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カテゴリ:維持・修繕
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新しいマンションでは最初から対応済みですが、4K・8K放送への対応でお悩みのマンションは多いのではないでしょうか? イダケンが理事長を務める、もうすぐ築50年になりそうなマンションは、そもそもの設備が地上波アナログVHF派時代が基本スペックです。 各戸への配線(同軸ケーブル)も5C2Vという、現在の地上波デジタル放送が対応しているUHF派には全く向かない材料が使われています。 築20年くらいのマンションでも、BS、CS多チャンネル放送に対応はしているものの、当時はハイビジョンが受信できれ程度の設備で、当然4K/8K対応を想定しているものではありません。 技術は日進月歩。 4Kテレビが安価になっているこの時代。せっかくなら、居住者が美しいテレビの映像を楽しみたいと思うのは自然な流れだと思います。 4K・8K放送対応については、共同住宅においては大きく四つの選択肢があると思います。 ・アンテナ設備を改良して電波で受信する方法 ・ケーブルテレビ会社の契約(受益者負担、個別加入)によって、有線方式で受信する方法 ・スカパーサービスによって、有線方式で受信する方法 ・管理組合で対応せずに、インターネットを通じた「ひかりテレビ」等のサービスを利用して各戸の判断で受信する方法 です。 それぞれ、イニシャルコスト(導入工事費)とランニングコスト(サービスの維持費)が異なり、どの方式が相応しいかメリット・デメリットを検証して自分のマンションにとって何が最良なのかを選択することが望まれます。 管理会社のフロントマンは、事務的能力や人当たりがよくても、技術的なことは苦手と言う人も多いのではないでしょうか?その結果、複数の選択肢をリサーチせずに、会社推奨やたまたま提案してきたサービス業者の一案だけを提案して、組合に「YES/NO」を求めることが起きてしまいます。 こんなケースでも、しっかり様々な選択肢を分析し、組合に最良だと思われる判断を提供できるのは、イダケンの役目だと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.06.07 01:30:05
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