島根県斐川町の湯の川温泉「湯元湯の川」で泊まった際に、荒神谷
博物館のチケットをいただきました。
それを利用して、特別展「荒神谷銅鐸のなかまたち」(7/12~8/27)を
見てきました。特別展といっても、通常の200円という観覧料で見れる
ので、随分お得だと思います。展示施設はそう大きくないので、所狭しと
銅鐸が並んでいました。荒神谷遺跡(注)の銅鐸(国宝)はもちろんのこと、
近くの加茂岩倉遺跡の銅鐸(重要文化財)、国内最大の大岩山遺跡
(滋賀県野洲市)の銅鐸(残念ながらレプリカ)など、70点が展示して
あります。
考古学ファンでなくても、美術品として楽しめる企画だと思います。
また、博物館のすぐ近くには、ハス園が広がっています。
大賀蓮(オオガハス)
別名:2000年ハス
ハス科あるいはスイレン科
草本性水生植物
原産地:東南アジア、オーストラリア、北アメリカ
根茎はいわゆる蓮根(レンコン)で、食用にされるが、観賞用は細い。
大賀蓮は、大賀一郎博士が千葉県検見川の泥炭層から発掘され、
2000年以上前の種子といわれる。
(注)斐川町神庭西谷(かんばさいだに)において、1984(S59)年に
発見された弥生時代の遺跡。それまで全国で300本余りの銅剣が
出土していましたが、それを上回る358本の銅剣が出土し、注目され
ました。合わせて、銅鐸6個、銅矛16本も出土しました。