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エトワール@ Re:7月・カンゲキのまとめ(08/01) New! 7月も、とうとう歌舞伎を見逃してしまい…

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gamzattiさん

バレエ・ミュージカル、ストレートプレイ、歌舞伎、舞台大好き!

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全44件 (44件中 1-10件目)

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ドキュメンタリー

2015.01.04
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カテゴリ:ドキュメンタリー
以前少し書いた「ナショナル・ギャラリー 英国の至宝」
1月17日から公開されます。


「気ままにシネマナビonline」で紹介していますので、お立ちよりくださいませ。








Last updated  2015.01.04 12:24:51
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2014.12.07
カテゴリ:ドキュメンタリー
「月刊スカパー12月号」で
野村萬斎さん主宰の「ござる乃座」(第50回)ステージリポートと、
CINEMA-CLOSEUPを担当しました。
CINEMA-CLOSEUPでとりあげた映画についてはこちらを。

特にお勧めは「ナショナルギャラリー 英国の至宝」。
ワイズマン監督のドキュメンタリーで、
一つひとつの美術品の圧倒的な力をよく引き出しています。
学芸員たちの美術品に対する愛情が、とても共感できてわかりやすいのが特徴です。

公式サイトはこちら










Last updated  2014.12.07 13:25:10
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2012.09.15
カテゴリ:ドキュメンタリー
ガレキを緑の防波堤にできる男

監督:島田角栄
配給:PUNK FILM

ストーリー●宮脇昭は84歳のカリスマ植物生態学者だ。
家庭を顧みず植樹と研究に突っ走り、時に変人扱いされるが
「シイ、タブ、カシ、ミズナラなど日本の真の郷土種を使えば森は勝手に育つ」
「何が郷土種かは鎮守の杜を調査すればわかる」ことを
国内外1700ヵ所以上、約4000万本の植林活動で証明。
今や国土交通省など官公庁や一流企業も、道路、公園、工場周囲の植樹指導を
彼に依頼する。
鋭い眼光で「まじぇる、まじぇる、多様性が命」
「毒以外、分解できる地球資源は焼かない、捨てない」などとまくしたてる宮脇の、
愛と信念と人間的魅力に迫るドキュメンタリー。


勝手に育つ「郷土種」は、すでに国土の0.06%にしか分布していないという現実。
驚くことに、マツやスギも芝生などと同様、維持管理に手がかかる外来種に含まれるらしい。
なるほど今回の震災と津波で、松林は根こそぎ倒れた。
「残った一本松」の生命力が象徴的に語られる一方、
彼が多賀城市で8年前に植樹した苗が「緑の壁」となり、
震災後も超然と立ち続けていることを知る人は少ない。
「震災ガレキに土を混ぜてマウンドを造成、
その上に植樹して緑の防波堤をつくる」というプロジェクトも、
彼が語れば決して絵空事ではない。
ポット苗を植えてたった3年や5年で、
赤茶色の造成地が豊かな緑に変貌していく写真を何枚も見れば、
日本再生も夢ではないと、心の底から勇気が湧いてくる。






Last updated  2012.09.16 23:14:24
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2012.09.13
カテゴリ:ドキュメンタリー
アメリカが基地をつくる本当の理由

監督:エンリコ・バレンティ/トーマス・ファッツィ
配給:アンプラグド

ストーリー●2009年、アメリカでは民主党のオバマ氏が大統領に就任し、
イラクやアフガンからの撤退を宣言した。
しかし翌年の軍事予算は、ブッシュ政権当時より300億ドルも多い
6千800億ドル。
これらの予算の多くは、世界中の米軍基地の維持に使われるという。
不思議なことに、アメリカは戦争を「した」後の国に基地を作り続けている。
その数は現在、世界の約40カ国700カ所以上を数え、
駐留する25万人の兵士の生活の場でもある。
つまり基地はアメリカにとって産業と雇用を創出する場であり、
ローマ帝国の植民市さながらの役割を負っているのだ。


