カテゴリ:アート
メメント・モリ・・・死を想えは、もともとラテン語で 「人間はいつか死ぬんだから楽しんで生きなさい」とい う意味合いだったのが、中世キリスト教社会の中で、よ り充実した生を生きろという戒めに変化していったそう です。 私がこの言葉を知ったのは、まさにこの展覧会でも出展 されている藤原信也の写真集からでした。「ニンゲンは 犬に食われるほど自由だ」・・・懐かしい写真です。 その他、荒木経惟の1971年の写真集「センチメンタルな 旅」もその後の陽子夫人の死を知っているとそのセンチ メンタルさが身につまされます。 老いや戦争、貧困も死と裏腹にあるので、イメージが湧 きますが、写真が「かつてあった」時間を見せるもので あるという考え方にはなかなか理解が追いつかず、なぜ これがメメント・モリに関連するのかと疑問を感じなが
ら眺めた写真が多かったのも事実です。(6/18) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年06月24日 23時10分42秒
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