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成績向上塾　鴻巣市　早稲田国際学園　不肖､高橋奮闘中!

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2011年04月の記事

全13件 (13件中 1-13件目)

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考える･･･

昨日、中３のＮ君に「塾長、哲学に正解ってありますかね？」と唐突に聞かれた。質問に対する答えを期待しているそぶりなので少し考えて「正解は無いだろう」と答えた。Ｎはしたり顔で聞いていたから、「ない」という答えに満足したようだ。高村光太郎の「道程」の詩のごとく、「僕の前に道は無い、僕の後に道はできる」そういえば、ちょっと前にも三女と話した折、会話の中の或ることについて「相対的ってどういうこと？」と聞かれた。彼女にわかりやすく？たとえば赤という色は他の色があって初めて赤と認識ができる。生とは死があって初めて実感できる。などと答えた････考える･･･そして考える･･･気がつくと考えている･･･考えてもしょうがないのに考える。Ｎ君も三女も、自分も････

2011.04.26

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連休前の大切なこと。

この塾には授業のほかに、演習という時間がある。もう少し洒落た？ネーミングでもいいのだが内容はひどく地道なものである。中２・中３生であれば英語の不規則変化。数学の計算練習。中１生は英単語や英文をなぞるところからはじめている。その後、確認テスト。不規則変化なら原形・現在形・過去形・過去分詞形・現在分詞形を１セットで５セットずつ、間違いを書かせる。とにかく、書かせることを中心に行うのが、この塾の演習である。基礎体力しかり基礎学力しかり、当たり前のことを当たり前のようにできて初めて授業に挑んでもらいたいと思う。

2011.04.22

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週間勉強スケジュール表

塾の宿題がいつ出て、それが何で、いつ宿題をしたのかという週間スケジュール表を各自に配り、自分でスケジュール管理するということをやり始めて2週間目、生徒も大変だが、こちらも大変である。一人一人のスケジュール表を計画通りできたかをチェックし、授業時に次の宿題と今週用の新しいスケジュール表を渡す。実はこれは定期テスト前の勉強計画のための伏線なのだ。やらされている勉強から、少しでも自分でやる勉強に意識を変えさせつつ無理の無いスケジュールを自分で作っていく。他人と比べることもない。競争ではないのだから。自己を少しでも管理できれば、他人にやさしくなれる。それは自分を計画し、抑制することのできる自信からくるものである。少しずつ、すこしずつ。あせらなくていい。

2011.04.21

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昨日のことなど

昨日は私用で新宿にあるＳというモード系の学校に行く。半世紀の歴史を経た建物は、すでにいないその創設者の思いのひとつひとつがいたるところに刻まれた味わい深いものだった。前衛を目指す、今は名も無い若き才能たちが自由な校風の中で、ストイックに学んでいた。　　　塾という空間についても少しヒントをいただいた気がした。建物やそれを囲む環境はその創設者の意志を象徴するものだからだ。ひとつひとつモノがその人の考え方を表している。そういう意味で公の建てたものではなく、個が建てたものを見たり、中に入ってその空気に触れることは貴重である･･･鴻巣の戻り、マメの散歩中、鴻巣のサッカー協会の堀田さんと立ち話。先週の土曜日、サッカー関係の有志とともに東北の被災地にトラックで行ってきたとのこと。その中には、元塾生やその親もいた。今、生徒であるＫの父親もいた。Ｓさんの会社のトラックを借りて物資を載せていったそうだ。みな鴻巣のサッカーの仲間である。「義を見てせざるは勇なきなり･･･」塾ではジュースの売り上げ代金を全額寄付することになり、生徒や近隣の皆様にもご協力していただいているのだが、この震災で供給源先の飲料が不足しているとのことで売り切れの表示が多い。買ってほしいのだが、品物が無い･･･ちょっとジレンマである･･･今週から塾の宿題のチェックが始まっている。先週渡した宿題計画表に自分でスケジュールを作り、勉強の管理をさせるのが狙いだが、昨日の中３授業での達成率は８割ぐらいか。今日は中１と中２のチェックとなるが、みなやってきてくれるだろうか？連休前までには何とか軌道に乗せたいと思っているが･･･

2011.04.19

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Ｓｕｎｓｈｉｎｅ　ｏｎ　ｍｙ　ｓｈｏｕｌｄｅｒ　ｍａｋｅｓ　ｍｅ･･･

