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カテゴリ:維持・修繕
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今秋から顧問先のマンションで屋上防水を着工しました。 7年前に大規模修繕をイダケン事務所の設計・監理で行いました。 その際に防水を合わせて行うか否かの議論を行いましたが、以下の理由により時期を分けて行うこととなりました。 ・診断の結果、劣化は確認されたが、保護塗装と部分補修をすることで、延命が可能であると判断したこと。 ・このマンションは、これまでの大規模修繕時には必ず各戸からの臨時徴収を行っていたが、今回は臨時徴収をせずに修繕積立金残高の範囲内で収めたかったこと。 ・長期修繕計画において、大規模修繕と屋上防水の時期をずらして若干コストが割高になることになるが、将来の資金が賄える計画になっていること。 そして、現在屋上防水工事を施工中、イダケン事務所では工事監理をさせて頂いています。 屋上までの動線確保で、一部昇降足場を設置。屋上には安全策を講じています。 大規模修繕と一緒に行った方が、コストが割安であることは事実でしょうが、 資金に余裕がない場合に、無理して工事を行い、臨時徴収や借り入れを行う可能性があるのならば、 長期修繕計画による資金計画の見通しがきちんとできれば、期を分けて工事を行うことも良策であると考えます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.10.26 00:50:05
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