寝る前に御先祖様に感謝するということ
私は夜寝る前に仏壇に手を合わせています。これが意外と有効なのでご紹介します。まずご先祖様一人一人の名前を読み上げて感謝します。つぎに、私の信条を読み上げます。以下は、紙に書いてあります。私はグチは言いません。自分を否定、非難しません。他人を否定、非難しません。他人に対しては、傾聴、共感、受容、許容の気持ちを大切にします。自分に対しては「裏を見せ表を見せて散るもみじ」を心掛けます。これはご存じのように良寛さんの句です。弱点、欠点、ミス、失敗は隠さないであるがままに公開するということです。最後に、「今日の感謝の言葉」を読み上げます。今日も素晴らしい1日を送れたことに感謝します。いつも見守ってくれている両親、ご先祖様に感謝します。いつも支えてくれている妻○○に感謝します。自分のもとに生まれてくれた子供○○に感謝します。今日も無事に仕事が終わったことに感謝します。今日も3度の食事ができたことに感謝します。心身共に健康に過ごせたことに感謝します。私を助けてくれたすべての人に感謝します。森田先生、水谷先生、長谷川先生、齊藤先生ありがとう。森田に導いてくださった生活の発見会と集談会で出会った人に感謝します。本当にありがとうございました。時間でいえば数分ですが、生活信条と感謝の気持ちを読み上げています。毎日確認することで少しは意識づけできるのでないかと思っています。歳をとるとやりきれない後悔・懺悔の夢を見ることがあります。過去のミスや失敗はなくすることはできません。これからの人生で穴埋めしていかなくてはいけないと思っております。今の時代、仏壇のない方も多いと思います。でもご先祖様の写真はあると思います。その写真の前で、自分を見守ってくれているご先祖様に感謝する。自分の信条や心構えを確認することはできるのではないでしょうか。その思いがご先祖様に届いて、何かのときに自分の後ろ盾になってくれていると思うと、多少なりとも安心感が生まれてくるように思います。