人間というのは、自分の心に素直になれば、本当の自分の声に耳を傾ければ、生きていく意味がおのずと指し示されるのではないか。それが喜びであれ、哀しみであれ、そのとき、そのときを享受することができる。朝、起きて世田谷にいるもう一匹の愛犬、アニャオにせかされ風邪でふらついた頭で散歩。木々の新緑がまぶしい。すべてが光り輝いているように見える。風薫る五月の近いことを知らせている。花は自分が美しいことを知っていて咲き誇っているのだろうか？いや、ちがう･･･美しさとは無意識の中にあり、行為の途中にあるものだ。亡くなった父は一時期、短歌を作っていたが、今日、散歩をしながらその句を思い出す。「花、おのれの美しさを知らざれば、奥ゆかし」ずいぶんと達観し、ずいぶんと破調であるが･･･父は子どもからも見て人間としてだらしのない面もあったが、どこかストイックな面もあり、それがこの句によくあらわれているようだ。生きていくことは過程にすぎない。だからこそ、今日の新緑に素直に感動したい。

2011.04.17

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夢のゆくえ･･･

昨日は風邪を引いて早々と帰宅。今期は金曜日担当の授業はないので金曜日はなるべく遅れている生徒の補講にあてているが、昨日は予定無し。休んでも良かったが、事務の今井さんが休みなので鼻水と熱に浮かされながら登塾風邪を引くと熱に浮かされていつもなら必ず夢に見る宇宙空間に起こる無限の大スパーク？もなく、震災で暗くなった東北の町に無数の看板を取り付ける夢を見る。看板をつければ町が明るくなる？･･･そのためにはアクリル板を買い占める必要がある？。アクリル板を買い占める？･･･全国のアクリル板を一刻でも早く買い占めなくてはいけない？･･･というところで夢は覚めたように思う。なんでこんな夢をと思ったが、前日、塾の看板をつけていたのが関係している。長さ3,6ｍの看板のアクリル板を(長過ぎるので1,8ｍを4枚)買い、4人でつけた。頭の構造が単純なのか、それがストレートに夢に出てきたと言うわけだ。またもうひとつある方の夢を見た。夢でもし会えたら･･･という昔のj-popがあるが夢でも会えるなら会いたい。会っていろいろなことを教えてもらいたい･･･

2011.04.16

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看板

風邪を引いたようだ。自分としては毎年のこと。入試が終わって人心地ついた4月の中頃に必ず風邪を引く。今朝、起きるとのどが痛く、首も痛い。夕方から鼻水が出る。きっと明日以降は鼻水の大攻勢と声がかれる。十数年来、決まったように起こる。自分にとっては春が来た証なのだ。塾名を稲進学塾から3１年目に早稲田国際学園に変え、屋外の長さ３,６mもある看板だけが稲穂進学塾の名前を残していたが、本日を持って早稲田国際学園と変わった。業者に見積もりしたところびっくりするほどの金額を提示されたが、卒塾生のＹたちの努力で、見事な看板が出来上がった。自分は決して立派な人間ではないが、28歳の彼らが自分のために、この塾のためにこうして手伝ってくれることに、いまさらながら、一塾教師としての責任の重さを痛感する。製作　　ＹとＫと学生のＮ、そして自分も少々･･･

2011.04.14

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サクラと年間スケジュール

春である。桜が満開である。サクラは漢字では櫻とも書く。ある本によれば漢字が伝わる前の日本ではサクラという和音には「サク」、二つに分かれるという意味があり「ラ」は口調を整えるまたはその状態の意であるらしい。十数年前、シルクロードの旅から帰ってきて（その旅はパスポートを盗まれて大変な目にあったのだが･･･）成田のサクラを見たとき、日本は風景がやさしいと実感した。風景のやさしさは民族性に反映する。大陸の風景と島国のそれとではまったく違う。木へんに嬰でサクラであるが嬰はめぐらす、取り巻くと言う意味である。中国人はサクラを全体として見て、日本人はその小さな花びらの裂け目を見る。さて塾の話だ。先々週から、塾の1年間の授業スケジュールを作っている。月によっては学年・コースの授業回数が変動するので、これらの修正と1回1回の授業に帰納法的な意味を持たせるためである。そうやって作っていくと、年間の休日は日曜日以外7日間しかないことに気づく。もちろん、祝日は平常授業である。これができたら、次は生徒個人別の月間スケジュールを作りたい。特に受験生は何をどこまでやるのかを、個々に課していきたい。形式的なノルマにならないように、個々の勉強の習熟度に応じた対応をしていくことによって、やらされている勉強から、自分でやり始める勉強の形を早めに確立したい。それには少しでも早くはじめる必要がある。もうひとつは勉強の効率化を考えていきたい。かけた時間と成績は暗記ものでは比例はするが、国語の読解や数学ではかけた時間よりもその質である。塾の講師として、量とと質の問題はつねに考えていかなければいけないが、少なくとも、この塾では質にこだわりたい。また、新しい形の教育を目指して取り組んでいる高校中退者・不登校の生徒を対象にした中間部コースのパブリシティもしなくてはいけない。連休前に震災で中断となった卒塾旅行も行いたい。身体の方はすでにリカバリーできている。あとは心の方だが･･･