日本では戦後60年以上、沖縄に米軍が駐留し続け、常に問題となってきた。
なぜ沖縄に38もの基地が必要なのか、なぜ沖縄でなくてはいけないのか。
それは安全保障の理由によるものだ、とずっと説明されてきた。
しかし、沖縄も、イタリアも、コソボも、すでに「平時」になった国の米軍基地は、
実はアメリカの経済のために「維持」されている側面が強い。
「基地とは戦利品であり、略奪品であり、決して返還されないもの」
という言葉には、現実に照らして説得力がある。
作品のなかでは、土地を奪われ、騒音で日常をかき消され、
事件が起きても治外法権で裁けない沖縄で、
地道な返還運動をしている人々にも焦点を当てている。
「自分の土地を戦争で人を殺すために使われたくない」という言葉には、
ハッとさせられる。






Last updated  2012.09.16 22:32:29
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2012.08.07
カテゴリ:ドキュメンタリー
魂の音楽を奏でる永遠の二十歳たち
 
監督:ミゲル・コアン
配給:スターサンズ(配給協力:ビターズ・エンド)
 
ストーリー●2006年。
ブエノス・アイレスで最も古いレコーディングスタジオに、
往年のタンゴミュージシャン22人が集まった。
彼らは1940年から50年代に活躍し、
アルゼンチンタンゴ黄金時代を作った名匠たち。
最年長は90歳、最年少でも72歳だが、今もなお人々の心を震わす。
スタジオでの練習、録音は熱気を帯び、最後はコロン劇場でのコンサートへ。
世界有数の大劇場に集まった観客は、一夜限りの奇跡の目撃者となる。


深く刻まれた皺や頬のたるみ、あるいはおぼつかない足元は、仮の姿か。
70歳80歳の節くれだった指が、バンドネオンのボタンを速く正確に刻む。
あるいは、ピアノの鍵盤の上を縦横無尽に走る。
時折はさみこまれる、50年前の写真。
その上にかぶるのは今の声なのに、力強さといい潤いといい、
歌っているのは写真の人と思うくらい若い声である。
人間、年齢じゃない! 
80だって90だって、美しく歌い、激しく演奏するのだ。
音楽に対する感性の見事さが、彼らに時空を超えさせる。
音楽の前で、彼らはまさに「永遠の二十歳」だ。
とはいえ、映画公開を待たずに22名中3名が亡くなったのも事実。
マエストロたち渾身の競演は、二度とないタイミングだったのだ。
限りある命の燃え尽きるその日まで、自分を磨き、前進し続ける彼らに、
勇気と自信をもらえるドキュメンタリーである。






Last updated  2012.09.16 23:05:54
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2012.08.04
カテゴリ:ドキュメンタリー


【送料無料】スマイルBEST::シッコ スタンダード・エディション [ マイケル・ムーア ]

アメリカに皆保険が根付かないわけ

監督:マイケル・ムーア
販売元:ギャガ・コミュニケーションズ

ストーリー●約4700万人が無保険者のアメリカ。
さらに、保険加入者も医療の門前払いにあっているという。
ムーア監督は医療難民を引き連れてキューバを訪れる。そこは廉価で薬が買え、
いつでも病気の相談をしてくれる町医者が配備される社会だった。
「アメリカが一番」の神話は、一体どこへ?


アメリカの保険産業は、多額の政治献金によって政治家と取り込み、
皆保険導入案をつぶして今の形を獲得した。
驚愕は、診断医が高額で雇われ、会社の損になるような診断をしないという事実。
治療費で家を失う人が続出しているのに、
大半のアメリカ人は皆保険=共産主義=悪と決めつけ、反対する。
プロパガンダが真実よりも力を持つ恐ろしさを感じた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「シッコ」については、こちらにもレビューを書いています
http://plaza.rakuten.co.jp/gamzatti/diary/200709100000/






Last updated  2012.09.17 10:59:09
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2012.08.03
カテゴリ:ドキュメンタリー


【送料無料】キャピタリズム~マネーは踊る [ マイケル・ムーア ]

資本主義って、民主主義?

