現在ノートPCでメインで使用しているのはMacintoshおよびWindowsが起動するMacBook。再起動するだけで両OSが使えるのでとても重宝している。確かMacintosh系の雑誌だったと思うが、Intel MacになってインテルCPUでMacintoshとWindowsが起動するようになればウイルス対策ソフトが作りやすくなるから、そのうちにWin&Mac両対応のそれが出る可能性は高いと書いてあった。ちなみに現在のMacBookではウイルスバリア(Macintosh)とマカフィー(Windows)を使用しているが、もしそうなれば嬉しいなと思ってネット巡回していたら、ついの待望の両対応ウイルス対策ソフトが発売された。
●ウイルスバスターシリーズ初、Mac OSにも対応 「ウイルスバスター(tm)2010」9月4日(金)より店頭で発売
トレンドマイクロがMacユーザに対して実施した調査(※2)によると、50.8%のユーザがMac OSに対応したセキュリティソフトを導入していないことが分かりました。また、Windows PCとの併用率を聞いたところ、約7割(73.9%)が「WindowsとMacの両方を所有している」と回答しました。そこで「ウイルスバスター2010」では、Mac OSに対応したセキュリティソフト「ウイルスバスター for Mac」を同梱し、OSの種類を問わず1シリアルで3台まで(※3)利用できる新ライセンス体系を導入しました。
ウイルスに感染する場面はメール受信、ディスクなどの媒体、ネット感染などが挙げられるが、最近はメールサーバー側で強制的に感染メールは排除されるなどして少なくとも私の周囲ではメール感染率は低くなったように思う。ディスク媒体受領はいわずもがなで他者からもらった媒体は全て開く前に必ずチェックするようにしているから、これが原因で感染する比率も低い。
となるとあとはネット巡回だけだが、トレンドマクロの5279人を対象にした上記の調査結果によると、Macユーザの二人に一人が安全対策ソフトをインストールしていないわけだ。経験的には誰もが見るような有名ウェブサイトだけを巡回しているのならば感染する比率はかなり落ちると思う。このあたりは実社会と全く同じで感染しそうな危険サイトに行かなければよく、その意味で二人に一人がウイルス対策ソフトをインストールしていなくても問題はないのかもしれない。
反対にいわゆるアングラサイトと呼ばれる危険地域を巡回するにはどうしても完全武装が必要になってくる。機関銃相手に竹槍で勝負するのは無謀の極み。だから自分の使用環境に合わせてウイルス対策ソフトを導入すればいいのかもしれないが、近年はさすがにそうもいかなくなった。検索→検索結果クリック→対象サイトへ飛ぶ→一発感染の確率が高まってきているからだ。
さてトレンドマクロ、『~WindowsでもMacでも、1シリアルで3台まで自由に組み合わせて利用できる~』と書かれているが、注釈で『※3 1台のパソコンにOSがひとつの場合です』との記述があるので、私のように1台のMacBookにVista,Windows7,Leopardの三種類のOSが入っていたらこれで制限一杯なのかもしれない。が、ダウンロード版だと年間5000円弱とお買い得感が高いので、次期候補としてはiAntiVirusと共に有力になってきた。
●「ウイルスバスター2010ダウンロード 1年版」オープン価格(4,980円)
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