2011.04.10

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教えること･･･

昨日は中学生の補講をした後、２人の先生たちに任せ、久しぶりに鴻巣の馴染みの居酒屋に寄る。最近疎くなった町場の状況をレクチャーしていただくのも仕事のひとつ？である。帰り際、MAYKISSのシェフの奥さんと会い、立ち話。孫たちが私どもの塾に来ているのだ。孫が塾が楽しいって言ってくれたそうだ。湘南新宿ラインの電車の中で、卒塾した生徒たちの寄せ書きをあらためて見ていた。Ｍのは「塾長には英語と数学を教えてもらい前に比べると本当にできるようになりました。塾長は常に面白かったです（笑）」というのもある。Ｋのは「塾長のおかげで苦手だった数学ができるようになりました。塾長の作ってくれた豚汁はすごく美味しくて塾長の授業はとても分りやすく面白かったです」Ｏのは「数学が苦手な私に分りやすく、教えてくれてありがとうございました。授業中は塾長のいろいろな話があったり楽しかったです」この塾に小３から６年いたＳ、このＳの家は４人ともこの塾に通わせてくれたし、今も中１の弟もいるのだが、「塾長には勉強だけではなく、人とのかかわりについても教わりました。小学校のときは泣いてばかりいて塾長を困らせててしまいましたが、優しく言葉をかけていただきありがとうございました」自分はすっかり忘れていた･･･そんなこともあったのか。辛らつなのはＹの「たまに無意味と思わせる内容もありましたが、それも含めて塾長の授業は楽しかったです。豚汁はとても美味しかったです･･･」というのもある。受験前の豚汁は記憶に新しい･･･アクシデントもあったが･･･Ｋはこう書いている「塾長が数学でいろいろな問題を出したりしてくれるのでとても面白かったです。解けなかった問題にもしっかりヒントをくれてとても分りました」このＫは埼玉の数学の平均点が４０点台のところを９９点を取ってきた子である。保護者が塾に求めているものは生徒や保護者の数だけさまざまであると自分は思う。塾だから、スパルタも否定はしない。大量の課題も否定はしない。ただ、勉強は面白い。その面白さを享受することは誰にでも平等に与えられている。よって、教師と呼ばれる者の責任はとても重いものであると思う。小さな価値観では子どもたちに負けてしまうことを、我々大人は考えるべきだ･･･

2011.04.09

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寄せ書き

塾に着いてすぐに、番犬のマメの散歩。彼女は自分の足音を聞きつけ、通りの角を曲がるときから吼えている。いつもの散歩コース。今日は入学式。途中ですれ違うお父さんもお母さんもみなスーツで晴れがましい。春のほほえましい光景である。卒塾した新高１たちも代表して入学式の帰りに塾に立ち寄ってくれた。お世話になった各講師に寄せ書きを持って･･･自分も頂いた。誰が発案するのか知らないが、素直にうれしい。制服とネクタイの締め方でわいわい騒ぐ。女子はすでにスカートをたくし上げて、初日にしてそれなりに。塾長のネクタイの締め方はプレーンノットでしょ？とパソコンで調べてみなでワイワイ。自分のネクタイの締め方が、かなりいい加減であることが分ってしまったがきっちりと左右対称の締め方はイキじゃないと、こちらも反論。この瞬間を楽しむこと。今、ここに彼らと在ることを楽しむこと。マメとひとときの散歩をして、春を心から感じて、その風を頬に受けること。塾生とたがいに心のキャッチボールしながら年間スケジュールにそって授業を進めていくこと悲しいことを悲しいこととして泣き、黙って酒を飲んで寝ること。それが、今の自分には必要なことである･･･

