カテゴリ:食の楽しみ
最近は、ダチョウの養殖が日本でも広く行われるようになっていますが、輸入品も入手しやすくなってきました。
ダチョウはもちろん鳥類ですが、他の鳥の肉はほとんどが白身であるのに、ダチョウ肉は赤身で一見牛もも肉やひれ肉と間違えるぐらいです。 赤身の塊を分厚く切れば、味も見た目も牛ひれ肉のステーキと変わらず、しかも羊肉のような臭いはなく、食感とか味はどちらかと言えば牛肉よりも馬肉に近いのかもしれません。 私の経験では、たたきの方が美味しかったような気がします。肉の部位にもよるのでしょうが、私が食べた薄切りの焼肉は肉がかたくあまり美味しいとは感じませんでした。 ただ、分厚い肉をレアで焼くなどの工夫をすればもっと美味しく食べれるのではないかと思います。 ダチョウ肉のカロリーは豚肉の約3分の1ですが、たんぱく質はほぼ同等というヘルシーな食材で、オリーブに多いオレイン酸やエゴマや亜麻仁油に多いリノレン酸などの不飽和脂肪酸も豊富に含み、また燃焼系サプリでよく知られているカルニチンも豊富に含むなど栄養的な価値の高い食材です。 もちろん赤身なので鉄分も多く、米国農務省の食品成分表などによれば鉄分は豚肉、鶏肉の約3倍ぐらいとのことなので、鉄分不足による貧血気味の方にはおすすめの食材と言えるでしょう。 写真【楽天】は国産ダチョウ肉の塊と薄切りですが、牛の赤身と見た目はほとんど変わりません。 値段は100gあたり約900円と、黒毛和牛とほぼ同じかやや安いと言ったところでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.07.05 06:09:55
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