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カテゴリ:維持・修繕
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長期修繕計画は5年ごとに見直しを行っているケースが多いです。 その際に前回計画から今回計画までの、推定計画と実際に行われた修繕の実施状況を比較することが大切です。 ・実施していない工事があれば、最新版の計画にどのように反映していくか? ・計画上の推定金額と、実際に発注したリアルな工事の金額はどのくらい差異が生じているか? この情報を知ることにより、計画と実際の工事との間にどのような乖離があるのか分析ができます。 計画との乖離が大きい場合は、マンションに合わせた計画になるよう補正する必要がでてきます。 また、前回の計画と、新しい計画が、どのような点が変わったのか?これも整理する必要があります。 マンションの長期修繕計画は見直しが行われたとしても、これまでの計画や実際との工事とのつながりがないため、マンションに合わせた計画とは言い難いもので、計画があまり役に立っていない場合が多いです。 長期修繕計画は、積立金の理想額を決める資料だけではなく、マンションの中長期の維持方法のビジョンを定める重要な基礎資料となります。 見直しの際は、上記の内容を留意し、検討してみては如何でしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.11.10 00:50:05
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