こんにちは! 久しぶりに「雨の日の済州旅行」お届けします~
雨の日が結構多い済州。
春のワラビ採りの季節には「ワラビ梅雨」、夏が始まる前には1カ月ほど本格的な梅雨の時期が続きます。
夏が終わるころから秋にかけては台風の影響で大雨が降ることも^^;
今年は夏のはじめから雨がたくさん降ったからか秋になったこのごろはよいお天気が続いている済州です!
最近天気はいいんですが、まさかの雨になった場合に備えて室内観光地をご紹介しておきますね^^
というわけで、済州の歴史と文化の殿堂の役目を担う、済州の歴史と文化遺産を展示&保存&研究している歴史博物館「国立済州博物館」に行って来ました。
それでは、行ってみましょう~
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国立済州博物館は済州特別自治道日走東路にあります。
済州国際空港からだと100番バス、
車の場合はナビゲーションの住所検索で検索してみてくださいね。
住所:済州特別自治道済州市日走東路17 電話番号:064-720-8000
■観覧時間:午前9時~午後6時■観覧料:無料!
(毎週月曜日、1月1日休館)
国立済州博物館には済州固有の文化を体系的に見ることができる6つの展示室と毎年多様なテーマの特別展を開催している常設展示室があります。
人気の博物館なのですでに展示室入口からちょっとした人だかりが。
展示内容も充実している上に無料とはありがたいですよね!
<神秘の島、済州の誕生と人の定着>
先史室展示館では火山島済州の誕生~済州人の定着過程~耽羅国が誕生する前までの文化発展していく姿が見られます。
隆起文土器、磨製石器、有孔土器など各種多様な史料が展示されていて、その時代の暮らしぶりを詳しく見ることができます。
三陽洞遺跡は青銅器-初期鉄時代の遺跡です。
遺跡を模型で表現。
村が丸ごとここに再現されています。本当によくできてますよね!
済州島先史文化をよく表した人形。本物の人みたいでちょっとびっくり^^;
むかし学生のときに以来久々に来たんですが…その頃よりわかりやすく工夫して展示されてます。
子供たちの教育のためにもなるし家族で来るのも楽しいでしょうね。
今から2000年前、済州の人たちは、人が死ぬと大きな瓶に亡骸や骨を入れて埋めたと言います。
このような墓を「ドックムドム(甕棺墓)」と呼ぶのですが、このドックムドムは今まで発見されたもののうち済州地域で最も古い時期に作られたものだそうです。
なんだか不思議な気持ちになりますよね。
雨の日にゆったりと博物館や美術館を巡るのもいいものです。
歴史に思いを馳せたりして…
こちらは済州固有の文化が完成された耽羅の成立と発展がテーマの耽羅室!
済州だけの独特な文化が完成し花咲いた耽羅時代。
クワ、 高内里式土器、各種鉄器などから耽羅国の多様な文化を知ることができます。
こちらの方は土器を食い入るように見てますね。
耽羅時代文化の魅力にすっかり夢中。
私が一番興味を持った耽羅巡歴図室!
300年前の済州の様子がそっくりそのまま記録された耽羅巡歴図で朝鮮時代の済州の人々の生活を知ることができます。
情報検索コーナーでは、耽羅巡歴図についてさらに詳しく見ることができます。
観覧客の目線に合わせたわかりやすい展示を心がけているなという印象をうけました。
学生さんたち、済州の歴史と文化遺産に好奇心いっぱいになようで熱心に話しを聞くいていました。えらいですね~
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見ごたえのある国立済州博物館。
みなさんも国立済州博物館で済州の歴史と文化の香りを感じてみてください!
それでは、雨の日も楽しい済州旅行を~:)