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カテゴリ:映画「た」行
1956年(昭和31年) 米 ユル・ブリンナー、イングリッド・バーグマン 105分
ロシア帝国滅亡し、ロマノフ王朝の係累者は全て処刑された。 そんななか幼き王女のひとりアナスタシアは処刑を免れ、生存説が根強い 旧帝国のボーニン将軍は王朝が英国に残した王朝の遺産を手に入れようと見知らぬ若き女性に白羽の矢を立てる 「ガス燈」に続き、イングリッド・バーグマン。 この作品はカラー、彼女の顔立ちがよくわかる。 骨太な骨格の持ち主で、この後に銀幕に登場してくるオードリー・ヘプバーンからすると大柄。 何かの本か解説のサイトで、ヘプバーン以前の女性スターは得てして大柄な女優がもてはやされていたと聞く。 このバーグマンを観て、なるほどそうかもしれない。 絶世の美女とまでは思えないけれど、角度によって見える愁いを帯びた瞳が美しい。 数点蛇足 1.配役の妙 ロシアに血を引くブリンナー。 スゥエーデンに血を引くバーグマン。 この二人のキャスティング、大正解。 2.序盤のバーグマン 明らかに歩き方は躾が行き届いていない田舎娘 鑑賞者に「このひと、ほんとにアナスタシア?」とミスリードさせる仕掛け。 バーグマンが演じているんだから十中八九アナスタシアなんだろうと思いながら観ているんだが 「本物なんやろうか?」と思わされたクチ。 3.エンディング 皇太后のセリフは沁みる。 加えて主役のふたりを追いかけず、皇太后で〆る撮影。 こういう終わり方のほうがイマジネーションを掻き立てれて楽しい。 (邦画だと、こんなエンディングはしようとしない) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.09.19 00:36:45
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