テーマ:社交ダンス(8325)
カテゴリ:TVのはなし
レイ・ドノヴァンは、L.A.を拠点として動くフィクサーでした。
早い話がセレブたちの尻拭いで大金を稼ぐ何でも屋です。 アクションスターのゲイ疑惑を解消したり、有名スポーツ選手のスキャンダルをもみ消したり、ハリウッドで仕事には事欠きません。 元諜報部員のアヴィと、何でもこなせる敏腕助手リーナ、二人の部下が彼の手足となって様々な問題を解決していきます。 レイには若い頃にボストンで知り合った最愛の妻アヴィと、ティーンエイジャーの長女ブリジット、長男コナーという家族がいます。 強い男はモテるんでしょうね。ハリウッドですから美女たちからいろんな誘惑があるんですよ。 マフィアと渡り合うハメになったり。 父親のミッキーというのがトラブルメイカーで、20年の服役から仮釈放で出所してきて次から次へと問題を起こすんです。 ミッキーの『いい話がある』がうまくいった試しがなく、パーキンソン病を患う元ボクサーの兄テリーと、気の弱い弟バンチーの他に、腹違いの黒人の弟ダリルがいて、みんなこの父親のとばっちりで酷い目に遭います。 レイは無口な切れ者で、家庭問題でもフィクサーを担っていました。 テリーはボクシング・ジムを営んでいて、レイの良き理解者でした。 子供の頃、家庭を顧みなかった父親に代わって病気の母の面倒を見ていたこと、信じていた神父さまから性的な暴行を受けていたこと、ドノバン兄弟には様々な闇があります。 10代で自殺した妹のことも兄弟みんな引きずっていて、本当に最後の最後でその理由が明かされていました。 途中から舞台がニューヨークへ移り、部下たちとも離れ、家族とも離れてしまいますが、相変わらずお騒がせな父親と兄弟は問題を起こし続け、レイの心が穏やかな時はありませんでしたね。 NY市警や判事、財閥たちの思惑も絡んで、市長選は大変でした。 2013年から2020年まで放送されて、まだ続きそうな感じでしたがコロナの影響なのかシーズン7で終わってしまったようです。 父親ミッキー役のジョン・ヴォイトはこの作品で第71回ゴールデングローブ賞(テレビ部門)助演男優賞を受賞しました。『ミッション:インポッシブル』でもいい味出してたこの方、アンジェリーナ・ジョリーの本当のお父さんです。 レイ役のリーヴ・シュレイバーも主演男優賞にノミネートされていましたが、受賞はなりませんでした。 レイの人、勝新太郎に似てますよね。 シーズン1から7までそれぞれ10話から12話ずつあって、大人向けの過激な話なんですが毎晩ビール片手に見るには最高のドラマで、huluの1ヶ月無料期間を過ぎても最後までやめられませんでした。 オススメです。 おいしいビールは、こちらから お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023/06/20 07:47:17 PM
コメント(0) | コメントを書く
[TVのはなし] カテゴリの最新記事
|
|