家族愛にウルウル『重力ピエロ』
母・梨江子の命日に実家へ集まった泉水(加瀬亮)と春(岡田将生) の兄弟は、父(小日向文世)特製のおでんシチューで、食卓を囲んで いました。 大学院で遺伝子の研究をしている泉水と落書き消しの仕事をしている 春は、両親に愛され、すくすくと育ちました。 その頃、仙台では連続放火事件が発生。 春は自分がグラフィティアートを消した場所の近くで、火災が起きて いることに気づき、泉水に相談しますが……。 伊坂幸太郎さんの小説の映画化です。 不幸な事件にもめげず、何事にも負けない親子の絆と、両親の愛の深 さに、やられてしまいました。 母・梨江子役の鈴木京香さんの凛とした強さと美しさ、春役の岡田将 生さんのイケメンぶりにも、ドキドキします。 家族にとって、本当に大切なことは何なのかを教えてくれる作品です。 見終わったあと、家族が無性に愛しくなってしまいます。 このレビューは、無料映画メルマガ『ライターHIROの泣ける映画で人生のヒントを学ぼう!』214号に掲載したものです。 拙メルマガは「まぐまぐメルマガ大賞」2005年と2006年に連続ノミネートされました。 役に立つ人生のヒントも書いてあります。 メルマガ登録は、こちらからどうぞ。 登録・解除