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カテゴリ:素朴な疑問
イスラエル軍がレバノンに侵攻して以来、レバノン情勢が緊迫しています。
レバノン情勢の緊迫を理由に、原油価格の上昇を予測する人がいます。 最近は、レバノン情勢の沈静化により(?)、原油価格は下落しています。 なぜでしょうね。 中東有事となると、原油が高騰するというイメージが、何となくあるのですが、レバノンでは原油の生産はしていませんよね。レバノンで戦闘が激化しても、原油生産量には影響がないように思うのですが... 戦争が、湾岸諸国やイラクに拡大することを見越しているのでしょうか? さすがにイスラエルも、湾岸諸国に侵攻することは、当面ないと思います。 イラクは既に米国が押さえています。テロの懸念は大きいですが。 イラン情勢は気になりますが、こちらは米国の意思にかかっていると思います。 イラン情勢が緊迫化するのは、2008年のアメリカ大統領選挙の1年前からだと予想しています。 結局、戦争が拡大するというよりは、湾岸諸国やイラクでのテロが活発化し、原油関連施設に被害がおよぶことを懸念して、原油価格が上昇するのですかね? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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投資ゲーマーさん こんばんは♪
全くの素人ですが資源関係の仕事を仕事を通じて知った拙い知識および新聞報道等からは、・・・レバノンでイスラエルと対峙しているヒスボラをイランが支援しているために石油が関連してくるようです。 ご存知の通り、イランはOPEC第2位の石油生産国かつ確認石油埋蔵量は世界の10%を占めると云われており、イランの生産動向が原油価格に及ぼす影響を市場は気にしているのではないでしょうか。勿論、テロの活発化、原油施設への被害などの懸念も影響していると思います。 それにしても・・私はいつも、石油という最も重要な資源が中近東という世界でも希なる複雑な政治情勢が絡んだ地域に大量に算出することに、不条理というか、不思議な摂理を感じてしまいます。 原子力発電に関しては賛否両論ありますが、ウラン資源が豪州、カナダ等、政治的に安定した西側諸国が主要産地となっている点には優位性があるようです。 資源に政治が絡むと、本当に難しいですね。 (2006.08.31 18:24:07)
幸せな投資家さん、コメントありがとうございます。
>ヒスボラをイランが支援しているために石油が関連してくるようです。 なるほど。イランで軍事的に緊張するのは1年以上先だと思っていましたが、たしかにこれを理由付けにした経済制裁などで、原油輸出が減少することは、ありそうですね。 >それにしても・・私はいつも、石油という最も重要な資源が中近東という世界でも希なる複雑な政治情勢が絡んだ地域に大量に算出することに、不条理というか、不思議な摂理を感じてしまいます。 重要な資源があるからこそ、各国が干渉し複雑化している面もあると思います。100年後とかに石油が無くなったら、中東和平が訪れるのではないでしょうか。 >原子力発電に関しては賛否両論ありますが、ウラン資源が豪州、カナダ等、政治的に安定した西側諸国が主要産地となっている点には優位性があるようです。 今後はウランの重要性が高まってくるのでしょうね。北朝鮮にウラン鉱脈があることが、北朝鮮問題を複雑にしそうです。 >資源に政治が絡むと、本当に難しいですね。 国家間の競争とは、基本的には天然資源と消費市場の取り合いだと思います。資源には政治がからむものだと思っています。 最近私が気にしている事は、資源の国家管理の動きが広まっていることです。資源を持たない日本にとっては、不利な流れだと心配しています。 なんか暗い話題ばかりになってしまいました。私も幸せな投資家にならないと。 (2006.08.31 22:06:35) |