たとえば、一人ひとり、音楽の時間に君が代を独唱させる。
内心、アッカンベーをしていても、成績のために、国を愛しているかのように振る舞う術をみんな発揮するように、みんな国歌を斉唱するようになる。結局、教育の現場はなんも変わらない。
でも、
国を本当に愛する心を子供が持ったら、自民党政治がもたなくなる、と思うのは、甘いか。
おれなんか、いまの教育基本法で育った子供が大半になったから、いまのような政治状況になっていると言えなくもないような気がするが。
考えてみれば、戦前だって、教育勅語を覚えたところで、戦争が終わったとたん、アメリカ万歳だ。愛したいと思う、思えるような政治をしていないでなにが、教育基本法改正だ。
きょう、
衆議院、野党欠席のまま通過。
改憲への一里塚は、すぐそこだ。
