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Nov 27, 2019
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1年半ぶりの投稿になる。
ACL決勝!は惨敗。
結果が出せないリーグ戦で見せていた戦い方を、一番大事な舞台でやってしまった。
よくよく分析すると、ACLでここまで勝ち上がってきたのが不思議なくらいで、このような結果になってしまったことの方が、不思議ではない。

一体、浦和レッズは、どうしてこうなってしまったのだろうか・・・。
自分なりに考えてみたことを書く。
(このブログを読んでいただいてきた方はおわかりだと思いますが、何か特別な情報源があるわけではないので、ピッチ上で起きていることから類推して問題を考えるということをしているブログです。「それは違う!」とか、「そういう考え方はサポーターとしておかしい!」と批判せずに楽しんで頂ける方だけ読んでいただけたらと思います)

試合内容や今季の浦和レッズは置いておいて、ACL決勝のスタジアムの雰囲気はよかったと思います。久しぶりに満喫できました。勝てばなお良かったのですが・・・。

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◆◆誰が悪いのか◆◆
監督を批判したり、選手のせいにしたり、フロントのせいにしたり、サポーターが悪いという人もいたり、成績が悪くなると、悲観的になって、犯人探しが盛り上がる。
これはこのチームでは何回も繰り返されてきた光景。
(だから安心してほしい!と言いたいところなのだが・・・)
今回のは、これまであったのに比べて、どうだろうか。
実は危機は深いように思う。重いほうだ。

だから、何が一番の原因かをはっきりさせたい。
誰の何がいけないのか、まずはそこをはっきりさせることが大事だと思う。
ずばり言う!大槻監督の監督としての力量だ。
今のチームが勝てない原因は、残念ながら大槻監督の力量不足にあると思う。

根拠としては、ACLの決勝にしても、Jリーグにしても、戦術が間違っていて負けているのに、それを見抜けてないし、修正する方法をもっていないことがわかってしまったからだ。

★★相手より得点をとるのがミシャ式★★
勝つためには何が必要か。
単純に言うと、得点をとることと、失点をしないことだ。
最近の試合では、レッズは「ミシャ式」に回帰して挽回しようとしているように見える。
それならば、失点はしかたないにしても、得点をたくさんとらないといけない。
それがミシャサッカー。

もちろん、ミシャサッカーも、得点とれないが守備が堅かった年もあったし、シーズンの中で得点とれなくなって低迷が続いた時もあった。
だが、強い時のミシャの売りは攻撃。それがまずうまくいっていない。ミシャも低迷するときは、得点の気配すら感じさせずボールを回すだけという試合が続く。まさにその悪い時のミシャサッカーになっている。2点とられても3点とって勝つのがミシャサッカーだったから、得点が奪えなければ、悲惨な結果になるのは当然の帰結なのだ。

何がうまくいっていないか。
よくミシャサッカーはコンビネーションで崩すサッカーと誤解されがちだが、一番の特徴は、ポジショナル・プレーという考え方で、独特の選手の配置にある。特に4バックの相手に対してめっぽう強くなる。

具体的には、1トップ2シャドーと、ウィングバック2人の5人が5TOPのように、相手の4人のDFの前に立つ。そしてもう一つの特徴は、ウィングバックの2人が立つ位置は両ライン際。ピッチの幅を最大限に使うため、1人少ないDF陣は、ボールのゆくえによってスライドして対応せざるを得ない。ここで何が起きるかというと、ウィングバックのどちらか1人はフリーになるのだ。
この状態で、ウィングバックあるいは、DFから逆サイドに長いパスを入れれば、フリーでボールをキープすることができ、DFが対応しようと振られてスライドすると、守備にほころびが出る。そのスペースに人が走り込み、そこにボールを入れることができれば得点チャンスとなる。さらに、フリックなどダイレクトプレーでコンビネーションを発動すれば、ゴール前でフリーの選手が生まれ、得点が生まれる。
この逆サイドへのパス、これが極端に少なくなっているように思う。これでは崩れない。
さらに言うとセットプレーや、ミドルシュートが決まらなくなっている。

★★失点が止まらない★★
最近の試合でよく見るのは、こちらがサイドにボールを出して攻めようとすると3人か4人に囲まれてしまい、後ろにボールを戻さざるをえなくなるのに対して、相手がサイドから攻めるときには、こちらはほぼ1対1、ひどいときは1対2にされてしまうこと。これは関根、橋岡が悪いのではなく、戦術で相手に上回られてしまっているのだ。

失点シーンはほとんど、サイドの深い位置まで侵入されてクロスをあげられると、真ん中か逆サイドになぜかフリーの選手がいてゴールされてしまうというもの。それが何回も繰り返され、修正される気配すらなかった。これが戦術的な欠陥でなくてなんだろう。

こういうのを、理論的に修正の指示を出せないと、選手は監督への信頼をどんどん失っていくだろう。
ミシャ式の守備は、ウィングバック、ツーシャドー、ボランチがひたすら走り回って守備のほころびを埋める。ものすごい運動量でカバーしなければならない。それが原則なのに、実施されなければもともと攻撃の優位を出すために守備を犠牲にするシステムなので、守り切ることはできない。
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(今日のゲームは攻守ともに、いいところも悪いところも、サイドのプレーが非常に重要だったと思うが、今日の両サイド、橋岡選手と関根選手のプレーはどう評価しているか?)
「今おっしゃられたように、良かった部分はありましたし、失点のところで、最後に突破されたということもあります。ただその前の時点の、仕組みのところで、ああいうシーンが出ないように、というところを考えたところもあったので、前半と後半で、少し19番(アンドレ カリージョ選手)の位置が変わったということもあったので、お互いのやり方の中で、ということもあったのではないかと思います。
逆に前半のところで、あそこで取れたり、あそこでもう少し、というところが出ていれば、また彼らの評価も良いままだったと思いますし、決して悪かったとは思っていません」
--------- 浦和レッズオフィシャル アルヒラル戦後 監督インタビュー



戦術の基本は数的優位をいかに作るかで決まる。
自分達は優位を作り出せず、相手に優位を作り出されてしまっている時点で、戦術的には負けてしまってているといえる。
1対1では相手をよほど上回ってなければいつか突破される危険があるし、そもそもボールを奪取するのは難しい。戦術の基本は、数的優位にして守る。

興梠以外、得点をとっている選手がいない状況は、たとえ大型の補強をしてもダメだったのではないかと思わざるを得ない。もちろん、そういう状況を変えられなかったフロントもいけなかったと思う。運営にしても、マーケティングも、サッカーも知らない素人がやっているんだろうなあと思うところも多々ある。

浦和レッズは非常に厳しい場所にいるということを真摯に考えて、フロントはチームを立て直してほしい。大槻監督で続投するのであれば、勝つための戦術を理解している人をコーチとして迎えるべきだろう。どれだけ、きちんと考えて、きちんとチームを構築してほしい。どんな想いで取り組んでいるか、そういうところを、このチームをずっと見てきている人は感じ取ってしまう。

サポーターはそういう空気のようなものを感じて動くことを、知ってほしいと切に想う。
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Last updated  Nov 27, 2019 10:42:59 PM
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