驚き 巧妙な天下り
一連の報道で知った文科省の天下りの巧妙さに驚きを禁じ得ない。省内は言うに及ばず、天下り先までも含めたマニュアルに依る徹底した口裏合わせ、OBを巻き込んだ天下り斡旋、無駄1つ無い計画性等々、我々凡人には、到底思いつかないような巧妙さに本当に驚かされる。しかも、法を犯していながら、悪いことをしている意識がないが如くの有様が、憎たらしさ倍増だよな。刑事ドラマの「相棒」で、杉下右京が殺人事件の真相を究明しながら、後ろに隠れている省庁の天下りを暴いてしまうシナリオが有ったけれど、まさにそれを見ているような気になってしまう。ただ、文科省の場合は、ドラマではなく現実。ある意味キャリアって頭いいんだなぁ〜とも思う。きっと分かっていないだけで、同じような事は他の省庁でもあるんだろうな。「文科省の奴ら間抜けだよなぁ〜、バレるような天下りルート考えやがって。俺ら、もっと巧妙だから、絶対バレないもんねぇ〜。ヘッヘッヘッ」って言っているキャリアが居るに違いない。頭が良いのは認めるから、それを本来の仕事に使って欲しいよな。