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2013年12月05日
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カテゴリ:札幌市


札幌からの取材は「さっぽろスイーツ」で締めくくり!!


1-大通公園縮小.jpg

札幌からの取材は、今回で10回目になります。
札幌には、全国に誇れるグルメな料理や食品がイッパイありますね。
代表的なものでは、「さっぽろラーメン」「スープカレー」「ジンギスカン」
「海鮮料理」などですが、近頃話題に事欠かないのが「さっぽろスイーツ」
ではないでしょうか。
札幌を、日本の、いや世界のスイーツ王国にしようと立ち上がったのが、
2005年に設立された「スイーツ王国さっぽろ推進協議会」(2013年
11月時点の構成団体は、札幌洋菓子協会、札幌商工会議所、札幌市の3
団体)です。
札幌市内および近郊の洋菓子店に所属するパティシエを対象にして、
その年に札幌を代表するに相応しいスイーツを決める「さっぽろスイーツ
コンペティション」が開催されて8年目になります。
同協議会に加盟するお店は、どちらのお店もレベルの高いお店ばかりで、
今回取材させていただくお店は、“さっぽろスイーツ2013”グランプリ
を受賞された“さっぽろ黒豆タルト”の「ケーキハウス ステラ☆マリス」
さんに決めさせていただきました。



「さっぽろスイーツ2013」生洋菓子部門のグランプリに輝いた
「さっぽろ黒豆タルト」の「ケーキハウス ステラ☆マリス」さんです!!



2.jpg
 
「ケーキハウス ステラ☆マリス」           


3-黒豆タルト1.JPG

「さっぽろスイーツ2013」洋菓子部門
グランプリに輝いた「さっぽろ黒豆タルト」


「さっぽろ黒豆タルト」を開発したのは、ステラ☆マリスのパティシエール
(女性のパティシエ)の橋本直子さんです。
黒豆が大好きな橋本さんが、正月だけでなくいつでも黒豆が食べられたら、
と思ってケーキに使ってみたのがレシピ開発のキッカケです。
ケーキの中には12個の黒豆を使い、ケーキの表面には黒豆の煮汁をかけて
外側を黒く覆い、全体が黒豆に見えるようにしたことが、デザイン的にも
技術的にも、オリジナリティの高いスイーツ作りを可能にしたのです。
今年の春にグランプリが決まり、同協議会加盟店に「さっぽろ黒豆タルト」
のレシピが公開されて、このレシピをベースにした参加店独自の「さっぽろ
黒豆タルト」を作って、味とデザインを競うのが、この事業の核になって
います。
参加店は25社54店で、5月末から7月末まで、参加店を巡って
“さっぽろ黒豆タルト”を食べ歩くスタンプラリーが開催されました。
その結果、道産の黒豆が品薄状態になり、道内から広く黒豆が集められた
ほど、食材もスイーツも売れたのです。


4.jpg
 
「さっぽろ黒豆タルト」


グランプリが発表された後、すぐにステラ☆マリスにお客様が押し寄せて、
ホワイトデーを間近に控えていた時期だというのに、あっという間に売る
商品が無くなってしまい、作っても作ってもすぐに売切れてしまう状態が
2~3ヵ月続いたそうです。
さぞや儲かったのではと思いきや、手作りで1日に作れるスイーツの数は
知れていて、原材料の仕入れや、職人確保の難しさもあって、簡単には増産
できないのだそうです。それより、常連のお客様にご迷惑をおかけすること
の方が心配だったようです。
世の中は、お菓子のようには甘くはないようです。それにマスコミの取材も
連日続いたり、今思えば毎日が台風のような日々だったそうです。
また、“グランプリを取ってからが、本当の勝負だった”と後で分って残念な
思いもしたそうですが、“やっぱりグランプリを取ってよかったですね”と、
オーナーの隅田さんは感慨深げにおっしゃっていました。



オーナーの隅田さんは、スイーツ作りだけでなく、
シュガークラフトのコンクールでも活躍するパティシエです!!



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オーナーの隅田さん                  


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どれも美味しそうなケーキが並ぶショーケース


ご紹介が後になってしまいましたが、「ケーキハウス ステラ☆マリス」の
オーナーの隅田和男さんは、札幌洋菓子協会の副会長で、北海道洋菓子協会
の常務理事という重責を担う方です。
お店の名前は、ラテン語のSTELLA=星、MARIS=海 のことで、“北極星”
を意味しているのだとか。お店の場所は、地下鉄南北線「澄川駅」から
徒歩約5分のマンションの1階にあります。
製造・販売しているスイーツは、各種ケーキ、焼き菓子、デコレーション、
パイ、プリン、ジャムなどですが、特徴的なのがシュガークラフト(砂糖細工
の工芸品)の人形作りです。年間500~600体もの人形を作っていて、
東京からのオーダーも多いのだそうです。