2011.04.08

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ハクレンによせて･･･

4月に入り、塾の授業は各学年・各クラスにおいて順調に進んでいる。生徒数もチラシを入れていないにもかかわらず、例年よりはいい。が、自分の心の中はむなしい･･･気がつくと塾舎のまえのハクレンを見つめている。すでにだらしなく散ってゆく、さだめであるが、闇に映える肉厚のハクレンの花は、妙になまめかしい。花が散ると精力的に葉をつける。連休の前ごろには新緑がまぶしくなる･･･そして･･･その前にはやるべきことが多いのだが、今はただハクレンを眺めるだけである。

2011.04.07

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春に思うこと３

昨日は自分にとって人生を決定づけたＩ先生のお兄さんと西武池袋線の桜台で待ち合わせて初めて会う。高村光雲の代表作「老猿」のごとき風貌と、神田神保町で育った下町かたぎにＩ先生をだぶらせている自分がいた･･･予定の時間をはるかに超えて、事務の今井さんに連絡。鴻巣にもどると駅で、卒塾生のＹとＹの同僚に声をかけられた。野球部出身の大きな声で。彼らは大学を出て起業している。詳細は今はいえないが彼らの起業の方向性は面白い。塾に行ったが自分がいないとの事で事務の今井さんが駅につく時間を教えてくれたとのこと。彼ら2人は自分を駅で待っていたのだ。そのまま彼らの車に乗り、塾まで送ってもらう。その後、経過報告。彼らの起業に少しでも役に立ちたい。そして自信を持たせたい。功利主義ばかりが目につくこの現代で、彼らの考えは脆弱であり、非力であるが、若者らしくこの世界に挑んでいる。今は給料も出ない2人であるが、その大志はその体躯と等しく無限に感じられる･･･さて、今日は高3の英語担当のＡ先生が自分のたっての頼みで5年ぶりに戻ってきてくれた。授業後の生徒の感想は上々である。早稲田国際学園は生徒のためにある。いい講師をそろえるなら自分はなんでもする。それに刺激されて自分もいい授業をしたい･･･この数日、岩波新書の「千利休　無言の前衛」という本を読んでいる。おそらく４0台の半ばごろに購入したものだが。自分の本の買い方は今、読んで分らなくても気になる本は買って「つん読」しておく。そのうち年を取り興味がわけば読む。読書には精読、乱読、つん読（積み重ねておくだけの本の意）いろいろある。それを教えていただいたのもＩ先生であった････

2011.04.05

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春に思うこと　２

30代の中頃に鴻巣のお坊さんたちとMaukissのシェフの堀田さんとインドに行った。とある町でアウトカーストの人たちに囲まれ、持っていた金をめいめいに分け与えた。インドに行くと（インドだけでなく東アジアを除けば）初めは物乞いに懲り懲りする。なぜ懲り懲りするかと言えば、いちいちなぜこの人たちに金を与えねばならないかを自らを説得するための理屈を考えるからだ。旅をしていくうちに、それを考えることは無意味に近いことを悟った？そして旅行者として少しでも余裕の金を持っているのなら、理屈など抜きにして分け与えればいいことに気がついた。「情けは人のためならず」とは、情けをかけることは、かけるという能動的行為ではなくアジアにおいては、自分もまた、この世に生かされている人間に一人に過ぎないということである。それはヨーロッパから来ていた痩せこけた金髪のヒッピーの若者が、持っていた数枚のビスケットを自分もおなかが減っているので自分にも1枚、でも君にも1枚とジェスチャーで分け与えていたのを見たことにも関連するが･･･さて今、巷には募金活動が多い。先週も、今日も、塾長!!と声をかけられ鴻巣駅で募金をしたが、新宿でも元気な声で募金活動をする大学生が多い。、少しやり方をかえるともう少しいいのではないかと思うのは自分だけか･･･今日は単語テスト不合格者を残す。４月の終わりごろまでには、少なくとも動詞150題は完璧にしたい。旅と旅との君や我君と我とのなかなれば酔うて袂の歌草を醒めての君に見せばやな　若き命も過ぎぬ間に楽しき春は老いやすし誰が身にもてる宝ぞや君くれなゐのかほばせは名もなき道を説くなかれ名もなき旅を行くなかれ甲斐なきことをなげくより来たりて美き酒に泣け　光もあらぬ春の日の独りさみしきものぐるひ悲しき味の世の知恵に老いにけらしな旅人よ心の春の燭火に若き命を照らし見よさくまを待たで花散らば哀しからずや君が身はわきめもふらで急ぎ行く君の行衛はいづこぞや琴花酒のあるものをとどまりたまへ旅人よ島崎藤村　酔歌より

2011.04.04

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