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JINさんの陽蜂農遠日記

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2023.08.28
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カテゴリ:養蜂
ブログアップが遅れましたが今年も7月末に、今年の最初の趣味の養蜂のハチミツ絞りを
行いました。
ところで、働きバチが花から集めた花蜜は、実は、ハチミツではありません。
巣へ持ち帰った花蜜が働きバチたちによって熟成・濃縮されて、はじめてハチミツとなるのです。
まず、働きバチは、「口吻」と呼ばれるストローのような口で花の蜜を吸い胃のそばにある
蜜胃(みつい)というところに花蜜を貯めて巣に持ち帰り、巣の中で待っていた別の働きバチに
口移しで花蜜を渡すのです。


             【http://www.beekeeping.or.jp/honeybee/partnership】より

ミツバチをはじめとするハナバチ類は、いずれもその栄養源のすべてを花蜜と花粉に頼っています。
花蜜はハチミツとして、花粉はハチパンとして巣に蓄えられるのです。
下の写真の巣の中に白や黄色、ピンクの色の付いている部分が、ミツバチが集めた花粉。
光っている部分が貯めたハチミツなのです。

ハチミツはミツバチが花から集めた花蜜をそのまま巣に蓄えると思っている方もいると
思いますが、花蜜と蜂蜜は全く違うものです。
ミツバチが花から採ってきた花蜜(ショ糖が主成分)は、働きバチの体内の「酵素」によって
蜂蜜(ブドウ糖・果糖)に変換されるのです。
よって蜂蜜の主成分は、上記のブドウ糖と果糖。それに各種のミツバチ由来の酵素・植物由来の花粉・
ビタミン・ミネラル・その他が混ざっているのです。
ネットに「​はちみつの話​」👈リンク というページがありましたのでリンクさせていただきます。



この日の我がミツバチの巣箱のひとつです。
この群の群勢は高く、この日までに3段の巣箱としていました。



巣箱の入口には多くの換気係?の働き蜂の姿が。
下にある白い容器は、予想外の長梅雨のために外に出られないミツバチの為に
砂糖水を1回与えたものがそのままになっていました。



一昨年、10年以上使っていたプラスチック製の遠心分離機が壊れてしまったため、新たに
同じ型式の遠心分離機を購入しました。
採蜜は我が家の部屋の室内縁側で。外でやるとミツバチがアッという間に集まって来るからです。



「无污染分蜜机とは無汚染分蜜機」と言うことでしょうか。
もちろん、中国製の格安製品です。



今年は、ミツバチたちが溜めてくれたハチミツの量は例年と同等ではないでしょか。
​​蜜蜂と格闘し、巣にいた蜜蜂嬢を刷毛で払った後、蜜のぎっしり溜まった
巣碑を巣箱に入れて家に持ち帰りました。
この日は​​3群より11枚の巣枠を家に持ち帰りました。



自宅に持ち帰り、早速ハチミツ絞りの実施。
持ち帰るものは、巣枠の殆どが蜜の濃縮を完了し、ほぼ全面が蜜蓋で覆われているものと
しています。
蜜蓋のないものも絞れますが、濃縮が完了していないので、天然ハチミツ特有の味が薄いと
感じているのです。



ズームして。



今年も妻が事前に遠心分離機や包丁、濾過網、ハチミツ容器等を熱湯消毒しておいて
くれました。そして妻が熱湯で暖めた包丁でこの蜜蓋を剥ぎ取ります。



巣蓋を剥ぎ取るとハチミツが溢れて滴り落ちて来たのでした。



そして熱湯消毒済みの遠心分離機に蜜蓋を剥がしたものを入れて、遠心力でハチミツを
容器の壁に飛ばし出します。



遠心分離機には2枚を入れて、回転させます。
1枚ですとバランスが壊れ、遠心分離機の破損に繋がってしますからです。



そしてこれを繰り返して行ったのです。



白い蜜蓋をズームで。
これを四角く切り取ったものが「巣蜜(コムハニー)」として売られているのです。



数年前の我が家の「コムハニー」です。



スプーンで楽しんだのでした。



ミツバチが長雨のために自家消費してしまった場所が。



片面は削がずに遠心分離してみました。



そして蜜が次第に遠心分離機の下に溜まって来ました。



次々に新しい巣枠を。





妻も頑張ってくれました。



そしてタンク下部を。
琥珀色のハチミツが貯まって来ました。



ズームで。



そして遠心分離機による採蜜は全て完了しました。




そして10枚全ての遠心分離が終了し、ハチミツの濾過の開始です。
今年も網目の大きさの異なる2段に重ねた金網で濾過。



出口を開けると周囲にハチミツの香りが更に拡がって来ました。 
琥珀色の濃度・糖度の高いハチミツがダラーーーと。
遠心分離機で剥ぎ取られた巣房の欠片もきちんと濾過。



横から。



近寄って。



濾過され容器に移したハチミツ。
そしてこのまま1週間ほど放置し、更に容器の底に沈んだ不純物や浮上した不純物
らしきものがあれば、これも熱湯殺菌したスプーンやストローでコマメに除去。





そしてこれも妻がネットで購入したガラス瓶を大きな鍋に入れ熱湯消毒、蓋も同様な方法で。
そして自然乾燥させた瓶にハチミツの充填作業をやってくれました。
瓶が水道水で濡れていても、雑菌が入る可能性があるからなのです。
そして瓶詰め作業も完了。これらパッケージング作業は全て妻がやってくれたのです。



ラベルも印刷して瓶に貼り付けて。
『Jinさんちのおいし~い蜂蜜』



住所、名前も記入してあります。
これは内容量600gのもの。もちろん添加物、加熱操作の全く無い100%天然の超濃縮ハチミツ。



そして1本1本ビニール袋に入れて準備完了です。



今年も多くの友人、知人からリピート予約を頂きましたが、趣味の素人養蜂家ですので、
毎年採蜜出来る量は安定しないのです。全てがミツバチ嬢の頑張り次第なのです。
今回も4本、5本等の予約の御連絡も頂きましたが、出来るだけ多くの方にお分けし、
楽しんでいただきたいので、今年もお一人様MAX2本とさせていただきました。
秋にはもう1回、量は今回よりは少ないでしょうが絞れるのではと期待している
素人養蜂家なのです。そしてお陰様で全て発送、手渡し済みとなりました。
ご予約いただいた皆様、どうか100%完熟の天然ハチミツをお楽しみください。
今年のハチミツの味はいかがでしょうか?



「はちみつがコロナウイルスに効く」といった根拠のない内容を標榜する例が、相変わらず
インターネット上で後を絶たないとのことです。「コロナに効く」というキャッチコピーに
踊らされることなく、「三密」を避ける、手洗いをするといった基本動作の更なる徹底で、
これからも続くであろう変異コロナウイルスから身を守りたいと思っているのです。
しかし「三密」は避けなければいけませんが、「蜂蜜」は楽しんでいただきたいのです。









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Last updated  2023.08.28 07:02:05
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