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シュガークラフトのデコレーション。


9.jpg

シュガークラフトのキャラクター。


ウェディングや誕生祝のデコレーションケーキに、シュガークラフトの
人形をデコレートしてプレゼントするために使われるもので、英国では、
19世紀のビクトリア時代から続く、シュガーアートとして人気があります。
オーナーの隅田さんは、昔からシュガークラフトのコンテストに作品を出品
する常連で、これまでに沢山の賞を獲得してきた方です。いわば、お菓子
細工の工芸家でもあるのです。



市内の果樹園さんから仕入れた果物と野菜に、
市内の乳業会社から仕入れた乳製品を使った、
札幌産食材にこだわったスイーツ作り!!



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札幌産のリンゴとカボチャのスイーツを前に語るオーナーの隅田さん。


「いしかり育ちの食」がテーマの取材ですから、ステラ☆マリスさんの
石狩管内産の食材を使ったスイーツをお聞きしたところ、沢山ありました。
ケーキやパイ、デコレーションやジャムなどに使っている果物や野菜は、
その多くが市内南区の岡村果樹園さんで生産しているものを使っています。
また、スイーツ作りに欠かせない乳製品も、市内厚別区の新札幌乳業さん
の製品を使っているなど、札幌産こだわったスイーツ作りを前提にして
います。
では、何故そこまで札幌産食材にこだわるのでしょうか?
実は、ステラ☆マリスのお店を開業した14年前(平成11年)にお子さん
が生まれて、子供が食べてくれるお菓子作りをテーマにしてきたのです。
子供に食べさせて安全な食材、添加剤を使わないお菓子、子供が食べやすい
味付けを追及している内に、無農薬で添加物を使わない、素材の味を
活かした優しい味のお菓子作りにたどり着いたのです。



ステラ☆マリスの取って置きの定番スイーツは、
札幌市南区産のリンゴを使った、ちょっと不格好なアップルパイ!!



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ステラ☆マリスの定番のスイーツ“アップルパイ”。
    
 
パイを作るのが好きなオーナーが、色々なフルーツを包んでは焼いてみて、
一番美味しかったのがリンゴを使ったアップルパイだったそうです。
お店を開業することになった時、真っ先に南区の岡村果樹園さんに、
年間を通してリンゴを仕入れさせていただけるようにお願いしたのです。
また、パイ生地に使うバターは新札幌乳業さんから仕入れたもので、
生産者の心が伝わる地産食材にこだわって使用しているのです。
お店を開業して以来、14年間毎日作り続けてきた定番スイーツが
ステラ☆マリスの“アップルパイ”なのです。
見た目がちょっと無骨ですが、この形がとても食べやすいのです。
それにパイ生地のサクサクした食感と、酸味が少し残る甘みを抑えた
煮リンゴの味が、パイ生地とよく馴染んで、癖になりそうな味です。
よくお客様から、お店の一番のお薦めスイーツはどれですか・・・?
と聞かれて、すかさず“アップルパイ”ですと答えると、10人中9人
はもっと見栄えの良いスイーツを買っていくそうです。
しかし、この一見無骨な“アップルパイ”を一度でも食べた人は、大抵
リピーターになってくれるくらい、すぐにまた食べたくなって来店する
らしいのです。だからこそ、14年間も売れ続けているのですね。
どうやら、小さな子供が喜々として食べてくれるスイーツとは、実は大人
が欲していた、愛情たっぷりの優しい味のスイーツなのかもしれません。
貴方も、ステラ☆マリスの“アップルパイ”と“さっぽろ黒豆タルト”を
じっくり味わってみませんか。


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「さっぽろスイーツ」に関する情報は「スイーツ王国さっぽろ推進協議会」
のホームページとブログをご参照ください。
スイーツ王国さっぽろ推進協議会  http://sweets-sapporo.com/
スイーツ王国さっぽろ公式ブログ http://sapporo.100miles.jp/s-sweets

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取材先名         ケーキハウス ステラ☆ハウス
住所            〒005-0004
               札幌市南区澄川4条3丁目4-20 シャトー澄川1階
電話/FAX         011-817-0777/011-817-0888 
取扱商品         ケーキ、焼菓子、プリン、デコレーション、シュガークラフト
取材商品         アップルパイ 1個230円
石狩管内産食材     札幌市南区の岡村果樹園のリンゴ、
               札幌市厚別区の新札幌乳業のバター
販売期間         通年販売
営業時間         午前10時00分~午後8時00分
定休日           年中無休
取扱店           自店、ネット通販
ホームページ        http://www.stella-maris.co.jp/

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最終更新日  2013年12月05日 13時42分15秒



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