監督:マイケル・ムーア
配給:ショウゲート

ストーリー●サブプライム問題、リーマンショック、世界同時不況。
これまで「まじめに働けば右肩上がりで幸せになれる」と信じていた人々に
突然襲い掛かる、自宅明け渡し命令。さらにアメリカ経済の象徴・GMの倒産。
ムーア監督の父も、かつてGM工場に勤務していた。
その工場跡は、今も更地のままである。
愛する祖国がなぜ狂ったカジノと化してしまったのか、
資本主義は本当に「善」なのか。庶民の立場から検証する。


今や、1%の富裕層が国全体の95%以上の富を有しているというアメリカ。
この状態をローマ帝国になぞらえ、
自分たちは「奴隷」であるとほのめかして映画は始まる。
レーガン~ブッシュ政権の間に、アメリカ政府の要職には銀行家などが多数入り込み、
いつのまにか金融界にのっとられていた。
「アメリカはいつから証券取引所の手先になったんだ?」と
現職の議員たちが議会で公言している事実にも驚く。
だがあからさまな金持ち優遇に、庶民はあまり不満を持たないできた。
誰もがアメリカン・ドリームを信じ、
いつかは自分も金持ちになれると夢見ているからだという。
実際は、多くの庶民が最低限の生活さえ奪われているというのに。
アメリカン・ドリームとは、なんと罪作りな夢なのだろう。
アメリカを痛烈に批判しながらも、監督のまなざしには悲しみが見える。
無垢な祖国愛が、痛々しい映画でもある。






Last updated  2012.09.17 10:41:22
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2011.07.28
カテゴリ:ドキュメンタリー
「六ヶ所ラプソディー」

【23%OFF!】六ヶ所村ラプソディー(DVD)

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価格:3,880円(税込、送料別)



「放射能がかからない最後の野菜」の重み

監督:鎌仲ひとみ

ストーリー●六ヶ所村には原発使用済み燃料再処理工場がある。
処理過程で出るプルトニウムを再利用して発電に使うのがプルサーマルである。
2004年、試験運転開始を前に、反対者は少数だ。
「もう建ってしまったから」「雇用があるから」「安全と説明を受けたから」。
しかし運転が始まれば、高い煙突から常に放射性物質が放出される。
「ただちに身体に影響がない」くらい「微量」だから安全、と
電力会社は説明するのだが……。

 
この映画で危惧されていたすべてのことが、
今現実に起きてしまった。
シーベルトも燃料棒も、今の私たちは理解できてしまう。
「中立は楽だけど、何もしないことは賛成と同じ」と
気づいて反対し始めた人の言葉を、噛みしめたい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「ミツバチの羽音と地球の回転」

電力自由化という脱原発のへの道

監督: 鎌仲ひとみ

 
ストーリー●瀬戸内海に面した山口県の島・祝島。
2000年にUターンした山戸孝さんは島の働き手としてもっとも若い。
海辺でヒジキを取り、山では無農薬ビワを育てる。
島の人々はもう30年以上、
対岸の本州・上関原子力発電所の建設に反対してきた。
決して漁業権を手放さない漁師と、
子どもの命を守ろうとするおばちゃんたちの団結は固い。
しかし中国電力はあの手この手で反対運動の裏をかき、
原発建設のための布石を着々と打っていく。(各地で自主上映あり)


