虹の鉱物

　岐阜から帰った翌日はレナウンのバーゲンがあって、岡崎へ。
本当は旅から帰ったばかりなので、身体を休めたいという気持ちがあったけれど、
バーゲンはその日に行かなければ買い物することが出来ないから、行くしかないわ。
収入の限られた一般家庭では被服費に回せる支出額も限られているのよ。
バーゲンで、少しでもお得に買うのは主婦の常識よね（←えっ、私んちが貧乏なだけだって）
でも、普通の家庭はそういうものでしょ。
みんな、そんなに物を買い回ったりは出来ないと思う。
昨年、未亡人になった友人は、亡くなった御主人の遺族年金が少ししかもらえなくて、
自分の年金だけで生活することになったため、
今年から年賀状も止めるし、髪も染めないことにしたと言うよ。
多分、二人分の年金で生活するのと、一人分の年金で生活するのは違うから
これまで通りに生きるのは厳しくなったんだね。

“足るを知る”って大事なことなのだよ。
“身の丈に合った生活”が大事なんだと思う。
人が失敗する原因の多くは見栄が原因していることが多い。
見栄で身を滅ぼした人を、何人も知っている。
見栄は張っちゃダメなのよ。
無ければ無いで、生活の中で必要なもの、必要でないものを見極め、
切れるものは切り、はぶける物ははぶいて、知恵を絞り、
一生懸命に一人で生きようとしてる彼女を尊敬する。

準備も大切。
やはり、人間は歳を取り、やがて働けなくなる時が来る。
そんな時のために、今を少し引き締め、未来のために準備しておくほうがよい。
イソップ寓話の「アリとキリギリス」のような人間達は
たしかに、この世界に存在するし、結果も物語と同じ。
私達はアリさんのように、少し先の未来のために準備をしておこうね。


すっかり秋の装いの岡崎地区


京都府立図書館


横側から


この樹が気になる（笑）


京都府立図書館は素晴らしい建物だね


白川沿いの小径を歩く

今冬用のコートは今回は買わなかった。
私、自分でも物もちが良すぎて、コートが増えるの。
今年は今までの物を何着か友人に譲るつもり。
減らさないと新しいコートは買えないね