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きょうの朝日によると山田厚史編集委員を安倍首相の公設秘書が提訴するという。

山田厚史は、日曜日のサンプロでの発言がその対象らしいが、この人は、けっこう過激な発言がウリだが、論旨はしっかりしているし、根拠なしの事は言わないし書かない人だ。

この番組での発言も安倍事務所が「日興の常務が安倍事務所に働きかけて上場廃止を防いだとの印象を視聴者にあたえた」と言ってるらしいが、山田さんは「一般の視聴者がそのような印象で受け止めることはない」。

それにしても、どうでもないような週刊朝日の記事を提訴したり、ちょっと異常だな。こんなに訴訟を連発されると、ペンが萎縮することになりはしないか心配になる。そして、実際、安倍に批判的な記事がこういった状態では、書けなくなるのではないか。

まさか、それが目的ではあるまいが。


あと、安倍の朝日嫌い。中国や韓国を叩くのは、外交上問題があるが、朝日なら、同じようにウヨク仲間がほめてくれるとでも思っているのかな。憲法問題では、安倍の姿勢に批判的な記事や論調が多いからね。


きょうの社説も、集団的自衛権についての首相の私的懇談会の方向性に疑問を呈している。きのう委員会通過して教育３法も批判的な特集を組んでいる。

でも、マスメデイアが権力に批判的なスタンスをとるのは、ごくごくあたりまえ。政府の広報紙ではないんだからね。


そういう意味では、頑張れ朝日、だな。