孝さんの父親・貞夫さんは長年原発反対運動のリーダーを務めてきた。
その彼が「地元民だけの反対では、原発は止まらない」と言う。
「止められないが、引き延ばすことはできる。
そのうちに、社会の情勢が変わって、原発が要らなくなるのを待つだけだ」。
2011年3月。
中国電力が準備工事を決行しようとする上関原発予定地には、
多くの反対者が終結、両者の対峙が続いていた。
そのさなかに宮城沖の大地震と福島第一原発の事故は起きた。
考えうる最悪の形で、今「社会の情勢」は変わりつつある。
しかし、これまで原発が生みだした電力の恩恵を受けていない日本人は
1人もいない。
脱原発は本当に実際できるのか。
電気が自由化されているスウェーデンでは
「風力由来の電気しか買わない」こともできるという。
原発に代わるエネルギー自立のヒントを示唆した、現在進行形の映画である。
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私は「Wife」という隔月誌で毎号、
その時期に公開される映画とその映画のテーマに関連するDVDを紹介しています。

6月上旬に発行された分の原稿締切は4月末。
4月といえば、震災後の「自粛」ムードで多くの試写会が中止、
映画そのものの公開も、内容によっては延期されるものがあった時期です。

この時期に、紹介できる映画とは何か。

私の頭にまず浮かんできたのが、「六ヶ所村ラプソディー」でした。
鎌仲ひとみ監督とグループ現代は、これまでに、
「ヒバクシャ 世界の終わりに」「六ヶ所村ラプソディー」
「ミツバチの羽音と地球の回転」
という三部作を完成しています。

グループ現代に連絡したところ、
ちょうど6月に「ミツバチの羽音と地球の回転」がアンコール上映されるとのこと、
これをメインの映画として、関連DVDに「六ヶ所村ラプソディー」
もしくは「ヒバクシャ」をセットにすることとなりました。

サンプルDVDを改めて拝見させていただき、
ちゃんと気づいていた人はいた、
ちゃんと「NO」と運動していた人はいた、
けれど、
大半の人は無関心だった、聞いて賛同しても、動かなかった、
そういうことを痛感しました。

先日、女優の吉永小百合さんが
「原子力の平和利用ということばをなんとなく聞き流していましたが、
 今こそ、私たちは声を出さなければならないと思います」
とおっしゃったといいます。

今からでも。ここからでも。
まずは、今まで、何が起こってきたかを知ってほしい。
六ヶ所村で、上関で、あるいは福島で、美浜で、玄海で、敦賀で、泊で、…。
そして、その問題を今もなお、
現在進行形で抱えているのだということを。
電力を使うすべての人が認識するべきだと思います。

「Wife」の誌面では「ミツバチ~」のほうがページの上部ですが、
今回は、あえて「六ヶ所ラプソディー」を先にレイアウトしました。

鎌仲監督の渾身の三部作、第一作目は「ヒバクシャ 世界の終わりに」
これはイラクの劣化ウラン弾の被害のお話です。でも
そこで監督が戦車の横でガイガー片手に
「うわ、◎◎シーベルト!」と、びっくりして紹介する数字など、
今、日本では当たり前になってさほど驚かないような値になっているのが、
ホラー映画よりずっとホラーです。
こちらも、ぜひ見ていただきたい作品です。

【23%OFF!】ヒバクシャ 世界の終わりに(DVD)

【23%OFF!】ヒバクシャ 世界の終わりに(DVD)
価格:3,880円(税込、送料別)








Last updated  2011.07.28 14:02:25
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2011.07.14
カテゴリ:ドキュメンタリー
BBCの地球ドキュメンタリー映画はいつも迫力満点ですが、
今回のも「どアップ」がすごいです。
動物達の生態を、すぐ隣りで見物しているような映像。

日本語版は、松たか子と松本幸四郎の親子がナレーションをしていて、
これがとってもいいです。

とくに松さん。
淡々とした口調の中に、ひたひたと感情の潮が満ちてくる感じ。

キツネに狙われたシカの赤ちゃん。
初めてキツネを見る。

「逃げろ、と、本能が叫んでいる」

松さんの声がいい。客観的ではあるけれど、臨場感が迫る。

この場面を見ながら、
そうだ、私たちは今、未曾有の原発事故の影響下で、
これが一体どういうものかなんて、ちゃんとした過去の分析を持たない。
その上、現在のデータすら手に入らない。

