テーマ:社交ダンス(8384)
カテゴリ:ワンポイントレッスン
梅雨に入ってから降り続いている雨。
水かさの増した川をいくつか越えて電車で東京に向います。 『この時期に来た観光客の人は、日本て雨の国だと思うかもね。』 銀座では今日も多くの外国人観光客を見かけました。 師匠にはチャチャを、サマンサ先生にはルンバとジャイブを見て頂きます。 一週間後に控えた世界選手権に向けて最後の調整です。 師匠に言われた事は一つ。 後ろからの目線に対する意識でした。 前回もこれはご指摘頂いたんですが、二人とも普段の生活での姿勢が悪いので肩も首も前に入りがちなんですね。 踊るときは真っ直ぐに立ててるつもりでも、それが1曲分キープ出来ないんです。 師匠が大将の後ろ姿を真似て踊って見せてくれたんですが、まあ似てること。 最近スタンダードやってないので、この『ツンとおすまし』姿勢忘れてましたね。 全種目共通の注意事項。 首の付け根はすっきりと、目線は下げないで踊ること。 サマンサ先生のルンバのレッスンは重みの掛け方についてでした。 必要以上に手に力が入ってる時は、膝から下の力を抜く。 ルンバウォークは一歩踏み出す時に膝をゆるめますね。 足を奇麗に伸ばそうと力が入りすぎていると、ルーチンの中でこのゆるみを忘れてツンツンしたまま踊ってしまうんです。 その影響で、手にも力が入りがちなんだとか。 ゆるめた足とは反対の軸足にしっかりと乗っている必要があります。 『内臓の周りの筋肉の重みを足の裏で感じる。』 そうすると腰が逃げたりしないんですね。 ルンバっていつも思いますけど深いです。 ジャイブはキックジャイブの基本がどうも変だったみたいで何度も繰り返し踊るという汗だくレッスンになりました。 脚の後ろ側、膝をはさんで上下にバネが付いていると思って『伸ばす』よりも『引き寄せる』方をちゃんと見せる必要があるそうです。 なんか自分のキックボールチェンジが動画で見る外人の踊りと違うなあと思ってはいたんですよね。 ご指摘を受けてなるほどと思いました。 脚を引き上げるのは脚の力ではなく腹筋、そのために少し前傾の姿勢になるそうです。 レッスンが終わって教室のすぐ下に出来たスペイン料理店に入りました。 以前から気になってはいたんですが、今まで一度も入ったことがなかったんです。 その名も『エル・マタドール』。闘牛士ですよ。 スペイン遠征前の景気付けにピッタリじゃないですか。 久しぶりに教室でお会いした銀座のドリフさんも誘っちゃおうと網を張っていると、ビール2杯目お替わりした当たりで出て来られたので声をかけました。 3人で飲みながらダンス談義というのは本当に楽しかったです。 小心者でネガの私をいつも励まして下さって、心のレッスンをして頂いた気がします。 『行きたくても行けない人がいっぱいいるんだから、選ばれた喜びをフロアで爆発させなさい。大丈夫よ。今まで長年積み上げて来たものがあるんだから。後はそれを出し切ればいいだけじゃない。結果は後から付いて来るんだから。』 嬉しくて泣きそうでしたよ。 ドリフさん、励まして下さってありがとうございます。 そうですよね。この希少なチャンスを精一杯に楽しまなければ。 ブログを通じていつも見守って下さる皆様のためにも、精一杯頑張ってきますね。 今週木曜日に出発します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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