腎臓病猫さんの体重が戻った　！

2010.08.22

「猫さんにはカリカリが一番」
と思いこんでいる、また思いこまされているママさんたちが
あるキッカケで気づいてくださいました。

「カリカリオンリーの食生活こそが
猫さんを苦しめていることに」

なぜなら、カリカリオンリーのごはんは
慢性的な水分不足をもたらしてしまうからです。

水分不足は、生命活動に大きな影響を及ぼします。

猫さんにこそ、トッピングごはんか手作りごはんを!!!!

本当に人生が変わりますよ～。
この感動をぜひあなたにも味わっていただきたいです（*^_^*）

わが最愛のにゃんこサマは、重篤な心臓病をほぼ克服してしまいました!!!!!!!!!!

さぁて、まいります、論より証拠　読者さまのお声です。

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Sさま

このお便りは一回目。今年の初めにいただきました。
　　二回目のお便り。つい先日いただきました。
　　二回目のお便りは　この記事の下の方にあります。

我が家のにゃんこ様が腎不全と診断された際、
腎不全＝完治しない、という情報にかなり泣きましたが、最終的には

『腎不全もこの子の大切な個性のひとつ』とその存在を受け入れ、
『絶対治す！！！』と覚悟を決めました。

そのために、私の仕事以外の時間のほとんどを使って、
知り得た情報を取捨選択しながら、片っ端から取り入れました。

阿部様のレポートも、その過程で取り入れたものです。

幸いにも現在、血液検査の数値は正常値に戻りましたが、
高齢による内臓の衰え、というのは変わりません。

前までは腎臓病を治すことが最大の目標でしたが、
ごはんを含め、にゃんこ様の環境を快適に整えることで、
かかる負担をなるべく抑え、幸せな猫生を送っていただくこと、
それが私の今の目標です。

にゃんこ様が毎日生きて側にいてくれることに感謝しながら、
できることはすべてしたいし、いいとこ取りしたいんですね。

手作り食に移行したいと想いながら、まだまだ出来ずに、
ウェットに1割、何か混ぜる程度でいますが、
最近びっくりしたことですが、

半年前には何度出しても見向きもされなかったため、
それ以降出さなかった鶏のささみ肉を、
目を離した隙に盗み食いされていたことに、
にゃんこ様の順応性の高さを思い知らされました。

そういえば好物のウェットフードに生の馬肉をちょっとでも混ぜたら
拒否されていたごはんが、最近では食べていただいています。
馬肉そのままにはまだ拒否されますが、
そのうちささみのようにしれっと食べていただけるかもしれませんね。

今までただでさえ少ない体重が減るのが怖くて、
『拒否されても食べるまで出しつづける』ということができず、
ウェットにちょっと食材を混ぜる、ということしかできなかった

（それでもドライオンリーだった子にしてみれば、
ウェットを取り入れたことにより、
あまりの毛質の変わりように、慢性的な水分不足だったことを自覚しました）

のですが、思い切ってウェットの比率を下げて、
手づくり＆トッピングを挑戦してみようかな、と想います

先日いただいたばかりのお便りです。

海くん絶好調のようでよかったです。
Ｔ様は暑さでカリカリオンリーに戻りましたが、体重はむしろ増加気味。

病気してから、あと一歩のところで戻らずキープしていた体重が、
やっと病気前の体重に戻りました。でも海くんの半分ですけど。

元気でいてくれるのが一番ですね

腎不全になるとごはんを食べなくなり、
体重が落ちて困る、というお声が多い中、
カリカリオンリーだった食生活をがんばってトッピングごはんに移行し
けれど
夏の間だけはカリカリオンリーでも体重が増えたとのお話。

ちなみに、この猫さんは　きちんとお水を自分で飲める猫さんです。

今はカリカリオンリーでも
秋になれば食欲がさらに増し、
また　トッピングごはんなどもきちんと食べてくれるようになることでしょう。

カリカリオンリーは猫さんにとって
決してベストのごはんとは言えません。

が、長いスパンでみて
カリカリオンリーで体力を温存している時期があってもいい、
という考え方を　このママさんがしてくださったことは
とても意味のあることだと思います。

なぜなら、このママさん、「カリカリオンリーではいけない」
と毎日呪文のように
ご自分自身に言い聞かせていたんだとか。

それでは猫さんの大好きなカリカリを全否定。
つまり　愛猫ちゃんを否定していたことになってしまいます。

一見矛盾した理論のようですが　笑。

私はカリカリオンリーごはんを長期間続けることは
猫さんの体にやさしくないと思っています。
けれど、カリカリが大好きな猫さんにとって
カリカリはその猫さんの一部です。

全否定をせず、
頃あいを見ながら、

「カリカリもおいしいけど
そろそろトッピングごはんもおいしくなるよ」

とはなしかけながら　タイミングを見て
食生活をかえていけば
問題はないのではないでしょうか。

長期的スパンで食管理をする。
私たちだって同じですよね。

体がだるくて、食の好みが変わることだって。
けれど、あるレベルをキープできていれば
ある時期になれば
おのずと体調は戻り、
また、食も本来の食に戻っていけるようになります。

私たちには生まれつき体をニュートラルに戻そうとする力が
備わっているんですもの。

腎不全猫さんと暮らすママさん、
あきらめないで　ゆっくり　じっくり猫さんと向き合えば
ごはんを食べてくれる日も
体重が戻ることもあると思います。

そうすれば体力もついて来て、
腎臓力だってあがる可能性があります。

方法はきっと見つかりますよ。

あせらないで。
あきらめないで。

お薬だけに頼らない猫さんの超実践しあわせ健康法は
こちらをご参考になさってください。
ホリスティックケア獣医さんととりまとめたものです。

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論より証拠　!
腎不全・腎臓病・下部尿路疾患猫さんの体験談、一部ですがアップしました　

※ごはんの効果は猫さんの体質・病状によって異なります。
　また、当ブログの記事は私見に基づくものです。
　あくまでも一つの考え方をご紹介したものです。
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Last updated 2010.08.23 07:49:17

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