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カテゴリ:維持・修繕
ブログにお越しいただきありがとうございます。イダケンです。
先週、顧問契約をしている約600戸の団地で通常総会が開催されました。 議案の一つが修繕積立金改定でしたが、大きな反対はなく合意形成を得ることができました。 積立金改定に至るまでは紆余曲折があり、3年ほど前に理事会が問題提起しましたが、結局、十分な理解が得られず、月日が流れました。 積立金値上げを理解していただくためには納得性が必要です。 管理会社は、ブランド系の大手管理会社。そこが長期修繕計画を作成し、提案を行いましたが、結果的にはうまい着地点にたどり着きませんでした。 そこで、外部専門家を入れて・・・というお話になり、イダケンがお手伝いさせていただくことになりました。 当初管理会社の提案とイダケン事務所が入って見直しを行った違いは・・・ 30年の計画で累計修繕費(支出予想)が約25%削減することができました。 団地で、全体積立金と棟別積立金がありますが・・ 全体で当初の管理会社提案と比較して約半分、棟別積立金で棟により違いがありますが、20ー35%の値上げ金額の圧縮を図ることができました。 総会に至るまでは、二度の説明会、アンケートと、慎重な意見聴取の場を設けたため、総会の場では、大きな抵抗がなく、合意に達しました。 長期修繕計画はだれがつくっても同じわけではありません。 居住者の気持ちに立ち、考えた提案ができるか・・そのパートナーは管理会社ではないかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.11.12 00:40:05
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