～徒然なるままに@サウジ～

​​​前の日記に追記しようかなとも思ったんですが面倒くさいので別立てです​​

個人的にあんまり好きな媒体じゃないんですがロイターの英文記事を見つけましてね。

拘束されたのはプリンスなど数十人どころではなく、２０８人みたいです​３ケタかい！​
（と言ってもそのうち７人は無罪放免になったそうなのでまだ拘束されているのは２０１人）

サウジの司法長官によると「過去３年の調査の結果、数十年間にわたって少なくとも１０００億ドルが組織的な腐敗で横領されていた」んだそうで。

つまり、１１兆円以上

金額がすごくてちょっと想像が

この拘束劇で凍結されたサウジ国内の銀行口座は１７００口座以上あるそうです。
（これまたケタ違いだなー）

となりのアラブ首長国連邦の銀行にまで調査の手が及んでいたようで。


そして凍結された口座のお金は・・・​国が没収！

大儲けです？！​


えげつないな～やっぱ中国のマネしたんじゃ...？​

​ここまでやっちゃう​とは、汚職防止委員会と言うより汚職撲滅委員会と言った方がいいかも。


で、没収したお金でバラマキ政策を続行するんだろか（ーー；）

それにこの大量拘束（？）が経済にどんな影響を与えるのか少々気になりますね。
（いい影響があるとは思えないけれど）

サウジの場合、前フリなくいきなりやらかしてくれるから困ります


あ、でも。

一番気になるのは王族同士の内紛ですね

何も起きていないとはとても思えません

現サルマン国王が亡くなろうもんなら”ひと悶着”じゃ済まなさそうな、嫌な予感がします。

早いとこ立憲君主制にしたらいいのに（←うるさい外野発言すんません）。



＜１２日夜追記＞

サウジ人の若者にはこの拘束劇を歓迎している人もいるようですね。

詳しくはＡｌＡｒａｂｉｙａ英文記事をどうぞ

皇太子がサウジに新しい正義の時代を切り開いた、みたいな論調です。

ん゛～～（ーー；）

外国の資本を呼び込むったって、問答無用で口座を凍結されるんじゃ二の足踏むよねぇ。

でもアラブ的には”いい為政者”とみなされるんだろな、きっと。

（昔何かの本で読んだことが・・・アラブなリーダーは国の目標達成のためなら手段を選ばない、結果を出して勝利すればＯＫ、というような文章があって感覚の違いに戸惑った記憶が）


それにしてもこの記事を読んで驚きましたねぇ。

​サウジは国民の７０％が３５歳未満​なんだそうな​
（まぁそうなりますよね、一家に子供が１０人いても珍しくないので...）

​超高齢化社会でフラフラの日本と比べ、サウジはめっちゃ​若い​

ある意味うらやましかったりして



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