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カテゴリ:偉そう
今、京極夏彦の『絡新婦の理』を読んでいるのだが、ふと気づかされたことが有る。 今思ったが、前にもこんなことを書いている。
この括弧も外す作業も、やはり実際のためにはとりあえずという意味で必要なのだ。
六輝=友引 九星=八白土星 中段十二直=平 二十八宿=婁 旧暦九月六日 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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俺もちょうど絡新婦読み終わったところだった。
んで,先日,陰摩羅鬼も読み終わった。 これが,なかなか面白い。 京極は,ちょっとした歪みとか逸れとかの描写がとても上手。微熱があって世界がいつもとちょっと違って見えるようなデイズドアンドコンフーズド感が全編を蔽っている。 だから,読むとちょっと病み上がりのときのような感覚に囚われる。 京極はきちんとした日本語が書ける。 このブログでわりと取り上げられているQEDは,ちょっと文章がひどくて読むに耐えない。会話がものすごく下手。情景描写も下手。プロットの構成も下手。作者の政治的発言みたいのもとても鼻につく。 つーわけでQEDは君ほど評価しない。 (2006年10月29日 23時50分31秒)
確かに、絡新婦はおもしろい。
此れまでの中でももっともおもしろいかもしれない。 もう少しで終わるけど。 確認だけど、QEDと京極を同じ地平で捕らえてはだめです。QEDは、ミステリとして読んでない。俺はあくまでトリビア本として読んでいる。鎌倉とか熊野とかのヤツがあるけど、あれを持って観光に行くのは本当に有用。QEDは犯人が誰とかはどうでもいいんです。QEDのうちのどれを読んだか知らないけど、百人一首と六歌仙はそれでもおもしろいよ。 一方で京極のやつは意に反して、薀蓄が少ないね。 特に段々少なくなってくる気がする。 こちらは、話が面白いからいい。 ところでQEDの政治的発言って何? 俺ほぼ全部読んだけど、気になるようなのはなかったなぁ。 (2006年10月30日 21時18分37秒) |