[選曲の一曲]の記事一覧 | ズージャな親父の徒然ジャズ日記(Jazz Diary)

中秋の名月

今日はダイアナ・クラールの演奏を堪能中　Fly me to the moon♪　月の光は、いつの間にか人を詩人に変えてしまうようだ(;'∀')

Oct 1, 2020

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ハッシャバイ

ハッシャバイ[CD] / 森山威男カルテット〜向井滋春日本人には日本人のジャズが合う。これは私の持論。もちろん、本家本元のジャズ、ブルースを否定するつもりは毛頭ないんだけれど、日本で生まれ育った人がジャズと言う音楽を自分の中に習得し、表現するわけだからアメリカのミュージシャンとは微妙な違いが出ると思う。これは例えれば、どんなに上手い外国人が歌う「演歌」も少しフィルターをかけられて聞かれてしまうというのに似てるかな？　ともあれ、このアルバム。名盤です。早世した天才、小田切一巳の硬質なテナーの音と向井滋春のトロンボーンが見事なフロントラインを作り出す。タイトル曲は何度聴いても素晴らしい。歴史に残るべき一枚。

Apr 25, 2017

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ショーターを聞け！

ベスト・オブ・ウェイン・ショーター(ブルーノート・イヤーズ19)/ウェイン・ショーター［CD］　ショーターの音楽は深遠だ。コルトレーンとは違った世界観（方向性は若干似ているかも知れないが）で音楽に取り組み、音楽を精神世界から捉えて具現化しようとしているアプローチはジャズミュージシャンの中では異色と言えるだろう。BN時代の彼の作品群はコルトレーンの路線に似通っているように思われるが、アプローチなどは全くのショーターワールド。レールのように、平行線でありながら交わらないといった感じか？　　現在のショーターはある意味「悟り」の領域で音楽を創造しているが、若き日の彼のプレイを聴いた上で最近の新作群を聞くと、その深さに驚くことだろう。ジャズを愛する人、ジャズを聞き込みたい（平易な表現だが）人は是非聞いてみるべきだろう。　お勧めはやはり「YES OR NO」だ。構成も面白いし、ついつい何度でも聞きたくなる疾走感溢れる秀作。

Feb 26, 2009

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ポール・デズモンドを聴く

疲れたときのデズモンド。素晴らしい音色。「オルフェのサンバ」は必聴。

Jun 24, 2007

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ドルフィーの遺言

天才は夭逝する。ドルフィーもコルトレーンを凌駕するプレーヤーとなったが最期はあっけなかった。　タイトルどおりのドルフィーのラストデイト。ジャズを聴く人は、この一枚をはずしてはいけない。ジャズが粗野だとか、うるさいとか、下品だとか、クラシックと違うとか（当たり前だ）、ごたごた言う前にこれを聞くべきだ。音楽のジャンルやスタイルがいかに聞き手側の勝手な判断かが分かるだろう。音楽は追求すればするほど集約されていくものだ。ジャンル分けなど無意味だと知るはずだ。

Aug 19, 2006

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ピテカン

ミンガスのこのアルバムを皆「ピテカン」と呼ぶ。日本でのアルバム名は「直立猿人」だが、ミュージシャンをはじめ、少しでもジャズを聴いている人なら、まず「ピテカン」で終わりだ。　自分が学生当時、この曲は譜読みだけでも「？？？」の連続だった。が、今では学生バンドの練習曲にもならないとか・・・技術の進歩か？・・・心はどうだ？

Aug 18, 2006

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ポートレイト・イン・ジャズ

一年のうちに一度は無性に聞きたくなってしまうアルバムのひとつ。このアルバムが聞きたくなるときは知的な調子が上向きの時だラファロのベースはいつ聞いても素晴らしい。彼のベースラインは現代の全てのベーシストに影響を与えていると思う。ベースをベースでなくした張本人参加の一枚

Aug 17, 2006

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共演盤

　フィル・ウッズものをもう一枚。　ウッズがジーン・クイルと共演しているアルバム。後にウッズは弟子（だかどうかは別として）のリッチー・コールとアルトマッドネスとしての共演盤を出しているが、中身の濃さでは、こちらに軍配が上がる。「スクラップル・フロム・ジ・アップル」のバトルは何度聞いても聞きほれる。

Aug 11, 2006

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ウッド・ロア/フィル・ウッズ

フィル・ウッズのアルトは素晴らしく鳴っている。ジャズ以外のジャンルが好きな人でも、ウッズのアルトを聴いた人は多いだろう。ともかく楽器を鳴らしきって、それでいて美しい音、ツヤのある音を出せる人は世界でも、そう沢山はいない。リズムマシーン以前のフィルが私は好きだ。

