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カテゴリ:心に響く言葉&書籍
創業わずか10年で流通総額1兆円の企業に成長した「楽天」の三木谷浩史社長の哲学が綴られた「成功のコンセプト(幻冬舎)」の中から,記憶に留めておきたいいくつかの記述を。 【創業時から現在まで実践している5つのコンセプト】
・・・最後の1節は,特に変革が著しい現代社会におけるコンセプトとして重要ですね。昔の事業家からはあまり聞かれない文言だと思います。私が企業人だった頃の3つのコンセプトは, 次のようなものでした。
そして,「スピード」と言う表現よりも「効率」と言う方に重きが置かれていたように思います。人間一人が遂行できる仕事量には限界があります。どんなに頭脳明晰な人物であっても,普通の人々の何倍もの仕事量を消化できるものではありません。毎日24時間という万人に平等な時間を,いかに無駄なく効率的に利用するかが,他の企業よりも一歩先んじるための手法でした。 今は,ペンションの親爺です。こんな速さや効率とは無縁の仕事をしています。逆に速さや効率を追求すると,お客様の居心地が悪くなってしまいます。私たちがのんびり仕事していると,その雰囲気が不思議とお客様に感染して,お客様ものんびりしてしまうのです。と言っても,昔の習性はなかなか抜け切れませんが・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.10.15 10:52:49
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