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2016.09.06
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カテゴリ:政治
蓮舫氏の“国籍問題”で新たな問題か?日本の政治家として資質に疑問
民進党代表選(15日投開票)で深刻な問題が浮上している。出馬した蓮舫代表代行に、日本国籍と台湾籍とのいわゆる「二重国籍」でないかとの指摘があり、その疑問が完全に解消されないのだ。蓮舫氏は「台湾籍は抜いた」と説明しているが、その時期は不明確。

蓮舫氏は「ガラスの天井を破る」として、女性初の首相を目指している。「国籍単一」の原則を持つ国のトップとして、外国籍を持つか否かは根源的な資質の問題だ。

---

この「問題」については、前にも記事を書きましたが、 蓮舫の主義主張のすべてに賛同というわけではありませんし、7月の参院選でも票は入れませんでした。でも、二重国籍の何が問題なのか、私には理解できません。
人は生まれてくる両親も国籍も選ぶことはできません。彼女は、旧国籍法の時代に生まれたので、出生の時点では外国籍しかなかったけれど、母親が日本国籍なので、1984年の国籍法改正によって、自動的に日本国籍を得て、二重国籍になったわけです。そこに本人の選択の余地はありません。この世の誰も、自分で自分の生まれを決められる人などいない、それと同じことです。
しかし、その後彼女は自分の意思で日本国籍を選択をしています。日本国籍と台湾(中国)国籍どちらを選ぶことも可能な中で、あえて日本人を選択したのです。日本で生まれ育ち、台湾語を話すこともできないので、実質的には他の選択肢はなかったかも知れませんが、そういった実利も含めて、日本を愛しているから日本を選んだのでしょう。ひょっとしたら、日本国籍を「選択」する機会などない大半の日本人より、その意識は強いかも知れません。

ともかく、重要なことは、彼女が二重国籍という属性になったことについて、彼女自身の選択の余地は皆無ということです。
本人の選択権のない属性を攻撃するのは、差別です。

「国籍単一の原則を持つ国のトップとして、外国籍を持つか否かは根源的な資質の問題だ。」

と、産経新聞はほざいているます。日本国の国会議員だから、日本国籍の有無が根源的な資質の問題、というなら分かります。それに、去年日本国籍になったばかりです、と言われたら、それはどうかと思います(蓮舫は当然日本国籍を、30年以上前から持っている)。でも、外国籍を持っていないかどうかが、何故根源的な資質の問題になるのか、私にはまったく理解できません。
そういう言い方をするなら、「平和憲法を持つ国のトップとして、今の憲法を守る意志を持つかどうかは根源的な資質の問題だ」と、私は思います。何と言っても憲法は国の根幹となる、もっとも重要な法律ですから。もっとも、それでも、憲法を変えようとする人間が日本のトップにいるのが現実で、それが選挙の結果なんだから、仕方がありません。
それに対して、日本の国籍制度は、実質的には二重国籍を容認しているに等しい状態で、国籍法16条はほぼ空文化しています。そのような空文化した規定に合致するか否か(それも、本人の選択によってではなく生まれによってそうなっただけなのに)が、何で根源的な資質の問題などになるのか。
馬鹿馬鹿しいにもほどがある。

要するに、排外主義の一形態ということです。





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最終更新日  2016.09.07 08:01:03
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