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マンション管理士イダケンが管理をグッと良くする

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カテゴリ:維持・修繕
ブログにお越し頂き有難うございます。

政府は、2035年まですべての自動車をEV化する目標を掲げています。
分譲マンションでも、この話題は出てきますが、2022年6月現在は、まだまだ積極的に取り組んでいる管理組合は少ないような気がします。

​​EV化のインフラ整備がマンションで進まない原因​​はなんでしょう?

1.関心はあるもの、インフラ整備の知識がなく、どう進めてよいかわからない。

2.整備するためには高額な工事費が必要となり、長期修繕計画ではEV化整備の費用を見込んでいないため、工事費をねん出することが難しい

⇒必要な充電インフラの整備を進めるため、補助金制度を設けています。
補助金の窓口となる「​一般社団法人次世代自動車振興センター​」では、マンション用にこんなわかりやすい資料も作成しています。









3.機械式駐車場のため、平置き駐車場のように充電設備を設けることができないと思っている。

⇒機械式駐車場でも充電設備設置を提案している業者があります。

4.充電設備を設置するためには、高圧受電設備を導入しないといけないと指摘された。

⇒急速充電器を多く設置すると、大きな電力が必要のため、高圧受電設備の新たな設置や、既存設備の変更が必要な場合があります。こちらも補助金が設けられる予定です。

5.駐車場利用者が少数派で、駐車設備に工事費を要する総会決議(合意形成)が取れない。

⇒駐車設置台数が少ないマンションでは、この問題が起こりそうですね。

6.私が一番の問題はここだと思うのは・・・管理会社お任せ型のマンションが多い中、フロントマン(物件担当者)が多忙で、組合から打診がないと、積極的な提案をしていない。

⇒イダケンのブログでも、この問題は何度か取り上げていますが、マンション管理業界は、いまだに、掛け持ちが多く、仕事が回っていないフロントマンがたくさんいます。管理会社としてノウハウや提案するスキルがあったとしても、提案することによりフロントマンは余計な仕事を増やすので、組合から積極的な相談がない限り、「まだまだ、他物件も様子見です」で済ませ、積極的なアプローチをしません。
イダケンはこの仕事を始める前までは、管理会社に10年勤めフロントマンの苦労はよくわかります。一方で、管理会社お任せ型のマンションが、いまだ大多数を占める分譲マンションでは、フロントマンのアプローチがインフラ整備を進める鍵を握っているのは事実です。





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最終更新日  2022.06.19 15:38:48



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