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カテゴリ:ゴジラ・東宝特撮映画
映画
『地球攻撃命令ゴジラ対ガイガン』 1972年 東宝チャンピオンまつり、新怪獣ガイガン登場! キングギドラも再登場! ゴジラもアンギラスとタッグを組んで一大決戦!! これだけで当時の子供たちは、大興奮! 低予算を他作品からの流用特撮シーン満載してボリュームアップ! 『ガイガン誕生祭』GIGAN50TH 2022.3.12(土)池袋HUMAXシネマズ 売れない漫画家、小高源吾はある非営利団体から、怪獣デザインの仕事を請け負うことになった。 その団体は、子供たちに平和を教える施設「世界子供ランド」を建設しており、その事務局を訪ねた小高は、走り去る女が落としたオープンリール・テープを拾う。 「世界子供ランド」の職員たちは、そのテープを取り戻すべく小高たちに迫ってきた。 そのテープは、宇宙怪獣達を地球に呼び寄せる信号を収録したものだった・・・。 前作対ヘドラ戦で、流血の封印を解いた東宝怪獣映画は、本作でもガイガンの手斧攻撃、カッター攻撃で、ゴジラ流血! 折からの予算不足で、ゴジラ、キングギドラ、アンギラスの着ぐるみは旧作からの流用・一部改修使用のため、痛み変形が著しい。 それでも、次作のゴジラの顔のような「くりくり目玉の可愛らしさ」がまだない、「総進撃ゴジラ」の勇ましい顔、姿がイイ。 ゴジラ対キングギドラのシーンは「地球最大の決戦」、アンギラス対キングギドラのシーンは「怪獣総進撃」のフィルムを流用。 (しかも昼間のシーンを、薄暗くして夜のシーンとして使用。) 他にも、「サンダ対ガイラ」のメーサー殺獣光線車から森に逃げるガイラのシーンもそのまま使用しています。 (ちらっとわからない程度にガイラが見えます。) 当時残っていたメーサー殺獣光線車のミニチュアも使用していますが、この作品で燃やしてしまっています。 他にも多数の特撮シーン、防衛隊の実写シーン、人々の避難シーンまで流用してます。 しかし、公開当時はビデオもなく、再上映、テレビ放映もごくまれだったため、流用シーンであっても特撮シーンが観れるだけで嬉しかったに違いありません。 新撮シーンでは、炎上コンビナートのシーンで炎を背にしたガイガンの凶悪な面構えがカッコいいこと! また、特撮大プールの広さ、水平線に改めて感激。 なお、伊福部昭の音楽も、これまでの東宝特撮映画などの音楽を再利用。(伊福部先生も、しぶしぶ了承) なかなか上手く選曲、使用されているため、違和感がありません。 特に、オープニング・タイトルがカッコイイ。(レーザー音とともにクレジットが表示されるタイミング!) ゴジラ塔からの攻撃でのたうつゴジラ~ゴジラの反撃のシーンにも流れますが、これは特撮ではなく「大阪万博・三菱未来館」の音楽とのことですが、本作にもぴったりです。 他には、ウルトラセブンのアンヌ隊員を演じた、ひし美ゆり子が出演している点は要チェックです。 子供向けの単純さを意識した映画であると同時に、予算の無い中で製作された事情も見れる作品でした。 監督:福田純 出演者:石川博、 菱見百合子、 梅田智子 収録時間:89分 レンタル開始日:2004-11-12 Story 怪獣同士のタッグマッチが楽しめる一編。子供たちに平和を訴える施設“世界子供ランド”では、地球侵略を企む宇宙人が宇宙怪獣を呼び寄せており…。 (詳細はこちら) ロビーではファイナルガイガンスーツを展示 #ゴジラ #ガイガン #ゴジラ対ガイガン お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.03.18 00:52:03
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