カテゴリ:地域の歴史・伝承
三重県松阪市。 古い話になりますが、先月ゴールデンウイークに家族で行ってきました。 主目的は鈴鹿サーキットでしたが、その帰りに松阪に立ち寄りました。 城下町・歴史都市としての松阪市に関心があり一度行ってみたかったのです。 街の中心には松阪城跡の残る松阪公園があり、武家屋敷跡や邸宅跡等歴史的建物も 付近に散在しています。 帰りの列車が決まっていたので滞在時間は3時間程度。 まずは松阪公園に行きました。 松阪城は戦国時代の武将蒲生氏郷により築かれた平山城で、 桃山様式の名城ともいわれていたのが惜しくも明治初期に焼失。 現在は城跡の石垣のみが残っています。 その一帯は松阪公園として整備され、桜や紅葉の名所になっているようです。 天守閣跡、月見櫓跡からは松阪市の町並みが一望できます。 梶井基次郎も小説「城のある町」でその美しい風景を書き残しているとか。 公園内には梶井基次郎の石碑が残されています。 城跡からは落ち着いた城下町のたたずまいが感じられました。 松阪城築城以来の城下町松阪。 江戸時代には商業が栄え、三井等の豪商は松阪商人と呼ばれました。 又、国学者本居宣長が生まれ育ち、国学を大成させた町でもあります。 次回からの数回、松阪にまつわる歴史の話を書いていこうと思っております。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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