Aug 9, 2006

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ビートでジャンプ

ジム・ホールのお気に入りの一枚(^-^)ソロ・パフォーマンスが取り上げられる機会が多いジム・ホールだが、このアルバムを聞くとご機嫌になれる(^-^)隠れた名盤。

Nov 30, 2005

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イパネマ

ゲッツ渾身の一枚。でも、リラックス(^-^)このギャップがいいね(^-^)鼻歌のようにサックスを吹くなんて、出来そうで出来ないよ（どうかやってみて頂戴）　ジャムセッションなどでも取り上げられる曲だが、意外と難曲(^-^;サビの部分を素敵に歌い上げる演奏を聴いたことが無い。　勿論、お手本は、このアルバム。

Nov 29, 2005

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マイ・ロマンス

　正直、デビュー当時の小林　桂の売り出し方が好きではなかった。実力のある人を実力のあるように売る。ありのままでいいはずなのに、なんだかアイドル的な扱いをしようとしているように見えて、いい気分がしなかった。　そんな彼の幻のデビュー盤からの一曲。　マイロマンスを選ぶところが既に大器。先が楽しみだ(^-^)

Nov 28, 2005

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You'd be so nice to come home to

言わずと知れたスタンダード。ペッパーは本当に軽やかにアルトを吹く。バリバリ吹きまくるパーカーも好きだが、ペッパーやリー・コニッツも私は好きだ。　特にペッパーは当時３枚組で発売されていたヴィレッジ・バンガードでのライブ盤がお気に入りだった（そう言えば暫くＣＤで発売されていないような気がする・・・）。70年代の作品を聴いてから、少し遡って50年代のペッパーを聞き始めたときに見つけたアルバムがこれ。　この曲の名演と言えばヘレン・メリルのアルバムが浮かぶが、私はペッパーの演奏をお勧めする。是非お聞きあれ。

Nov 19, 2005

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ビッチェズ・ブリュー

　前代未聞、空前絶後の名盤と言われているが、私には様々な思いと感想がある。かいつまんで言えば、「よーわからん(>o

Nov 11, 2005

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ウン・ポコ(^-^;

　パウエル派といわれるピアニストは意外と少ない。それは彼が天才たる所以。名前は笑えるが（ウン・ポコ・ローコなんて素人が聞いたら隠語の羅列かと思うよね）、名演。好調不調の波が常人では考えられないほど大きいので、よほどのマニアか、くじ運の強い人でなければ、名前だけにつられてアルバムを買うのは勇気がいる(^-^;　　当たれば貴方は桃源郷。はずれたら・・・

Oct 28, 2005

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ブレイキーと言えば

　名盤。　ブルーノートと言えば「モーニン」だが（断言）、ジャケットの秀逸さではこちらの勝ち(^-^)　タイトル曲を推薦すると思うのは、ちょっと違う(^-^;　やっぱり「ソー・タイアード」でしょ。曲全体の疾走感が最高(^o^)/

Oct 24, 2005

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枯葉　ｂｙ　サラ・ヴォーン

　最近、存在感で圧倒するようなボーカリストが少なくなった。パフォーマンスで我々を楽しませてくれるボーカリストは沢山居るが（それはそれで嬉しいが）、「ファーストレディー」エラフィッツ・ジェラルドやビリー・ホリデー。そして彼女、サラ・ヴォーンのような歌手の後継者はまだのような気がする。　で、この一曲「枯葉」はお勧め。

Oct 22, 2005

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ＳＬＯＷ　MOVE

　私達の世代には欠かせないバンド「プリズム」。エレキギターのＣＭ（GRECOだったかなぁ？）で和田アキラが正確無比とも言えるソロを聞かせた、あの頃・・・ギター少年達（私の友人達）はこぞって和田アキラのコピーをしていた。勿論、海外のいろいろなギタリストも上がってはいたけれど、私は和田アキラのギターが好きだった(^-^)　そのプリズムのライブアルバム（２枚組）の中でサックスが入っている曲がこの「SLOW MOVE」　高校の卒業記念に仲間たちで町の会館を借り切り、一枚５００円のチケットを売りまくってライブをした。その時に演奏した曲でもある。　久しぶりにやってみたいなぁ・・・

