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公開映画レビュー『東京カウボーイ』 アメリカ映画に初主演、井浦新の人間味 カリスマ業界人役、國村準の安定感 藤谷文子の脚本と助演が光る 静かに心温まるアメリカン人情劇 2024.6.8.恵比寿ガーデンシネマ(1)
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カテゴリ:公開映画レビュー
公開映画レビュー『東京カウボーイ』
アメリカ映画に初主演、井浦新の人間味 カリスマ業界人役、國村準の安定感 藤谷文子の脚本と助演が光る 静かに心温まるアメリカン人情劇 2024.6.8.恵比寿ガーデンシネマ 日本の企業がアメリカ・モンタナの牧場を買い取り、 東京のビジネスマンが単身乗り込み四苦八苦する。 現在というよりは、まさに30年前、バブル期に考えた企画らしい。 内容は、言ってしまえば、ある程度は想像していた。 日本人が、郷に入れば郷に従い、カウボーイを理解し、コミュニケーションをとろうとする姿が認められて、次第に心を開くようになる。 仕事も数字一辺倒で、プロジェクトで扱う商品の味にすら興味を抱かない。 相手の心を理解しようともしない男が、大きく成長する。 単に異文化の「衝突」の話でもなく、「協力・調和」の面も強い。 全体的に、相手を嘲笑したり、バカにしたりしない脚本・演出がいい。 監督は、三十年前に寅さん映画で山田組を経験したことがあり、 謙虚になること、傾聴することの大切さを学んだという。 そのことも大きかったのではないかだろうか。 そして、海外作品にありがちな、日本描写の不自然さがないのも良いです。 そして、さすが今や国際派としても活躍する國村準!各国パートのスタッフは、現地チームが担当し、また、脚本・出演の藤谷文子のおかげださそうです。 (もう誰もセガールの娘であるとか、平成ガメラのミューズとか言われないクリエイターになったか。) アメリカ映画に初主演となった、井浦新の人間味、変わっていく姿がいい。 いかにもやり手のカリスマ業界プロの役、 アメリカ人相手にジョークまで繰り出して、堂々と懐に入り込む説得力が素晴らしい。 久石譲の長女で40年前の当時4歳の時「風の谷のナウシカ」の劇中歌(ナウシカ・レクイエム)を歌った歌手の麻衣の歌唱、藤谷文子作詞によるエンディング主題歌も聞きものです。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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こんばんは。
映画は面白いですね。見るのが大好きです。頑張って下さい。 (2024.06.13 21:36:11) |
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