不動産投資マイスター

日本政府は、今月（令和2年10月）から現在の入国制限を緩和する方向で検討を進めることにしたようです。

相変わらずのサイロ化（縦割り）した行政システムの弊害で、なんとものんびりした動きですが、コロナ禍によって痛めつけられた経済の再生を進める上でも重要なポイントなので、なるべく早く進めるべきだと思います。

今回の制限緩和で外国人留学生や技能実習生の入国も再開しますが、これは第1次産業や食品加工業等での労働力不足が顕在化しているそうで、切羽詰まった問題の様です。

私は「通販大家さん」での役割上、常に新たな投資対象を作り上げていく必要があるので、世の中の一歩先を見る努力をしているつもりです。

実は、世の中の一歩先を見ながら新たな投資対象を作る努力を始めたのは、8年ほど前に自身の主催で行ったセミナーの会場で見た「外国人留学生の為の賃貸」をテーマにしたセミナー告知を見てからなのです。

その後、複数の団体に取材をお願いしたり相談したりと、色々と学んできましたが、直後に「高齢者向け住宅」の開発がスタートしたことで、後回しになっていたのですが、当時、自宅があった前橋市でも留学生が増えてきたことを目の当たりにして焦り始めたのが4年半くらい前です。

しかし、当時は、空いているファミリータイプの部屋を留学生を受け入れている学校が借上げ、そこに複数の学生を入居させるスタイルが一般的で、まだ、私達の出る幕は無かったのです。

やっと、約3年ほど前に留学生用の物件を取得し、運営を始めてみたものの、当初、私が思い描いていたそれとは大きく異なる現実がありました。

その詳細は、また機会を改めて書きますが、ザックリと言うと、私は「留学生用のレジ」を居住者同士が協力し合いながらいわゆるシェアハウスの様に暮すものだと考えていたのです。

先月もコロナ禍の行く先が見切れていない状況ではありますが、「外国人留学生、技能実習生」用の物件を一つ取得しました。

現状も9割前後が外国人の方が入居している物件ですので、今後も専用化の方向で検討しています。

以前（3年ほど前）の物件を取得した頃は、（前橋には）まだ、外国人留学生用に特化した賃貸物件はほとんど無く、実際に入居する側の志向等もほとんど理解できていませんでしたし、更に日本人同士では、まず考えられないことなのですが、宗教の違いや母国の政治・思想や社会状況にも神経を使わなくてはならないなんてことも全く分かっていませんでした。

しかし、3年弱の間に、その辺りのことも分かりはじめたところに今回取得した物件の話が舞い込んできたので、（コロナ禍の影響が怖かったのですが）ほぼ即決で購入することにしたのです。

この機会に、今まで彼ら（外国人留学生、技能実習生）が望む（賃貸）物件に付いて学んできたことを記しておきます。

すいません。次の予定の時間がきてしまいました。

続きは次回に。