあ、いらない」、と出ていく。 何なのだこれはと思うと、すぎさま次の若い男が現れ、「ガバルメトって書いてあるけど、政府とはなんの関係もないぞあそこは」、といい、「そうなのか?」時間を無駄にしたと思い、ガバメントショップでガンジャ売ってたよなあ。なんだたんだろうなあ、昔、と思いながら、そのクオリテイときたら、もうブッシュ(最低)であったことを不意に思い出し、もしかして、ガバメントショップも適当に言っているだけの店もあるのかもなあ・・・。よくよく見るとトラベルエージェンシーのあちこちにガバメントなんちゃらって書いてあり、嘘ばっかってとこである。 若い男は学生だといい、「本当のツーリストインフォメーションはあっちだ、行こう」というが、いや目の前にあるなら行くがたかが地図がもらえるなら寄ってもいいよなので、「わざわざ行かない」というと、「じゃあどこに行くのだ」というので、「さあ」、といいながら、あ、酒屋だ、ビール買うわと思い中に入る、若いやつは、俺にも1本おごってくれというが、あほかと無視してアルコールを買い、重たいので一旦宿に戻ることにする。「じゃあ、ガイド料くれ」というが、無視して、チョロー(どけ)というと、何だかすごすごいなくなった、あれ、ゴメン言い過ぎたかな・・・チョローってあまりいい言葉じゃないんだよね・・・。そうやってホテル戻るがワンブロックずつにややこしいやつらがやってくるコンノートって鬱陶しいな。 常に誰にも今から日本に帰ると言っとけばよかったよ、運子は自分で拭くからいいよっていっておけばよかったよ、トラベルエージェンシーや土産物屋は興味ないからどうせろくなことないから最初から行くのをやめといたら良かったよ、まあ、トラベルイズトラブルの範囲内であった。でも、何だか考えたら意味ない時間に1時間から2時間とられたよなあ。 金より時間を無駄に感じた社会人のワタクシでした。 反省点:牛の運子踏んだのに、すぐ、通りがかりの詐欺に鳥の運子落とされた、と言って、ああ、そうだな、と思ったこと。だいたいカラス類でさえ、こんなでかい運子しないし、鳥は大小がセットなんで、緩い個体と透明の液体が一緒になっているはずだ。だいたい、コンノ―とには牛はいないと知っているのに、なぜ瞬間に忘れた?しかし、一刻も早く運子を取り除きたかったのであろう。 水道の蛇口に行く途中で(そんなのなかったのかも知れない)、靴磨き屋が来たとて、手伝ってくれるというより、水道で流したほうがよっぽど早い。しかし、一刻も早く運子を取り除きたかったのであろう。 銀行員と称する男を多少とも信じてしまった。銀行員という名の詐欺であろうが、銀行員は世の中で最も信用のおけない職種のひとつだったことも吹き飛んだ。しかし、一刻も早く運子を取り除きたかったのであろう。 靴磨き屋が「2000ルピー(3000円)」っていた時、詐欺ぼったくりと何故気が付かなかったのであろう。しっかり、教育がないからツータウザンドと英語で言っていたが、「かわいそうに、ツエンティっていうんだよ」、と思ってしまったぐらいだ。しかし、一刻も早く運子を取り除きたかったのであろう。 まあ、100ルピー払って揉めたが、強硬に出なかったのは、曲がりなりにも手伝ってくれた感謝があったからであり、感謝した糞損したわ。 インドへ1。 インドへ2。 うんコ詐欺に会いにインドへ。 インドgourmet drinkの旅。 デリー観光シャルダーム寺院。 30年前のデリー。 パハールガンジ、ニューデリー駅前。 デリーから帰国に向かう朝。 バンコクトランジット。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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