本日のDIY(発電式ライト その2 の修理)
先日、発電式ライトについて書きましたが、実は同時にもう1つ発電式ライトの修理依頼が来てました。こちらはグリップをニギニギすると充電される仕組みです。どんなにニギニギしても全く点灯する気配がありません。握力鍛えられますな。とりあえず、LEDが入っている部分をバラします。中から点灯する部分がゴソッと取れたんですが、赤い線1本しかありませんな・・・どうやら断線っぽいです。筐体の中を覗いてみると、黒い配線がありました。本来ハンダ付けされている部分が外れたにしては、不自然な状態で取れてますけど、緑青が浮いてますし、どうやら腐ってるっぽいですな・・・。中を覗いてみても、断線している感じはしないです。ところが、黒い線を接続してみても、ライトは点灯しません。黒い線の断線だけではなく、どこかに不具合があるのは間違いないらしい。と思って、よく見てみたら・・・あぁ、コンデンサ(電力を貯めるところ)が破裂してます・・・。コンデンサが破裂して、中から黄色い結晶が出てきてます。結晶化してしまってます。ハンダ付けされているこのコンデンサを取り外してみたのがコチラ(↓)。5.5V、0.1F(ファラド)のコンデンサでした。というわけで、同じものを入手して交換すれば良いのですが、Aliexpressだと250円/個くらい(+送料280円くらい)で買えるものの、日本でネットで買おうとすると、Amazonで見ると5,000~6,000円くらいするんですよね。完全にボッてます。秋葉原とか行けば、おそらく200~300円で買えるんだと思いますが、秋月とか千石とかのネットショップを見ても、同じ容量のものが見つかりません。同じような手動式の懐中電灯の新品がネットで1,000円しないで買えることを考えると、パーツ代が割に合わないと思われたので、持ち主に今後の対応について確認したところ、修理不要で廃棄となりましたとさ。