カテゴリ:真空管
オークションを通じて前オーナーから東芝の211Aを譲っていただきました。
何たって東芝です。入手出来てとても嬉しいです。 この日本独特のバルブ形状が良いですね。NECなどもこの形状です。 以前、Full music(中国)の「211という真空管」でオキサイドコートフィラメントの211を紹介しましたが、 今回はトリタンのものです。 因みにこの211Aはプレート損失は75Wです。 大きなカーボンプレートの211(100W)とは異なりますので、プレート損失をオーバーしない運用が必要です。 フィラメント点灯。 明るい!! etracerで特性を測定してみましょう。 Ep700Vでたっぷり75mA流れるところで測定します。 【1本目】 Ef=10.0V, If=3.22A Ep=700V Eg=-25.0V Ip=74.41mA rp=3142Ω gm=3827μS μ=12.0V/V 【2本目】 Ef=10.0V, If=3.39A Ep=700V Eg=-26.2V Ip=74.90mA rp=3299Ω gm=3557μS μ=11.7V/V 211ならではのとても綺麗なカーブですね。 しかし高rpですので8~10kΩのトランスが必要ですし、B電圧もある程度の高さは必要です。 前オーナーは「大がかりで重いアンプになる為、手放すことを決意した」とのことでした。 確かに本当に使うなら大がかりになりますが、出力1~3Wのミニワッターとして使うならもっと小規模でアンプが作れるかもしれません。 大きなアンプは重くなってしまい、私のような年寄りには厳しいです。 RES964シングルアンプや42シングルアンプは軽いので、アンプを週単位で変える私にとってはホント使い勝手が良いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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