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演劇集団キャラメルボックス恒例の、1本1時間のハーフタイムシアター。
今回は、タイムマシーンシリーズの再演とシリーズ完結編初演の2本立て。 お約束のダンスに始まって、とにかく明るくて楽しくて、 切なくて泣ける・・・ 観る人の好みはあると思いますが、キャラメルボックスの クオリティの高さは保証つきです。 芝居でも映画でもタイムマシンネタは、 もうかなりやりつくされたとは思います。 しかし、原作のおかげもあると思いますが、 SF部分に、「人を思う切なさ」の絡めかたがうまい。 そこの感動に尽きます。 SF部分では、過去に戻れる年数と、とどまれる時間に 制限があって、その間に愛する人を助けなくてはならない。 しかも、その数時間の後は、タイムスリップの反動で、 遠く未来にはじきとばされてしまうという設定がミソ。 作者が自分で作った設定なので、そこに冷めてしまうと 感情移入できないかもしれませんが。 劇団マスコットのみき丸 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 演劇集団キャラメルボックス☆ハーフタイムシアター 『ミス・ダンデライオン』 『南十字星(サザンクロス)駅で』 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2010/03/12(金) ~ 2010/04/04(日) 会場 サンシャイン劇場 出演 岡田達也, 岡田さつき, 西川浩幸 他 脚本 演出 成井豊 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ サイト http://www.caramelbox.com/stage/halftime2010/index.html ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 ■解説文章 『クロノス・ジョウンターの伝説』は、梶尾真治さんが1994年から書き続けてきた、短編小説のシリーズ。そのすべての作品に登場するのが、物質を過去へ射出する機械「クロノス・ジョウンター」。キャラメルボックスは、2005年の『クロノス』から、2006年の『あした あなた あいたい』と『ミス・ダンデライオン』を経て、2008年の『きみがいた時間 ぼくのいく時間』まで、合計4つの作品を舞台化してきた。そして、今回はシリーズ最終作の『野方耕市の軌跡』を、『南十字星(サザンクロス)駅で』というタイトルで舞台化する。同時に、シリーズ最高傑作と誉れの高い『ミス・ダンデライオン』を、4年ぶりに再演する。 ■ハーフタイムシアターとは? 気軽に観られる上演時間60分の短編演劇。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ タイムマシン「クロノス・ジョウンター」記念撮影コーナー ☆ 人気ブログランキングへ ☆↑ランキングに参加してます。↑もし少しでも気に入っていただけましたら、1クリック投票いただけると嬉しいです。m(_ _)m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.04.06 13:48:42
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