Oct 19, 2005

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Left Alone

　マル・ウォルドロンの傑作。某Ｋ映画「キャバレー」の挿入歌として使われたことがあるので、メロディーを聞かれた方も多いはず。　映画の内容は原作とは程遠い「凄まじい出来栄え」だったが、サウンドトラックはリバーブがかかりすぎていたが出来としては良かったと思う。（ヌーベルヴァーグを意識していた？）歌は当時売り出し中のマリーンが歌っていた。　気を取り直して原曲へ　マルは晩年のビリー・ホリディの伴奏者としてピアノを弾いていた人。彼のビリーへの想いが結実した一曲が人々の心に響かない訳が無い。メロディーを取っているジャッキー・マクリーンのアルトが胸に突き刺さる。なんと静かで沁みるバラードなのでしょう。その後、本人によって何度も再演されているが、この時の様な空気は、ついに作れなかったと思う。　男の慟哭・・・一聴の価値アリ。

Oct 7, 2005

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アランフェス協奏曲

　近年、チック・コリアの名曲「スペイン」が、よく演奏されるが、そのアレンジの中で冒頭に使われるのがこの曲。もちろん、原曲はロドリーゴの作曲したクラシックの名曲なのだが、マイルスが取り上げてからと言うものジャズの演奏での知名度の方が高いかもしれない。　ともかく全編に渡って一分のスキもないアレンジ。さすがはギル・エバンス。現代のアレンジャーの中にはギルを軽んじる発言をする人もいるようだが、中国で言う「井戸を掘った人」の恩、功績を忘れてはいけない。音の使い方、楽器の使い方の基本は、このアルバムがお手本となっている。　最後の一音が消えるまで、気を抜いてはいけない(^-^;

Oct 5, 2005

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ラバカン

　天才ブラウニー（クリフォード・ブラウン）との共演盤からの一曲。セッションやリハーサルの時など、ついつい略して「次はラバカンねぇ」などと言ってしまうが邦題は「恋人よ我に帰れ」原題は「Lover come back to me」スタンダード中のスタンダード。　ダイナ・ワシントン。この方の声、好きですねぇ(^-^)　ジャズは個性と言うけれど、歴史に名を残したヴォーカリストは、最初の一音（一声）で誰だかわかるもの。ヘレン・メリルしかり、エラフィッツ・ジェラルドしかり、サラ・ヴォーンしかり・・・日本ではケイコ・リーやアヤドさんなども、その代表かなと思う。　彼女自身も短い生涯を走りぬけた人だが、ブラウニーとの共演で、その真価を思う存分発揮している。　ともかくドシャメシャにスインギーーーー！(^-^)一部歌詞を変えて「Lover come on back to me」とか歌ってるし、とにかく楽しい。で、中間部のブラウニーのソロは、まるで書き譜のような完璧なソロ(^-^;凄すぎ！歌伴で悩んでいるペット吹きの皆さんは完コピすべし。きっと明日が見えてくるはず。

Oct 4, 2005

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アルフィーのテーマ

　同名の映画のサントラ盤からの一曲。ロリンズと言えば「サキコロ（サキソフォーン・コロッサス）」が一番に上げられるが、私はこの曲の為にアルバムを買いました(^-^)　オリバー・ネルソンのアレンジはホント「ブルーーーーー！」と言う感じ(^-^)なんであんなにジャズなの？というくらい雰囲気が出ている。　ロリンズもいいが、その時の仲間の凄いこと！トロンボーンは「神様」J.J.ジョンソンだし、アルトは「ジャズマシーン」フィル・ウッズ。で、ギターは「ミスター・ブルース」ケニー・バレルとくれば何をか言わんやだ(^-^)　ゴージャスこの上ないアルバムだ。是非聞いてみてほしい一枚(^-^)

Oct 3, 2005

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ロンリーストリート

　学生ビッグ・バンドの経験がある人なら、このアルバムの中から必ず一曲は演奏をしているはず(^-^)それくらい、ビッグ・バンド・ジャズのアルバムの中ではバイブル的な存在の一枚。吹奏楽におけるスーザのマーチ集みたいなものかな？サミー・ネスティコのアレンジは最高！　私の場合、中学校の時に大学生と一緒に演奏させてもらったのが「Fun Time」「Basie Straight Ahead」等だった。「マジック・フレア」の火を吐くような熱演も好きだが、アルトのマーシャル・ロイヤルをフューチャーしたナンバー「ロンリーストリート」は大好きな一曲(^-^)　当時、エリントン・バンドのジョニー・ホッジスと人気を二分していた実力者。他にも多くのビッグ・バンドが存在したが彼ら二人は別格だった。　今はどちらも好きな私だが、学生の頃はロイヤルのほうが好きだった(^-^)彼の太く逞しく、そして色っぽい音色を堪能されたし！

Sep 28, 2005

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