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テーマ:試写会で観た映画の感想(679)
カテゴリ:ドキュメンタリー
今フランスで起きている農薬被害について、
「子どもたちの未来はどうなるの?」という視点から描いたドキュメンタリー、 「未来の食卓」。 原題は「子どもたちは告発する」です。 というか、 こんなことやってたら、私たちはいつか子どもたちに責められて当然」という感じかな。 フランスの農村の子どもたちが、白血病やガンに次々と侵されている。 子どもたちの未来、というより、子どもの「今」がヤバイということが、 次々と報告されていきます。 山の中の小さな村で、 「これじゃ子どもの健康は守れないから、給食は全部有機で!」という 村長と村議会議員12人の大英断で始まった オーガニック給食の1年を追いながら、 本当に豊かな食生活って何だろう? 本当に必要な政治って何だろう? を考えさせるドキュメンタリーです。 昨日、日本では衆議院が解散され、 8月30日が総選挙の投票日に予定されています。 街角の人たちが「どんな政治を望みますか?」と問われ 「安心して暮らしたい」 と、何人もの人が言っていたのが印象的でした。 私たちの社会から、安心、がなくなってしまったんですね。 この「未来の食卓」を見ていると、 私たち一人ひとりの決断と参画が どれほど大切かがわかります。 今、地方も疲弊していますが、 危機感を感じるからこそ、逆にそれをバネにして、 小回り利く地方から変えていける部分もある。 そういうことも、 この映画は言っているかもしれない。 本当に大切なものを真剣に考えていかないと、 本当に「未来の食卓」は危うい、と感じる作品です。 「えるこみ」というサイトで、 この映画の内容や試写会のもようを書かせていただきました。 ぜひお立ち寄りください。 特に、子どもさんを持つ方は、この現実から目を離してはいけないと思います。 映画は8月8日より全国で順次公開しますが、 そのほかに、自主上映も募っています。 詳しくは、公式サイトをごらんください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.07.22 07:51:22
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