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テーマ:特撮について喋ろう♪(4574)
カテゴリ:トクサツ(特撮)
映画DVD『フランケンシュタイン対地底怪獣バラゴン』(1) 1965年 ウルトラマンに先駆けた「巨人対大怪獣!」和製ホラー映画であり、「初の日米合作怪獣映画」。
2009年,日記第1回はこれ! 景気の悪い時には明るい映画…ではなく暗い映画を!! 東宝特撮怪獣映画の決定版にして、カルト映画!! 大人向けホラーモンスター映画で『初の日米合作怪獣映画』です。 超お勧めです! ドイツから持ち込まれた“フランケンシュタインの心臓”が、 広島に投下された原爆の影響で怪物に成長。 時を同じくして出現した地底怪獣と、富士の裾野で死闘が繰り広げられる! ![]() 楽天レンタルで「フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン)」を借りよう 制作順では「三大怪獣地球最大の決戦」のあと、 「ゴジラ」シリーズは明るく楽しいファミリー向けの怪獣映画で、 ゴジラはアイドルになっていった一方、 もうひとつの路線として、「マタンゴ」など大人向けのリアルな怪奇怪獣映画 として創造されました。 元のアイディアは、「フランケンシュタイン対ガス人間」、 それが「フランケンシュタイン対ゴジラ」になり、さらに形を変えて実現。 一本角のオリジナル地底怪獣バラゴンが新たに作られました。 このバラゴンがホリが深いギョロ目のおっさん顔、かわいいようで、 いかついような表情は、絶対【アーネスト・ボーグナイン】に似てる!!! わかる人にはわかる^^;) サントラCD廃盤: ![]() 黄色く光る一本角、意外やジャンプする身の軽さ、元祖怪獣スーツアクターで あるゴジラの中島春雄の演技により命を吹き込まれ、動物的な魅力に満ちています。 ちなみに、今では有名な話ですが、バラゴンの着ぐるみはこの後、 ウルトラQのパゴス、ウルトラマンのネロンガ、マグラ、ガボラに改造され、 最後はまた「怪獣総進撃」のバラゴンに戻されました。 (ネロンガ、ガボラも中島春雄が演じました。) 対するフランケンシュタインも生身の役者(古畑弘二)が、 そのまま怖い特殊メイクで演じ、ダイナミックな格闘を演じます。 ここにウルトラマンに先駆けて、巨人対大怪獣の対決が実現! ゴジラとかよりも怪獣の身長が半分以下と低いため、その分ミニチュアが 大きくなったので精巧でリアルです。 団地やパトカー、湖の遊覧船など、ミニチュア作製技術の芸術品です。 LD: (LD)フランケンシュタイン対地底怪獣 ![]() いつもとちがってシリアスな高島忠夫、変わらぬ美しさ水野久美、 なぜかバラゴンにもフランケンシュタインにも偶然遭遇してしまう土屋嘉男と、 東宝特撮映画の常連組みの方々の出演も見もの。 また、海外輸出のウケを考え、「怪獣大戦争」のニック・アダムス (声は銭形警部の人)ら外国人俳優が出演し、ホラーテイストを盛り上げています。 ちなみに「フランケンシュタイン」は、不死身の人造人間を作った博士の名前で、 冒頭でそのとおりの説明を広島病院軍医役の、志村喬がしていました。 したがって、モンスターの正式名称は「フランケンシュタインの怪物」なのですが、 おそらく故意に混同して、物語の進行に従って、巨人モンスターの名前になっちゃいました。 …例によって書ききれませんでしたので(2)に続きます。 販売DVD: [DVDソフト] フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン) ![]() 製作:田中友幸 原作:ジェリー・ソウル 脚本:馬淵薫 音楽:伊福部昭 特技監督 円谷英二 監督:本多猪四郎 出演:高島忠夫、ニック・アダムス、水野久美、土屋嘉男 ![]() 特撮映画大全集(東宝怪獣映画編 傑作選2) ・フランケンシュタインの大プールでの琵琶湖撮影風景(巨大な遊覧船のミニチュアがすごい)掲載 ・フランケンシュタインのメーキャップ写真7段階 掲載 ・大ダコの足のミニチュア(もちろん8本)掲載 ------ 監督:本多猪四郎 出演者:高島忠夫、 水野久美、 ニック・アダムス、 ピーター・マン、 土屋嘉男 収録時間:94分 レンタル開始日:2004-11-12 Story 円谷英二が特技監督を務めた東宝怪獣映画。ドイツから持ち込まれた“フランケンシュタインの心臓”が、広島に投下された原爆の影響で怪物に成長する。 (詳細はこちら) ☆ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ☆↑ランキングに参加してます。↑もし少しでも気に入っていただけましたら、1クリック投票いただけると嬉しいです。m(_ _)m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.10.25 12:08:53
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