けれど、本能が叫んでいる。
「逃げろ!」と。


本能で子どもたちを守ろうとしている。
親が子を守ろうとするのは、それは本能なんだ、と改めて思った。

完成披露試写会だったので、
それも世界初のお目見えというタイミング、
イギリスから監督もいらっしゃったし、
松さんや幸四郎さんもかけつけて、豪華でした。
監督さんたちは「私たちは日本語はわからないけれど、
最初の5分を聞いただけで、松さんと幸四郎さんの声がイメージに合っていた、
父と娘にナレーションをしてもらったのは、
家族を大きなテーマにした今回の映画にぴったりだ」と
とっても満足そうでした。

幸四郎さんの「今、芝居をするということが難しくなっていますが、
この時期に、このお仕事を引き受けさせていただいたことをうれしく思います」
「歌舞伎には襲名というものがありますが、 襲名の『名』は『命』につながります。
 私にとって、松たか子は、命をつなげたもっとも大切なものでもあります」
というコメントが
とても印象的でした。

「ライフ」は9月1日からです。
(このリンクから、きれいな映像が見られますが、重いかもしれないです)






Last updated  2011.07.14 21:22:12
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2010.05.30
カテゴリ:ドキュメンタリー


[DVDソフト] 延安の娘

2001年にNHKBSで放送された「延安の娘」を、
BS20周年記念のセレクション番組最終回として、本日放送していました。

今までにも再放送されているものですが、
このドキュメンタリーは何度見ても引き込まれる秀作です。

中国文化革命で延安に下放された青年カップルが、
恋愛を禁じられていた中で産み落とした1人の女の子。
生みの親たちは北京に帰り、
自分は延安の養父母のもとで育ち、結婚し、子どももいる。
しかし、
自分の本当の親に会いたいと思っている。
彼女の思いを、当時の下放青年たちがかなえようと奔走する様子、
長い年月の末の親子の対面や、
ずっとくぐもり続けた下放青年たちの持っていきようのない叫びが
静かに、丁寧に、しっかりと描かれています。

監督は、後に「蟻の兵隊」を製作する池谷薫。

今回は放映後に池谷氏と大林宣彦を交えた対談がありました。
そのなかで、
ナレーションを入れなかった理由として池谷氏は
「私は映像の力を信じたい」と語っていました。
映像から読み取れるのは決して一つのことではない。
そこを視聴者に託している。
映像とともに、視聴者のことも信じて作ってくれていると感じました。

北京に戻ってもそこにいい生活は待ってくれていなかった父親が
細々の暮らしているフートン街も、
オリンピックを機にかなり壊されているのですから、
彼の居場所が今あるのかどうかも、わからないな、と思いながら見ていました。
最初にこれを見たのが10年前だ、ということが
すでに信じられない。
光陰矢のごとし。

BS20年のドキュメンタリーのなかでも、
この「延安の娘」は最終回にもってくるべき秀作だった、ということでしょう。
文化革命のさなか、国の政策に翻弄され、理不尽な理由で処罰され、
それとは正反対の今の世の中で置き去りにされながらも、
じっと耐え、ぐっとこらえて日々を生き抜く初老の下放青年たちと、
その忘れ形見に
なんともいえぬ哀愁を感じる一編なのです。

*下放=中華人民共和国で文化大革命の時期に、
    労働第一を謳った毛沢東精神にのっとり、
    大学生らインテリ青年は、親元から切り離され農山村に派遣された。
    その理想は高邁であったはずだが、実際は強制労働に近く、
    人間らしい生活は保障されない場合が多かった。








Last updated  2010.05.30 22:17:01
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